YouTubeなどで見かけるハイクオリティなアバターの作り方が分かる! 初の本格的な入門書 -VRoid Studioの表現を広げる 3Dアバターメイキング講座
Post on:2024年9月27日
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VRoid Studioとは、ピクシブ株式会社による無料の3Dアバター作成ソフトです。イラストを描くように3Dモデルが作れ、Windows版とmacOS版があり、VRoid Studioから無料でダウンロードができます。
そんなVRoid Studioの初の本格的な入門書を紹介します。上達すると、Vtuberや企業案件レベルのハイクオリティなアバターも作成できるようになります。
著者のLUCAS氏はアバター制作実績200体以上で、キャラクターデザインをいかした3Dモデルや絵柄をそのまま活かした3Dモデルを作るテクニックをVRoid Studio初心者向けに解説したのが本書です。
イラストを3Dキャラにしてみたい人、VRoid Studioを使ったみたけどデフォルトから卒業できない人、3Dのモデリングに興味がある人に特にお勧めします。
Kindle版も同時発売されています!
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。
本書は3Dアバター作成ソフト「VRoid Studio」の初心者向け解説書。VRoid Studioを初めて使う人のために基本操作をはじめ、最終的にはVRoid 3Dモデルを自分の理想に近づけるための中級者向けテクニックまでがしっかり解説されています。
サポートサイトでは本書で使用しているアバターのイラストやデータがダウンロードでき、メイキング動画もあるので本書の解説と一緒に見ることをお勧めします。
第1章は、VRoid Studioのセットアップ。VRoid Studioから無料でダウンロードができ、Windows版とmacOS版のインストーラー、Steam版、iPad版が利用できます。iPad版は、タッチジェスチャー対応です。
第2章はさっそくアバターの顔を作成します。本書を読んで、私もVRoid Studioが気になったので、ダウンロードしてみました。かなりの数のデフォルトが用意されており、最初はその中から選んで、カスタマイズしていくって感じです。
たとえば、目だと「目の縦幅」「目の高さ」「目の距離」「目頭の高さ」「目頭の湾曲」「目尻の高さ」など多岐に渡るパラメータがあり、微調整も簡単にできます。もちろん、瞳の色をグラデーションにしたり、ぼかしを入れたり、ハイライトを入れたり、白目部分を描くなどもできます。
目が完成したら、目元の陰影と描き込みです。ソフトブラシで目頭を塗ったり、ソフトブラシで頬にチークを入れたりします。眉毛、鼻、口、耳なども同様に描いていきます。
顔のパーツが揃ったら、3Dアバターなので、表情が必要です。喜怒哀楽はもちろん、言葉を話す時の口の動きもパラメータで作成できます。口の動きなどは男性パラメータと女性パラメータで口の形に差があります。
第3章は、アバターの体と服を作ります。VRoid Studioには洋服などもデフォルトで用意されており、もちろんデフォルトの使い方も解説されていますが、オリジナルの服をラフから描いて作成する手順も解説されています。
服やアクセサリーなど質感を表現することもできます。元となるイラストはクリスタで作成することになりますが、VRoid Studio上でテクスチャをトーン化したり、体の形に合わせたり、文字入れなどもできます。
第4章は、髪。髪型も男性用と女性用のデフォルトがかなりの数用意されていますが、もちろん手描きの髪にすることもできます。3Dのアバターなので、髪には動きや揺れ用にボーン(髪の関節みたいなもの)をいれます。
アクセサリー類も自由に加えることができます。リボンやピアスをはじめ、ネコ耳、うさ耳、メガネ、帽子、レース、チェーン、羽根などが本書で解説されています。
第6章はいよいよカスタマイズ、3Dアバターの表情を動かしたり、アニメーションでポーズを取らせたり、背景を加えたり、さまざまな動きをさせることができます。
最後の第7章は、アバターとして完成させます。Webカメラなどで自分の表情や動きを追跡させ、それと同じ表情と動作でアバターを動かします。トラッキングソフトは別に用意する必要があり、無料のものから7,000円くらいのものまでたくさんあります。
VRoid Studioの表現を広げる 3Dアバターメイキング講座の目次
VRoid Studioの表現を広げる 3Dアバターメイキング講座の目次
VRoid Studioの表現を広げる 3Dアバターメイキング講座の目次
VRoid Studioなかなか面白そうです! デフォルトもかなりの数が用意されており、最初はデフォルトをカスタマイズして、慣れてきたらオリジナルのイラストから3Dアバターを作成するといった感じがよいと思います。著者のサイトLUCASの存在 officialでは著者が作成したたくさんの3Dアバターを楽しめます。
献本の御礼
最後に、献本いただいた技術評論社の担当者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
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