簡単だけど、すごくよくなる! SNSでのデザイン戦略を学びたい人にお勧めの解説書 -SNS×DESIGN 22の法則
Post on:2024年5月31日
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InstagramやXやFacebookなど、SNSにもう少しちゃんと取り組んでみよう、キャリアップのために活用できたらいいな、SNSで会社のブランド価値を上げるには、と考えている人にお勧めのデザイン書をお勧めします。
SNSを今より効果的に使用したいと考えている人、そしてクライアントはたくさんいると思います。簡単だけど、すごくよくなるデザインのテクニックも満載です。
著者は「人を動かすデザイン22の法則(紹介記事)」「デザイン力の基本(紹介記事)」などでお馴染みのウジ トモコ氏。そんな著者による、ソーシャルメディアに特化されたデザインの解説書です。
SNSにおけるさまざまな悩みを解決するとともに、告知の仕方、プロフィールの書き方、写真の効果的な補正の仕方など、具体的なテクニックもたくさん学べます。
Kindle版も発売されています!
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。
本書は「22の法則」とあるように、20+2の法則が3つの大カテゴリに分けられて解説されています。第1部はブランドアイデンティティとして、自分ブランドの軸となる大事な定義づけ、見せ方のディレクション、活動フィールドの決め方などを確認していきます。
SNSのブランド戦略で特に重要になるのが、プロフィールに表示するアイコンです。プロフィールに表示されるだけでなく、ポストやメッセージなどに必ず表示されます。では、良い印象を与えるにはどうすればよいか。たとえば、顔ははっきりとは見えていないけれど、いい雰囲気にするデザインのテクニックがあります。
第2部はブランドのプリンシパル、ビジネスでデザインを使う上での基本となるブランドの人格を構築します。SNSで何をポストすればよいか、悩んだことはありませんか? 投稿のガイドラインのようなものを用意しておくと、悩むことはなくなります。
そして、SNSでは画像も非常に重要です。特に販売する場合のROIの値は、Instagramがもっとも高い数字となっており、これを最大限に利用したいですね。また、FecebookはシェアのOGP画像ではインプレッションが伸びない、Z世代にはTikTokも影響力が高いなど、興味深いデータが分析されています。
最後の第3部は、いよいよ「伝わるための戦略と表現方法」です。SNSに投稿する画像の実践的なテクニックを学びます。
コミュニケーションとしての画像には重要なポイントが5つ、AISUSがあります。はっきりと見えること(Accessibility)、映える(Impression)、品質が保たれている(Sincerity)、テーマに沿って相応しい(Uniqueness)、シェアしたくなる(Share)です。
ありがちなフリー素材の画像を使用したり、解像度の低い画像だったり、を使用するのは避けた方がよいでしょう。たとえば、オリジナルの写真を使用する場合、構図に一手間かけるとぐんとよくなります。
3分割構図やホワイトスペースを使うだけでなく、放射線構図やトンネル構図やS字構図など、動きや躍動感を感じさせる構図もちょっとした工夫で取り入れることができます。
商品の写真にもさまざまなテクニックがあります。たとえば、高見えさせたいときには、下から見上げるローアングルが効果的です。
いつも同じ場所(同じ光の下)で撮影している人は、その光を加減することで見えるもの、伝わるものが変わります。コントラストを弱めにすると優しい印象になり、強めにすると意志力の強い印象になります。
最近のスマホでは写真の補正機能がついていますが、デジタル時代ならではの補正方法も覚えておくと便利です。特にAIで補正すると足し算になり、ナチュラルさが損なわれます。
SNS×DESIGN 22の法則の目次
SNS×DESIGN 22の法則の目次
SNS×DESIGN 22の法則の目次
プロのデザイナーによる思考プロセス、デザインの原理原則をもとにしたテクニックなど、実践的な理論がていねいに解説された一冊です。SNSだけでなく、スマホで表示されるデザインの参考になります。
献本の御礼
最後に、献本いただいたソシム株式会社の担当者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
お問い合わせは下記よりお願いいたします。
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