Google Fontsからちょっと面白いフォントがリリース! 商用利用無料、折れ線グラフや棒データを描くためのフリーフォント
Post on:2023年11月6日
折れ線グラフを描画するためのフォント「Linefont」、波形・スペクトル・ダイアグラム・ヒストグラムなどの棒データを描画するためのフォント「Wavefont」が、Google Fontsで利用できるようになったので紹介します。
![折れ線グラフや棒データを描くためのフリーフォント](http://coliss.com/wp-content/uploads-202304/2023110401@2x.png)
フォントのライセンスはSIL Open Font Licenseで、個人でも商用プロジェクトでも無料で利用できます。
まずは、Linefont。
Linefontは中小規模の折れ線グラフ(時系列など)を描画するためのフォントです。値は0~100の範囲でさまざまな文字に割り当てられます。範囲、値、ウェイトはWavefontと互換性があり、視覚的な一貫性を維持しながらフォントを交換できます。
![Linefont](http://coliss.com/wp-content/uploads-202304/2023110403@2x.png)
Wavefontは波形・スペクトル・ダイアグラム・ヒストグラムなどの棒データを描画するためのフォントです。Linefontと同様に、値は0~100の範囲でさまざまな文字に割り当てられます。
![Wavefont](http://coliss.com/wp-content/uploads-202304/2023110402-02@2x.png)
以下、フォントを使用した例です。
下揃え・中央揃え・上揃えにすることで棒グラフから波形・ダイアグラム・ヒストグラムなどを描くことができます。
![Wavefont](http://coliss.com/wp-content/uploads-202304/2023110402-03@2x.png)
Wavefont
基本の値は0~100まで揃っており、さまざまな値を表示できます。また、U+0100-017F
で0-127の値を表示できます。
![Wavefont](http://coliss.com/wp-content/uploads-202304/2023110402-04@2x.png)
Wavefont
![Wavefont](http://coliss.com/wp-content/uploads-202304/2023110402-05@2x.png)
Wavefont
フォントの利用、ダウンロードは、下記ページから。
ダウンロードするには「Select this style」をクリックし、サイドバーの「Download all」をクリックするだけです。
![サイトのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-202304/2023110404-01@2x.png)
Linefont, WavefontWavefontを使用してどういった折れ線グラフや棒データが描画できるかはデモページが用意されています。
Linefontはたとえば「123456789」と文字を入力すると、それらの値の折れ線グラフを表示できます。
![サイトのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-202304/2023110404-02@2x.png)
Wavefontも「123456789」と文字を入力すると、それらの値の棒グラフを表示できます。
![サイトのキャプチャ](http://coliss.com/wp-content/uploads-202304/2023110404-03@2x.png)
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