Notionをさらに使いこなす! Webクリエイターとエンジニアにフォーカスした作業が捗るNotionの使い方が分かる解説書 -Notionプロジェクト完全入門
Post on:2023年5月12日
Notion(ノーション)をすでに使用している人も多いと思います。簡単に説明すると、iOS, Android, macOS, Windows, macOS対応のアプリで、そしてブラウザでも利用できるドキュメントを作成・共有できるワークスペースです。個人のメモ、知識をまとめるWiki、プロジェクト管理、またリモートワークにも大活躍です。
Notionでのプロジェクト管理、特にWebクリエイターとエンジニアにフォーカスした作業がはかどる案件管理手法の解説書を紹介します。
表紙に既視感を覚えた人は、大正解!
本書は当ブログでも大好評だった「Visual Studio Code完全入門(紹介記事)」の第3弾です。ちなみに、第2弾は「Docker&仮想サーバー完全入門(紹介記事)」
「Notionプロジェクト完全入門」では、Notionに装備されているデータベース機能を使用して、Web制作の業務上の情報を集約し、タスク管理、ガントチャート、チームメンバーのデータベース、議事録データベースなど、効率的な業務管理がおこなえる方法が解説されています。Notionが初めて、という人でも大丈夫です。導入方法から基本的な使い方も本書で分かります。
Kindle版も同時発売されています!
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。
本書では、NotionでWeb制作に役立つプロジェクトの管理システムを作成します。ドキュメント作成ツールという側面にデータベース機能を組み合わせることで、プロジェクトの進捗管理、タスクの管理、顧客管理、チームメンバーの管理など、データベースの専門知識がなくてもノーコードでできます。
本書は6章構成、第1章ではNotionの導入方法と基本的な操作の解説です。Notionは無料で使用できるフリープランがあり、簡単に始めることができます。機能は有料版とほぼ同じで、ファイルの容量が5MBまで、ワークスペースにメンバーが追加できないだけです。有料版ではこれらの制限がなくなります。
Notionが初めての人向けに、各プランの説明、アカウントの作成方法、各デバイスへのインストール方法、インターフェイスと基本操作が簡潔に解説されています。
Notionで使用できるアイコンも無料のがたくさんあります!
第2章ではさっそく、プロジェクト管理に必要なデータベースをNotionで作成します。解説は図とステップで分かりやすいので、迷わず進めることができます。
Notionにはデータベーステンプレートという機能があります。用途によってある程度フォーマットは決まっていると思うので、利用できるものはどんどん利用すると便利ですね。まずは、メモを管理する簡単なデータベースを作成します。
次に、データベースでタスク管理をします。ここではまだ練習なので、読書記録として書名・ジャンル・著者・出版社などで情報を管理します。
本書の特徴の一つとして、全ページに渡り解説がていねいで分かりやすいです。私も実際にやってみましたが、途中で挫折することはないと思います。
第3章からはいよいよ業務で使用する情報をデータベース化します。
メンバーの情報をまとめたデータベース、顧客情報をまとめたデータベース、ミーティング議事録のデータベース、経費の精算システム、備品の管理台帳など、Web制作に特化された事例を使用して作成されています。
第4章はプロジェクト管理、チームメンバー全員で共有できるタスクの管理です。タスクの進捗状況によって、関連したタスクも自動的に変更されます。
第5章ではこれまで作成したデータベースを使用して、ポータルページをNotionに作成します。ビューの設定方法だけでなく、レイアウトなどのアイデアも解説されているので、参考になります。
最後の第6章は、Notionのいろいろな活用方法。Notionには同期データベースという機能があり、GitHubやJiraなど外部の連携可能なサービスのデータをデータベースとして表示できます。たとえば、GitHubのIssuesをNotionに表示することも簡単にできます。
Notionプロジェクト完全入門の目次
Notionプロジェクト完全入門の目次
Notionプロジェクト完全入門の目次
Notionプロジェクト完全入門の目次
Notionを使ったプロジェクト管理方法、社内情報を集約する方法、プロジェクト管理システムを作成し業務の内容に合わせてカスタマイズする方法など、Webクリエイターとエンジニア向けに作業が捗る新しい案件管理方法が満載でした。
本書を読むことで、今まで以上にNotionの活躍の場が広がると思います。
献本の御礼
最後に、献本いただいたインプレスの担当者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
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