VS Codeを便利に使いこなしたい人にお勧め、実務にかなり役立つ解説書 -改訂新版 Visual Studio Code実践ガイド
Post on:2024年2月9日
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当ブログのビジターも多くの人が、Visual Studio Code(以下、VS Code)を使用していると思います。VS CodeはWeb制作やアプリ開発で必需品とも言えるエディタで、コードエディタとしてだけでなく、テキストエディタとしても人気が高いエディタです。
VS Codeは解説書がなくても利用できますが、さまざまな便利な機能が備わっています。VS Codeをより深く使いこなしたい人に、Web制作やアプリ開発の実務で役立つ機能やカスタマイズを徹底的に解説した解説書を紹介します。
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本書は2020年に発売された『Visual Studio Code実践ガイド』の改訂新版で、2023年11月時点のVS Code最新版に対応しています。基本機能をはじめ、アップデートされて便利になった機能、リモート開発機能やGitHubとの連携など、VS Codeの解説も拡充されています。
本書は先日発売されたばかり!
Kindle版も発売されています!
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。
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本書は18章構成、531ページとかなり分厚く、VS Codeを基本から学ぶ解説書としても、欲しい情報を得られるリファレンスとしても、VS Codeを使用する人なら側に置いておきたい一冊です。
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18章と大ボリュームなので、本書の中身はかなり端折って紹介します。
本書は初心向けの解説書ではありませんが、VS Codeのインストールや初期設定といったこともしっかりと解説されています。すでにVS Codeを使用されている人も、一度は目を通して抜けがないか確認しておくとよいでしょう。
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第1章から第10章では、VS Codeの基本的な機能のすべてが解説されています。基本とは言っても各章でかなり掘り下げて解説されています。たとえば、第4章のGitでは標準のソースコントロールビューでの操作だけでなく、コミットログやブランチ差分を確認に使えるGitLensやGit Graphなどの機能拡張の使い方も解説されています。
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VS Codeの大きな特徴の一つは、豊富なカスタマイズです。エディタのテーマやフォントと言った見た目のカスタマイズだけでなく、自動保存や検索で除外するファイルの設定などコードを書くときに快適になる設定も豊富に用意されています。
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第11章から第14章の第2部では、いよいよVS Codeを実際の開発で使用する方法です。「GoでのWeb API開発」「TyepScriptでの開発」「Phthonでの開発とDockerコンテナの利用」といった章に分けられています。
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各章ごとに、開発環境の構築方法や実装、リンター、デバッグなどが詳しく解説されています。また、VS Codeには開発を支援する機能や機能拡張なども豊富に用意されています。
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第14章は、プログラミング以外です。VS Codeはコードエディタとしてだけでなく、テキストエディタとしても優れており、日本語ドキュメントを書くためにも使用できます。文書のアウトラインを作成したり、図を作成(要拡張機能)したりすることもできます。
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最後の第3部は「拡張機能の開発」とLanguage Server Protocol」第16章では、シンプルで役立つ機能拡張を実際に作成します。エディタのテキストを編集する拡張機能、スニペットを提供する機能拡張、カラーテーマの拡張機能など。
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最後の第18章は次世代プロトコル「Language Server Protocol」プログラミング言語の解析やコード補完をサポ-トする言語サーバーとエディタを繋げるプロトコルです。VS Codeをはじめ、さまざまなエディタに対応しており、コードを書くときの強力なサポートになります。
改訂新版 Visual Studio Code実践ガイドの目次
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改訂新版 Visual Studio Code実践ガイドの目次
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改訂新版 Visual Studio Code実践ガイドの目次
VS Codeを使用するなら、読んでおいて損のない一冊です。現状でもVS Codeを使えてるけど、さらに便利に使いこなしたいという人にお勧めします。
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