すごく分かりやすい! デザインにおけるトーン&マナーの考え方、揃え方を詳しく解説したデザイン書 -トンマナの基本
Post on:2026年1月16日
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一つひとつはいいんだけど、全体で見るとなんかバラバラ、そういうデザインは「トンマナが揃っていない」と言われます。
ここ数年で、デザインのトーン&マナーを重要視しているWebサイトやスマホアプリも増えてきたように感じます。そのトンマナの考え方、作り方、運用について詳しく解説したデザイン書を紹介します。

著者のingectar-eの書籍といえば、「けっきょく、よはく。(紹介記事)」シリーズや「最強構図(紹介記事)」など、デザインの良書がたくさんありますが、本書もそれらと肩を並べるデザイン書です。
「トンマナの基本」はデザインのトーン&マナーを学べるデザイン書。表現に一貫性が生まれることで、デザインで伝えたいメッセージが届くようになります。
本書は年末に発売されたばかり!
Kindle版も同時発売されています。
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。

本書は0+6章構成、第0章ではまずデザインにおいてトンマナとは何か。トンマナとはトーン&マナーの略で、色、文字、写真など一つひとつの要素の印象を揃えることで、デザイン全体の雰囲気を整えることです。

デザインでトンマナをつくる要素は、ロゴマーク、文字と言葉、配色、写真、装飾の5種類です。これらを調和することで、デザイン全体の印象が決まります。
たとえば、本書自体がトンマナが守られてデザインされています。見出しやテキスト、使用するフォント、カラーや配色、写真、イラスト、レイアウト、アイコンなど、デザインに一貫性があり、真面目な内容ながらすこしだけ緩さを感じます。

デザインでトンマナを揃えるためには、どうすればよいか。その答えの一つ、本書の特典としてダウンロードできる「ブランドスタイルブック」です。いわゆる、ブランドガイドライン、ビジュアルアイデンティティと呼ばれるもので、使用するロゴ、フォント、カラーなどのデザイン要素をひとつにまとめたものです。

フォーマットはIllustrator用とCanva用があり、Canva用もあるということに時代の流れを感じました。

「ブランドスタイルブック」はプロジェクトに合わせて自由にカスタマイズでき、フォントやカラーやレイアウトを編集して自分用のスタイルブックを作成できます。
ここから下は、いよいよ本編を紹介します。

第1章は「ロゴマーク」のトンマナ。各章の最初に、そのデザイン要素についてのガイドライン的なものが解説されています。

ロゴの構成、ロゴを保護するアイソレーション(余白)、最小サイズ、使用できるカラー(モノクロなども)、使用禁止例、ロゴマークの基準を決めるポイントなど、デザイナー目線で詳しく解説されているので、勉強になります。

各章ごとに実例は4-6種類収録されています。最初の見開きページでは、ブランドの土台となる情報と世界観が掲載されており、コンセプトやターゲットを整理し、デザインの方向性を明確にします。

3,4ページ目は、最初の情報をもとに、デザイン全体のトンマナを設計する段階です。左ページで付録のスタイルブックから関連テーマを抜粋し、カラーやフォント、レイアウトのルールを定義し、右ページのようにデザインに反映します。

最後の5,6ページ目は、設定したトンマナをもとに、デザインを他のツールに展開します。各テーマに合わせて、ショッピングアイテム、カード、看板をはじめ、Webサイトやスマホアプリ、SNS、ポスター、フライヤーなど、さまざまな媒体への展開事例が解説されています。

左上から第2章「配色」「スキンケアブランドの広報ツール」左下から第3章「文字と言葉」「歯科医院の広報ツール」

左上から第4章「装飾」「地域イベントの広報ツール」左下から第5章「写真」「自治体プロジェクトの広報ツール」
第2章から第5章まで、駆け足で紹介しましたが、それぞれに第1章の「ロゴ」と同様にそのデザイン要素についてのガイドライン的なものが解説されており、実例も4-6種類収録されています。

たとえば、第5章「写真」のガイドライン的なものでは、ガイドラインのほかに、複数の写真のトーンを整えるテクニックが解説されています。ひと手間加えることで、デザインの質はそれ以上にアップします。

最後の第6章は「総合演習」各章で学んだトンマナの知識とテクニックを使用して、3つのテーマでブランディングワークを実践します。コンセプトの作り方をはじめ、トンマナの設定、デザインへの反映まで、手を動かしながら学ぶことができます。

トンマナを実践するだけでなく、アドバイスも詳しく充実しています。カラーをどのように決めるか、フォントは何を基準に選べばいいのか、使用する写真はどんな感じにすればいいか、トンマナについてしっかり取り組めます。
トンマナの基本の目次

トンマナの基本の目次

トンマナの基本の目次

トンマナの基本の目次
本書はコラムも充実しており、印象別トンマナの作り方も収録されています。カラーとフォントの組み合わせ、それに合った写真の選び方など、具体的な事例とともによく分かります。
デザインのトーン&マナーについて、しっかり学びたい人にお勧めします!
献本の御礼
最後に、献本いただいたソシム株式会社の担当者様に御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
お問い合わせは下記よりお願いいたします。
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