Googleのアルゴリズムにおける検索順位に影響を与える200+個の要因のまとめ

Googleの検索のアルゴリズムにおける検索結果の順位に影響を与える200+個の要因、コンプリートリストを紹介します。

量が多く翻訳するのに一週間かかりましたが、興味深いことが多々あり、とても面白かったです。

サイトのキャプチャ

Google's 200 Ranking Factors: The Complete List

下記は各ポイントを意訳したものです。
※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様に許可を得て翻訳しています。
毎日のように海外のまとめ記事を無断転載してアクセスを稼いでいるあのブログの注意喚起を海外のブロガーから聞きます。問い合わせや削除依頼しても対応無しっていうから、たちが悪い。

このコンプリートリストのいくつかは既に実証されたものであり、いくつかは現在も論争の的、それ以外はSEOの人たちの単なる推測だそうです。

ドメインによる要因

1. ドメインエイジ

そのドメインが取得されてからの日数(年齢)は、それほど重要ではありません。取得してから6ヵ月のドメインと1年のドメインでの違いは本当にそれほど大きくありません。
参考:Google Webmasters Video

2. キーワードを使ったドメイン

トップレベルのドメインにキーワードを使った場合、検索結果への直接的な後押しはありません。しかし、関連性のシグナルを与える効果があります。検索結果ではドメインにあるキーワードは太字で表示されています。

3. キーワードではじまるドメイン

Search Engine Ranking Factorsでパネリスト達は、ターゲットとなるキーワードで始まるドメインが、キーワードをもってないドメインや端や中央に含むドメインに対して優位であることに同意しました。

例:keywordABC.com

4. ドメインの登録期間の長さ

正当な(貴重な)ドメインは多くの場合、数年に渡り支払われ続けます。しかし不法なドメインはめったに1年以上使われることがありません。登録期間の長さは、ドメインの正当性を予測する要因になります。
参考:Search Engine Journal

5. サブドメインのキーワード

Mozのパネリスト達は、サブドメインに使われているキーワードがランクを支援するということに同意しました。

例:keyword.ABC.com

6. ドメインの履歴

所有権(whoisによる)が変わりやすいドメインは、ドメインを指し示しているリンクを否定して、履歴がリセットされるかもしれません。

7. キーワードと完全に一致したドメイン(EMD)

EMDとはExtra Match Domainの頭文字で、ドメインが検索キーワードと完全に一致していることをいいます。2012年に行われたEMD updateで、検索キーワードと完全に一致するドメインを検索結果で上位に表示しないようペナルティを与えました。内容が充実した高品質なサイトであるならEMDの影響はありませんが、内容が乏しく低品質のサイトではEMDにより検索結果に影響を与えます。

例:keyword.com

8. Whois情報はパブリックかプライベートか

プライベートなWhoisの情報は隠すべきかもしれません。しかし隠すのに妥当な必要がないのであれば、Whois情報は隠さないほうがよいでしょう。Google WebmasterのMatt Cuttsは良くないことであると言っています。
参考:Search Engine Journal

9. Whoisでの所有者に対するペナルティ

Googleが特定の人がスパマーであると判断した場合、それはその人が所有する他のサイトを綿密に調査することを意味します。

10. 国別コードのトップレベルドメイン

「.jp, .cn, .ca」など、国別コードのトップレベルドメインはその国の検索結果ではランクの助けになりますが、世界規模で見た場合にはランクを制限します。
参考:Visibility Magazine

ページレベルによる要因

11. キーワードをtitleタグに含める

Webページで一番大切なものはそのページのコンテンツで、2番目がtitleタグです。titleタグにキーワードを含めることはSEOに強いシグナルを与えることになります。

12. titleタグの前方にキーワードを

titleタグをキーワードで始めたものは、キーワードがより後方にあるものに比べてより良く機能する傾向があります。
参考:Moz

13. Descriptionにキーワードを

もう一つのシグナルとして、今は特に重要ではありませんが、確かに効果はあります。

14. h1タグにキーワードを

h1タグはGoogleに強いシグナルをおくるもので、「2番目のtitleタグ」とも言えます。
参考:Chris Butterworth

15. ドキュメント内にキーワードを

コンテンツのドキュメント内にキーワードが含まれようにすることは、シグナルになります。

16. コンテンツの量

コンテンツの量はより短いものより、長いものの方が好まれます。
参考:serpIQ

17. キーワードの密度

かつてそうであったほど重要ではありませんが、GoogleがWebページのトピックを決定するために使う何かです。

18. コンテンツに関連したキーワード(LSI)

LSIはLatent Semantic Indexingの頭文字で、コンテンツに潜在的に関連したキーワードのことです。使用している言葉からその意味を抽出し、コンテンツの品質を判定するシグナルの役割を果たしています。

19. titleタグにLSIのキーワードを

Webページのコンテンツと同様に、tileタグやmetaタグのDescriptionに使われたLSIのキーワードはGoogleが同義語を見つけるのを助けます。これもまた関連性のシグナルの役割を果たしているかもしれません。

20. HTMLによるページのロード時間

GoogleとBingの両方で、ページのロード時間を検索結果の順位要因として使います。検索エンジンのスパイダーがページのコードとファイルサイズに基づいてかなり正確にサイトのスピードを見積もることができます。
参考:Goole Webmaster Central blogSearch Engine News

21. 重複したコンテンツ

同じコンテンツ(少しだけ修正されたものも)が同じサイト上にある時、サイトのサーチエンジンにネガティブな影響を与えます。

22. rel=canonical

このタグが適切に使われている時、Googleがページを重複したコンテンツであるとみなすのを阻止するかもしれません。

23. Chromeによるページロードのスピード

Googleはページのロード時間、サーバーのスピード、CDNの使用法、他のHTML関連ではないサイトのスピードに影響を与えるシグナルを得るためにChromeを使うかもしれません。

24. 画像の最適化

ページに配置した画像はそのファイル名、オルトのテキスト、タイトル、説明文、キャプションなどサーチエンジンに重要な関連性のシグナルを送ります。

25. コンテンツのアップデートの最近性

2010年のカフェインアップデートでは検索時点にあわせたタイムリーな検索結果を表示するために、コンテンツがアップデートされた最近性を重要視するようになりました。検索結果ページにもそのページの最終更新日を表示します。
参考:Google Blog

26. アップデートしたコンテンツの規模

編集や変更などのアップデートをしたコンテンツは同様にフレッシュな要因となります。セクションを付け加えたり、削除したりといったことも重要なアップデートに含まれます。

27. アップデートの履歴

ページは長期間にどのくらいの頻度で更新されていますか? 毎日?週一?5年? ページの更新頻度も同様にフレッシュさにおける役割を果たします。

28. キーワードの突出度

キーワードがページの内容の最初の100語で現れるようにすることは、関連性の重要なシグナルになります。

29. h2, h3タグにキーワードを

h2やh3といった小見出しにあるキーワードは弱いながらも関連性のシグナルになります。

30. キーワードの語順

ページの内容でキーワードのマッチ検索を行った場合、同じキーワードがより良くランクされるでしょう。例えば「ネコのひげを剃るテクニック」と検索した場合、「ネコのひげを剃るテクニック」が「テクニック -ネコのひげを剃るための」より良くランクされます。
参考:Backlinko

31. 外向きのリンクのクオリティ

多くのSEOの人たちが外向きのリンクがGoogleに信頼のシグナルを送るものであると考えています。

32. 外向きのリンクのテーマ

サーチエンジンはあなたがリンクするページのコンテンツを関連性のシグナルとして使っているかもしれません。例えば、映画関連のページにリンクする車関係のページをGoogleは自動車ではなく、車の映画についてと思うかもしれません。
参考:Moz

33. 正しい文法とつづり

正しい文法とつづりはそのコンテンツのクオリティのシグナルとなります。
参考:Google forums

34. 類似したコンテンツ

そのコンテンツはオリジナルですか? もしそれが他のページからコピーしたものであるなら、それはオリジナルとしてインデックスされず、補足インデックスとして扱われるでしょう。

35. 役立つ補足コンテンツ

下記のガイドラインによると、補足コンテンツはページのクオリティの指標となり、またGoogleのランキングにも影響があるでしょう。
参考:Google Rater Guidelines

36. 外向きのリンクの数

外向きのリンクがあまりにも多いと自身のページランクを漏らすことになるかもしれません。

37. マルチメディアコンテンツ

画像や動画などのマルチメディアは、コンテンツの品質のシグナルの役割を果たすかもしれません。

38. 内向きのリンクの数

自サイトへの内向きのリンクの数は、サイトにおいて他のページと比較してその重要性を示します。

39. 内向きのリンクの品質

ドメイン上の正式なページからの内向きのリンクは、ページランクの低いページより強い影響を持っています。

40. リンク切れ

ページにあまりにも多くのリンク切れがある場合、それは無視されるか捨てられたサイトのサインになるかもしれません。

41. リーディングのレベル

GoogleはWebページのリーディングのレベルを見ていることは間違いないでしょう。しかしその情報を元に何を行っているかは不明です。ページランクに影響を与えるという噂もありますが、サイトの質の要因であるというのが本命です。
参考:Linchpin SEO

42. アフィリエイトのリンク

アフィリエイトのリンクはおそらくあなたのランキングにはダメージを与えないでしょう。しかしアフィリエイトの数が多いと、Googleのアルゴリズムはただのアフィリエイトサイトではないことを確認するために他の品質のシグナルにより注意を払うかもしれません。

43. HTMLのエラー

W3C validationなどによるHTMLのエラーやいい加減なコーディングは質の低いサイトのサインになりえます。多くのSEOの人はこれは弱い品質のシグナルであると考えています。

44. ドメインのオーソリティ

オーソリティとは誰もが認める権威(認知度が高い)をもっていることで、ドメインやページに対してオーソリティが与えらます。このオーソリティはすべての条件が同じだとすると、高い方がランキングも良くなります。

45. ページのページランク

これは関連づけらませんでした。しかし一般的にページランクの高いページが低いページより良くランクされる傾向があります。

46. URLの長さ

過度に長いURLは検索の視野に害を与えます。
参考:Search Engine Journal

47. URLのパス

ホームページにより近い、短いパスのページほど、わずかな後押しを得るかもしれません。

48. 人の手による編集

これは確認されていませんが、Googleが人の手による編集が影響を与えることを可能するシステムの特許を取得しています。
参考:Googleの特許

49. ページのカテゴリ

ページが現れるカテゴリは、関連性のシグナルです。密接に関係したカテゴリにあるページは、無関係のカテゴリにあるページと比較して関連性の後押しを得ます。

50. WordPressのタグ

タグはWordPressに特定された関連性のシグナルです。
参考:Yoast

51. URLに含まれたキーワード

もう一つの重要な関連性のシグナルです。

52. URLの文字列

URLの文字列におけるカテゴリはGoogleによって読まれて、ページが何についてであるかのテーマのシグナルになるかもしれません。

53. 参照とソース

研究論文のように、参照とソースを引き合いに出すことは品質のサインであるかもしれません。

54. ビュレットやナンバーのリスト

ビュレットやナンバーがつけられたリストはユーザフレンドリーで、コンテンツを理解するのを手伝います。Googleもこのことには同意しており、コンテンツをリストで見る方を好むかもしれません。

55. サイトマップのページのプライオリティ

sitemap.xmlによって与えられるページのプライオリティはランキングに影響を与えるかもしれません。

56. あまりに多くの外向きのリンク

多くのリンクがあることは、コンテンツから気をそらせることになるので、前述の通りクオリティに影響を与えます。

57. 他のキーワードの量

いくつかの他のキーワードのためにページがランク付けされるなら、Googleは品質のサインを与えるかもしれません。

58. ページの年齢

Googleはフレッシュな内容のページを好みますが、古いページでも定期的に更新されていれば新しいページを凌ぐかもしれません。

59. ユーザフレンドリーなレイアウト

Google Quality Guidelinesによると、質の高いページのレイアウトは主要な内容がすぐに分かるようになっていると言っています。

60. パークドメイン

パークドメインとはコンテンツがないドメインを保持しているだけのもので、2011年のGoogleのアップデートでパークドメインの検索を減少させました。
参考:Google Inside Search

61. 有益なコンテンツ

Googleは品質と有益なコンテンツを区別するかもしれません。
参考:Search Engine Round Table

サイトレベルによる要因

62. コンテンツが提供するバリューとユニークなインサイト

Googleは新しいや有益なものをもたらさないサイト、特にアフィリエイトのようなサイトを捜索中であると述べています。
参考:Webmaster Tools

63. 問い合わせページ

前述の「Google Quality Document」では、問い合わせページの情報に適切な量があるサイトを好むと述べています。もしその情報がWhoisの情報と一致するなら、ボーナスがあると思われます。

64. ドメイントラスト・トラストランク

サイトの信頼性は、あなたのサイトが信頼されているサイトからいくつリンクされているかが重要な要因となります。
参考:Backlinko

65. サイトのアーキテクチャ

十分に設計されたサイトのアーキテクチャ(特にサイロ構造)はGoogleがテーマとしてあなたのコンテンツを整理するのに役立ちます。

66. サイトのアップデート

サイトがどのくらいの頻度で更新されているか、特に新しいコンテンツがサイトに加えられているか、はサイト規模の新しいファクターです。

67. 多くのページ

サイトが持っているページの数は権限の弱いサインです。しかし、そのサイトがアフィリエイトサイトから区別するのに役立ちます。

68. サイトマップの存在

サイトマップはサーチエンジンがより簡単に、より徹底的にあなたのページにインデックスをつけるのに役立ちます。

69. サイトのアップタイム

サイトのメンテナンスやサーバーの問題で多くの故障時間がある場合は、ランクを傷つけるかもしれません。

70. サーバーの場所

サーバーの場所が地理的に異なる範囲の時、あなたのサイトがどこにランクされるかに影響を与えるかもしれません。特に地理を使った検索時(東京 カフェなど)は重要です。

71. SSL証明書(Eコマースサイト)

GoogleがSSL証明書にインデックスをつけることを確認しました。SSL証明書で優先的にEコマースサイトのランク付けを行うことは当然です。

72. 利用規約とプライバシーページ

これら2つのページを持っているということは、サイトがインターネットで信頼できるメンバーであるとGoogleに言えることになるでしょう。

73. オンサイトでの重複したメタ情報

あなたのサイト上に渡った重複したメタ情報は、全ページの検索の視野を下降させるかもしれません。

74. パンくずナビゲーション

パンくずはユーザーが、そして検索エンジンがサイトのどこにいるか知るのに役立つユーザフレンドリーなサイトのアーキテクチャのスタイルです。これはランクの要因であるかもしれないことをはっきりと示されています。
参考:Search Engine JournalEthical SEO Consulting

75. モバイルへの最適化

スマホやタブレットなどのモバイルに対するGoogleの公式のスタンスは、レスポンシブです。レスポンシブにつくられたサイトはモバイルからの検索で利益がありそうです。

76. YouTube

YouTubeの動画は、(おそらくGoogleがそれを所有しているから)優遇を与えられていることに疑いがありません。実際にYouTubeのトラフィックがパンダアップデート後に際立って増加していました。
参考:Search Engine Land

77. サイトのユーザビリティ

ページを使ったり移動することが難しいサイトは、見られたページとバウンスレートで判別することができます。これは極めて大量のユーザーデータから収集された独自のアルゴリズムの要因かもしれません。

78. Google AnalyticsやWebmaster Toolsの使用

Googleが提供するこの2つのツールをサイトに利用することは、あなたのページがインデックスをつけることを改善できると考えます。Googleで使用すべきデータを与えることで、直接ランクに影響を与えるかもしれません。
参考:Backlinko

79. ユーザーレビューとサイトの評判

Yelp.comのようなレビューサイト上のサイトはアルゴリズムで重要な役割を果たしています。Googleはユーザーレビューについてのアプローチをポストしています。
参考:Google Blog

バックリンクによる要因

80. ドメインエイジの被リンク

取得してから年数が経っている古いドメインからのリンクは、新しいドメインより影響があるかもしれません。

81. ルートドメインの被リンク

ルートドメインからのリファラーの数はGoogleのアルゴリズムで最も重要視される要因の一つです。
参考:Moz

82. CクラスIP分散からのリンク

CクラスIP分散のアドレスからのリンクが、あなたにリンクしているサイトのより広い幅を示唆します。

83. 被リンクページからのリンク

たとえ同じドメインからであっても、ページがリンクされる合計の数はランキングのファクターです。

84. 画像リンクのオルト

オルトのテキストは、画像におけるアンカーテキストと言えます。

85. .eduや.govからのリンク

Matt Cuttsはtldがサイトの重要性の要因にならないと述べています。しかし、SEOの人たちは.eduや.govが特別である考えは変わりません。
参考:Google Webmasters Video

86. リンクページのページランク

被リンクページのページランクは極めて重要なランクの要因です。

87. 被リンクのドメインのオーソリティ

被リンクのドメインのオーソリティはリンクの重要性で独立した役割を果たしているかもしれません。例えばPR3の被リンクをもったPR2のページは、PR8の.eduの被リンクをもったPR2のページより価値が少ないかもしれません。

88. 競合からのリンク

同じ検索結果ページに表示される他のページからのリンクは、特定のキーワードにおいて貴重かもしれません。

89. ソーシャルでのシェア

ソーシャルサービスのシェアによるリンクは影響を与えるかもしれません。

90. 悪しき隣人からのリンク

Googleからペナルティを受けているなどの悪しき隣人からのリンクは、サイトにダメージを与えるかもしれません。
参考:Serch Engine Watch

91. ゲストポスト

ゲストのポストからのリンクは同じページにある文脈状のリンクほど貴重ではないかもしれません。
参考:Backlinko

92. ホームページドメインへのリンク

ホームページへのリンクがサイトを評価することにおいて特別な重要性を果たすかもしれません。

93. nofollowのリンク

これはSEOで最も論争の的になっているトピックの一つです。Googleの公式によると「一般的に、nofollowのリンクは追いません」とあり、これは少なくとも特定の例外があることを示唆します。nofollowのリンクは不自然なリンクのプロフィールを示すのかもしれません。
参考:Google Webmasters

94. リンクタイプの多様性

不自然に単一のソース(特定のフォーラムやブログなど)からリンクが来ることはスパムのサインかもしれません。また、多様なソースからリンクが来るのは、リンクのプロフィールが自然であるサインです。

95. スポンサーのリンク

スポンサーやパートナーといった言葉に結びつけられたリンクは値を減少させるかもしれません。

96. 文脈上のリンク

ページのコンテンツ内に埋め込まれたリンクは空白のページのリンクより強力であると考えられます。
参考:Backlinko

97. 過度の301リダイレクト

301リダイレクトから来ているリンクは効果をいくらか薄めます。
参考:Webmaster Help Video

98. アンカーテキストのバックリンク

アンカーはしばしばWebページの的確な描写を提供するという考えの元、Googleの独創的なアルゴリズムは設計されています。最近は確かにアンカーテキストはそれほど重要ではありません、むしろスパムのシグナルでさえあります。しかし、まだ強い関連性のシグナルを送っています。
参考:セルゲイ・ブリンとラリー・ページの共著論文

99. 内部リンクのアンカーテキスト

内部リンクのアンカーテキストはもう一つの関連性のシグナルですが、バックリンクのアンカーテキストと重みがおそらく異なります。

100. リンクのtitle属性

リンクのtitle属性は弱い関連性のシグナルを示します。

101. 国別TLDのドメイン

国別のトップレベルのドメイン(.co.jp, .de, .cnなど)からリンクを得ることは、その国でもっと良くランクされるのを助けるかもしれません。

102. コンテンツ内でのリンクの場所

コンテンツ内の初めの方にあるリンクが、終わりの方にあるリンクより重要視されます。

103. ページ上でのリンクの場所

リンクがページのどこに配置されているかは重要です。コンテンツ内にあるリンクは、フッタやサイドバーのリンクに比べてより強力です。

104. 被リンクのドメインの関連性

似たサイトからのリンクは、完全に無関係なサイトからのリンクより際立って強力です。
参考:Backlinko

105. ページレベルの関連性

ページの内容に密接に結びつけられているページからのリンクは、無関係なページからのリンクより強力です。
参考:Wikipedia

106. センチメントなリンク

Googleはサイトへのリンクが推奨的なものであるか、否定的なものであるかセンチメント(感情)を理解しています。肯定的なリンクはより多くの効果があります。
参考:Moz

107. titleでのキーワード

titleにページのキーワードを含むページでのリンクに、Googleはより価値を与えます。

108. ポジティブなリンクの速さ

ポジティブなリンクの速さを使ってサイトが通常、検索結果ページの後押しを受けます。

109. ネガティブなリンクの速さ

これは人気を減少させるシグナルで、ネガティブなリンクの速さが際立ってランキングを減らすことになります。

110. ハブページからのリンク

そのサイトのトップのリソースであると思われるページからリンクを得ることは特別な効果があると思われます。
参考:SEO Book

111. オーソリティサイトからのリンク

オーソリティサイトであると思われたサイトからのリンクは小さいサイトからのリンクより多くの効果があります。

112. Wikipediaのソースとしてのリンク

Wikipediaのリンクはnofollowですが、リンクを得ることはサーチエンジンから見て信頼と権限を与えられると思います。

113. 共起率

共起率とは、ある特定の別々のキーワードが一定の場所に二つ同時に現れることで、例えば「デザイン」「Photoshop」がページ上に同時に現れることです。これはGoogleがそのページが何についてであるか判断する材料となります。
参考:Moz

114. バックリンクの年齢

Googleのパテントによれば、もっと古いリンクが新たに作り出されたリンクより多くのランキングの力をもっています。
参考:Googleのパテント

115. サイト vs. Splog からのリンク

Googleは偽物のブログより本物のサイトから来ているリンクにより多くの比重を与えます。これはおそらくブランドとユーザインタラクションのシグナルを区別するために使います。

116. ナチュラルなリンクプロフィール

ナチュラルなリンクプロフィールを持っているサイトはランクに大きく影響します。

117. 相互リンク

過度の相互リンクは避けるべきであるとGoogleは言っています。
参考:Google Webmasters

118. ユーザーが生み出したコンテンツのリンク

Googleはそのリンクがサイトの実際のオーナーが生成したものか識別することが可能です。

119. 301からのリンク

301リダイレクトからのリンクがダイレクトのリンクと比較して、効果を少し失うかもしれません。しかしMatt Cuttsは301がダイレクトのリンクに類似したものであると言っています。
参考:Google Webmasters Video

120. マイクロフォーマット

マイクロフォーマットの構造化マークアップをサポートしたページは、サポートしていないページに比べてランクが上になるかもしれません。

121. DMOZのリスト

多くの人は、GoogleがDMOZのリストにあるサイトに信頼性が少しおいていると信じています。

122. Yahoo!ディレクトリのリスト

アルゴリズムはYahoo!のディレクトに登録されているサイトを特別に考えているかもしれません。

123. ページ上の外向きリンクの数

ページランクは有限です。もし何百という数のリンクがあるページは少ない数のリンクがあるページより少ないページランクになるでしょう。

124. フォーラムプロフィールのリンク

Googleはフォーラムプロフィールからのリンクは、スパム業者を考えて、際立ってリンクの価値を下げるかもしれません。

125. 被リンクの語数

1,000語のポストからなるリンクは、25語のスニペットの内部リンクより価値があります。

126. 被リンクの品質

不完全に書かれていたり、好都合に解釈された内容からのリンクは、多くの価値を渡しません。

127. サイトワイドリンク

サイトの共通部分に配置されたリンクは、サイト全体を通して一つのまとまりとして認識していることを確認しました。
参考:Google Webmasters Video

ユーザーのインタラクションによる要因

128. キーワードのためにレートを通してのオーガニックなCTR

オーガニックなクリックとは、単にクリックされただけでなく、実際にページが見られたかどうかの価値で、オーガニックなクリック率がより高いページは特定のキーワードに対してランキングの後押しを得るかもしれません。
参考:Search Engine Watch

129. 全てのキーワードのためのオーガニックなCTR

ページ上、あるいはサイト上の全てのキーワードのためのオーガニックなクリック率は、ユーザインタラクションのシグナルとして価値があるかもしれません。

130. バウンスレート

SEOの人たち全てがバウンスレートが重要であることに同意するわけではありません。しかし、ユーザーがページから素早く離脱するということはクオリティとしてGoogleが使うかもしれません。

131. ダイレクトなトラフィック

GoogleがChromeをユーザがサイトを訪れるかどうか決定するために使っていることを確認しました。たくさんのダイレクトなトラフィックをもつサイトは、少ないサイトより品質が高いです。
参考:Silicon Bearch Training

132. リピートのトラフィック

繰り返し訪問するユーザがいるサイトはGoogleのランクの後押しを受けるかもしれません。

133. ブロックされたサイト

GoogleはChromeでブロックされたサイトの機能を廃止しました。しかしながら、パンダアップデートではこの特性を品質のシグナルとして使いました。
参考:Search Engine Land

134. Chromeのブックマーク

我々はGoogleがChromeのブラウザデータを集めることを知っています。Chromeでブックマークをつけられたページが後押しを得るかもしれません。
参考:Life Hacker

135. Googleツールバー

Googleがツールバーのデータをランクのシグナルとして使うという報告があります。ツールバーからどんな種類のデータが収集されているか覚えておいてください。
参考:Search Engine Watch

136. 多くのコメント

たくさんのコメントがついたページはユーザインタラクションと品質のシグナルであるかもしれません。

137. デュエルタイム

Googleは滞在している時間、デュエルタイムに非常に注意を払います。ユーザがGoogle検索から訪問する時、あなたのページにどれくらい滞在しますか。これはロングクリック、ショートクリックとも呼ばれています。もしユーザがあなたのサイトに多くの時間を使うのであれば、それは品質のシグナルとして使われるかもしれません。

アルゴリズムによる要因

138. 話題の新鮮さ

Googleは今ホットな話題を提供しているページに後押しを与えます。
参考:Moz

139. 話題の多様性

Googleは検索結果ページにあいまいなキーワードのために多様性を加えるかもしれません。
参考:Moz

140. ユーザのブラウジングの履歴

Googleにサインインしている時に検索結果ページに訪問数を表示します。検索して繰り返し訪問しているページに価値を与えるかもしれません。

141. ユーザの検索の履歴

続けておこなった検索は、後の検索結果に影響を与えます。例えば「レビュー」を検索して、それから「トースター」を検索した場合、Googleは検索結果ページでトースターのレビューサイトを見せる可能性が高いです。
参考:The Verge

142. ジオターゲティング

GoogleはローカルなサーバーIPと国別のドメインに優先を与えます。

143. セーフサーチ

汚い言葉や成人向けのコンテンツを持っている検索結果は、セーフサーチをオンにしているユーザには見えないでしょう。

144. Google+サークル

GoogleがあなたのGoogle+サークルを増やしたというオーサーとサイトに対して高い結果を示します。

145. DMCAの苦情

Googleで「downranks」を検索してみてください。
参考:TechCrunch

146. ドメインの多様性

ビッグフットアップデートでそれぞれの検索結果ページにより多くのドメインを加えました。
参考:Moz

147. トランザクショナルサーチ

購入やダウンロードなど決済や取引を目的としたトランザクショナルサーチでGoogleは時々キーワードに対して異なる結果を表示することがあります。

148. ローカルサーチ

Googleはオーガニックな検索結果ページ上にしばしばGoogle+のローカルの結果を表示します。

149. Googleニュースボックス

ある特定のキーワードがGoogleのニュースボックスをトリガーにします。

150. 大きいブランドの優先性

ヴィンスアップデートの後、Googleは大きいブランドにある特定のショートテール検索に対する後押しを与え始めました。
参考:Search Engine Land

151. ショッピングの検索結果

Googleは時々、Googleショッピングをオーガニックな検索結果にもたらすことを示します。

152. 画像の検索結果

Googleは画像検索でよく使われる検索結果のために、オーガニックなリストを除きます。

153. イースターエッグ

Googleにはかなりの数のイースターエッグがあります。例えば画像検索で「Atari Breakout」を検索すると、ゲームが始まります。
参考:Wikipedia

154. ブランドに対する一つのサイトの検索結果

ドメイン、あるいはブランドのキーワードが同じサイトからいくつかの結果を取り出します。
参考:Search Engine Lank

ソーシャル シグナル

155. 多くのツイート

ページが持つツイートは、リンクのようにGoogleでそのランクに影響を与えるかもしれません。
参考:Branded3

156. Twitterアカウントのオーソリティ

信頼のおけるTwitterアカウントからのツイートは、低い影響力のアカウントからより効果を多く持っていることはありそうです。

157. 多くのいいね

GoogleはFacebookのアカウントを見ることはできませんが、ページが受け取るFacebookのいいね数はランキングの弱いシグナルであると考えることはありそうです。
参考:Brafton

158. Facebookのシェア

Facebookのシェアはバックリンクに類似していることもあり、いいねより強い影響を持っているかもしれません。
参考:Moz

159. Facebookアカウントのオーソリティ

Twitterと同様に人気が高いFacebookからのウェイトは大きいです。

160. Pinterestのピン

Pinterestはたくさんの公開データを持っている非常に人気の高いソーシャルサービスです。Googleがピンをソーシャルのシグナルであるとみなすでしょう。

161. ソーシャルシェアリングサイトの投票

GoogleがredditやStumbleuponやdiggなどのシェアリングサイトをもう一つのソーシャルのシグナルとして使うことは可能です。

162. 多くのGoogle+1

Google+がランクに直接的な影響を与えないとMatt Cuttsは言っていますが、自身のソーシャルネットワークを無視するとは信じがたいです。
参考:WebProNews

163. Google+アカウントのオーソリティ

Googleが重きをおくことは論理的です。正式なアカウントは多くのフォロワーがいないアカウントに比べて重きをおくでしょう。

164. Google+のオーサーシップ

検索結果で、認証されているプロフィールに結びつけられているインフォメーションはランクが高くつけられています。認証済みのオーサーシップは信頼のシグナルかもしれません。

165. ソーシャルのシグナルの関連性

Googleはおそらくコンテンツとリンクを取り巻いているテキストを共有して、アカウントからの関連性のインフォメーションを使います。

166. サイトレベルのソーシャルのシグナル

サイト規模のソーシャルのシグナルは、サイトの全体的な権威を増大させるかもしれません。

ブランド シグナル

167. ブランドのアンカーテキスト

ブランドの名称を使ったアンカーテキストはシンプルですが、強いブランドのシグナルです。

168. ブランドの検索

それはシンプルで、多くの人がブランドを検索します。人々がGoogleでそのブランドを探す時は、例えばブランド名(サイトや人物など)と一緒にTwitterやBlogなどを入力します。

169. サイトが持っているFacebookページといいね

ブランドはFacebookページとたくさんのいいねを持っている傾向があります。

170. サイトが持っているTwitterとフォロワー

多くのフォロワーを持つTwitterのアカウントは人気のシグナルです。

171. Linkedinの会社ページ

本物のビジネスの多くは、Linkedinに会社ページを持っています。

172. Linkedinでリストされている従業員

会社で働く時、Linkedinのプロフィールを持っているのはブランドのシグナルになると思います。
参考:Moz

173. ソーシャルメディアアカウントの正当性

10,000人のフォロワーと2つのポストをもつアカウントは、たくさんのインタラクションを伴った10,000人のフォロワーの強いアカウントとおそらく解釈されます。

174. ニュースサイトでの言及

本当に大きいブランドはいつも、Googleのニュースサイトで取り上げれています。実際にいくつかのブランドでは最初のページでGoogleニュースのFeedを掲載しています。

175. 引用

ブランドがリンクされない状態で言及されます。Googleはおそらくリンクされていないブランドの言及をブランドのシグナルとして見ます。

176. 多くのRSS購読者

GoogleがFeedburner RSSを所有していることを考慮すると、RSS購読者のデータを人気やブランドのシグナルとして見るであろうと予測できます。
参考:Wikipedia

177. Google+を使ったロケーション

本物のビジネスはオフィスを持っています。Googleはサイトが大きいブランドであるかどうか判断するために場所のデータを探すことは可能です。

178. ビジネスでの納税

Googleは、サイトが税金を納めているビジネスかどうか調査するかもしれないと報告されています。
参考:Moz

サイト内部のスパム

179. パンダアップデートによるペナルティ

低品質のコンテンツをもつサイトはパンダアップデート後、検索で見えないようになりました。
参考:Moz

180. 悪しき隣人へのリンク

スパムサイトやGoogleからペナルティを受けているサイトなど、悪しき隣人へのリンクはあなたの価値を傷つけるかもしれません。

181. リダイレクト

複数のURLを経由したリダイレクトで別ドメインにたどり着かせたり、アクセスする度に異なるページへリダイレクトは、絶対ダメです。
参考:Google Webmasters

182. ポップアップや気を散らせる広告

Google Rater Guidelinesによると、ポップアップや気を散らせる広告は低品質のサイトのサインであると言っています。
参考:PDF Cast

183. サイトへの過度の最適化

ページにキーワードを詰め込んだり、キーワードを過度に装飾するなど、SEOのための過度の最適化は必要ありません。

184. ページへの過度の最適化

多くの人がパンダとは異なり、ペンギンアップデートで個別ページをターゲットにしていると報告しています。

185. ファーストビューの広告

ページレイアウトのアルゴリズムでは、ページを表示した時にスクロールせずに見ることができる範囲にある(Above the Fold)広告で、それがあまりに多くなくても、サイトにペナルティを与えます。
参考:Google Webmaster Central

186. 隠されたアフィリエイトリンク

アフィリエイトへのリンクを隠そうとする時、度が過ぎる(特にクローキング)とペナルティを与えます。

187. アフィリエイトサイト

Googleがアフィリエイトを好きでないことは、秘密ではありません。アフィリエイトリンクで現金化しているサイトは監視されているでしょう。
参考:Google Webmasters

188. 自動生成されたコンテンツ

Googleは自動生成されたコンテンツは好きではありません。もしあなたのサイトが自動生成されたコンテンツであるとGoogleに判断されたら、ペナルティ与えるかインデックスを付けるのをやめるでしょう。
参考:Google Webmasters

189. 過度のページランク スカルプティング

全ての外向きのリンク、あるいは内向きのリンクに「rel=nofollow」を加えてページランクの配分を変更することは、度がすぎると悪用のサインとなるかもしれません。
参考:Search Engine Land

190. スパムとしてマークされたIP

もしあなたのサーバーのIPアドレスがスパムとしてマークされたなら、そのサーバー上のすべてのサイトを傷つけるかもしれません。
参考:SEO Inc.

191. METAタグのスパム

METAタグにキーワードを詰めすぎるとそれは起きます。もしGoogleが、アルゴリズムを操作するためにあなたがキーワードを加えていると判断したら、あなたのサイトに打撃を与えるかもしれません。

サイト外部のスパム

192. リンクの不自然な流入

リンクの不自然な流入は、怪しいリンクだと判断する極めて確実なサインです。

193. ペンギン ペナルティ

Googleのペンギンアップデートによってペナルティを与えられたサイトは際立って多くはありません。
参考:Wikipedia

194. 低品質なリンクを多くもつリンクプロフィール

ブログのコメントやフォーラムのプロフィールのようにたくさんのリンクをもつものは悪用するサインかもしれません。

195. リンク付けドメインの関連性

無関係なサイトからのリンクが不自然に多くあるサイトは、ペンギンアップデートで見つかりやすかったです。
参考:Micro Site Masters

196. 不自然なリンクの警告

GoogleはGoogle Webmaster Toolsで不自然なリンクを通知します。これは必ずではないですが、通常ランクを下げることになるでしょう。
参考:Google Forums

197. 同じClass CのIPからのリンク

同じサーバーIPからのリンクが不自然な量の場合、ブログネットワークリンクのサインかもしれません。

198. ポイズン アンカーテキスト

ポイズン アンカーテキスト(特に薬に関するキーワード)があなたのサイトに向かっていることは、スパムのサインか不法アクセスされたサイトであるかもしれません。いずれにしてもあなたのランクを傷つけます。

199. マニュアルのペナルティ

Googleはマニュアルの手作業でペナルティを与えることもあります。
参考:Search Engine Land

200. リンクの販売

販売されたリンクは確かにツールバーのページランクに影響を与えます。そしてあなたのランクを傷つけるかもしれません。
参考:Search Engine Land

201. Googleサンドボックス

リンクの突然の流入を得る新しいサイトは、時々Googleのサンドボックスに入れられます。それは一時的に検索から制限されます。
参考:Wikipedia

202. Googleダンス

Googleダンスは一時的にランキングを再編成します。Googleの特許によれば、このことはサイトがアルゴリズムを操作しようとしているかどうか決定するための方法かもしれません。
参考:SEO by the Sea

203. リンクの無効化ツール

無効化ツール(Disavow Tool)の使用は、ネガティブなSEOの被害を受けた時などにそのリンクへの関与を否定することで、ペナルティを削除できるかもしれません。

204. 再審査のリクエスト

ペナルティを受けた時、再審査のリクエストをすることでペナルティを撤廃することができます。

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