たった2色で、おしゃれなイラストが簡単に描ける! 色の選び方・線の描き方・塗り方・構図の決め方もよく分かるイラスト解説書 -2COLORSイラストBOOK
Post on:2022年12月9日
たった2本のペンと紙で、簡単・おしゃれな2色イラストが描けるようになるイラストの解説本を紹介します。
2色でもイラストのバリエーションは豊富で、花・植物、スイーツ・カフェ、果物・野菜、料理、ペット、インテリア、小物、ファッション、人物など。2色の選び方や組み合わせ方、線の描き方と塗り方、構図の決め方など、2色イラストのポイントが分かります。
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本書の著者はSNSでもたくさんの素敵なイラストを公開しているニシイズミユカ氏(twitter, instagram)、2色イラストの描き方だけでなく、本書で初公開のおしゃれなイラストもたくさん掲載されています。
イラストの描き方を学べるのはもちろん、見るだけ癒やされるそんな一冊です。
Kindle版も同時発売されています!
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。
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2色イラストを描くのに必要なのは、2本のペンと紙だけ。
紙はスケッチブックだけでなく、ノート・カード・ハガキなどなんでも大丈夫です。もちろん、デジタルデバイス(iPadなど)もOK!
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ペンも好きなものでOKです。絵を描くので、細いのや堅いのではなく、やや太めで少し柔らかめのペンの方がイラストを描きやすいと思います。いろいろな色を使用したい人は、色数が揃っているペンがいいですね。
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2色イラストの「2色」で悩む必要はありません。まずは、好きな色を使って自由に描くことが大切です。とは言え、色選びのやり方としては、メインになる色から選んで、その色にあったサブカラーを使用するとよいでしょう。
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サブカラーは色相環で選ぶと簡単です。180度反対の色を選ぶと互いの主張が強すぎるので、120-150度の色を選ぶとほどよく引き締まった印象になります。
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サブカラーは、ほんわかした印象にしたい時は30-60度の色を、ハードな印象にしたい時は180度反対の色がお勧め。右ページの上が60度の色、下が180度の色を使用したイラストです。
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2色の組み合わせには、いろいろなやり方があります。明度と彩度のバランスから組み合わせたり、暖色や寒色の効果的な使い方など、実際のイラストを見ながら学べます。「なるほど」と頷きながら読んでました。
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イラストの描き方は3ステップ、見てマネするだけで簡単にトライできます。
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第2章は、イラストの表現が広がる「線の描き方」と「面の塗り方」です。同じ色でも線の太さを変えることで、暗い部分や明るい部分を表現できます。
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いろいろな線の描き分けができるようになると、イラストの表現の幅がさらに広がります。さまざまな線、飾り線、円などをフリーハンドで描くときのポイント、もちろんいろいろな塗り方もていねいに解説されています。
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第3章は、普段使いできるアイテム85種類のイラストの描き方。単品はもちろん、複数を組み合わせ描くのにもぴったりです。
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花・植物、スイーツ・カフェ、果物・野菜、料理、ペット、インテリア、小物、ファッション、人物など、全部2色で描かれたイラストです。
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第4章は、イラストの見せ方。イラストをバランスよく見せるための構図と余白の作り方を学べます。
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足し算と引き算も構図では重要なポイントです。主役のイラストが引き立つように、要素を引き算してみましょう。ほかにも、日の丸構図、シンメトリー構図、三角構図、二分割構図、対角線構図など、イラストを見ながらさまざまなテクニックを学べます。
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最後の第5章では、イラストをもっと楽しむためのアイデアやテクニックが満載!
2色で描けるさまざまな柄、飾り文字の描き方、人物の年齢別の描き分け方、2色イラストにアクセントを加えるやり方など、少しレベルアップしたイラストです。
2COLORSイラストBOOKの目次
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2COLORSイラストBOOKの目次
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2COLORSイラストBOOKの目次
表紙を見ただけで分かるように、中身も非常にかわいいイラストが満載の本です。1色で描くイラストだとシンプルですが、2色で描くとシンプルに華やかさが加わり、それだけでイラストが上達した気分になりますね。
作品としてのイラストはもちろん、手帳やノートに手軽に描くのにもお勧めです。
献本の御礼
最後に、献本いただいたインプレスの担当者さまに御礼申し上げます。
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