1分で分かる!Adobe Sensei, XD, Photoshop, Illustrator CC 2019の新機能のまとめ(ワークフロー効率化が中心)

Adobe MAX 2018が開催され、Adobe Senseiをはじめ、XD, Photoshop, Illustrator CC 2019にさまざまな新機能が実装されました。

今回のアップデートは「ワークフロー効率化」が主で、各ソフトウェア単体だけでなく、連携しての生産性も向上させる機能が満載です。

サイトのキャプチャ

Adobe Creative Cloudの新機能

Adobe Senseiによる新機能

Adobe Senseiのキャプチャ

Adobe Sensei

Adobe Senseiベースの生産性を向上させる機能は、CC 2019でもかなり追加されています。数多くあるのですが、主なものをピックアップします。

  • Photoshop CCの「コンテンツに応じた塗りつぶし」で、適用するコンテンツのより精密なコントロールが可能に。
  • Illustrator CCのフリーグラデーションで、より自然なグラデーションを生成。
  • InDesign CCの「内容を自動認識に応じて合わせる」で、画像の内容を検出してサイズに合わせた切り抜きを自動的に。
  • Character Animatorで、顔写真からアニメーションキャラクターを生成。
  • Adobe Document Cloudで、編集やバージョン管理などを効率化。

さらに詳しい情報は下記をご覧ください。

Adobe XDの新機能

Adobe XDのキャプチャ

Adobe XD

音声対応デバイス(Amazon AlexaやGoogle Assistantなど)用アプリのプロトタイプ作成ができるようになりました。音声をトリガーにして、さまざまな操作ができます。

  • 音声認識機能(音声トリガーやスピーチ再生)に対応。
  • サードパーティ製のプラグインやアプリ連携機能に対応。
  • プロトタイプの自動アニメーション。
  • ドラッグジェスチャーに対応。
  • シンボルのリンクが保持できるように。
  • Illustratorとの連携機能。

さらに詳しい情報は下記をご覧ください。

Adobe Photoshop CC 2019の新機能

Photoshop CC 2019のキャプチャ

注目は、以前速報でお伝えした「こんじた」ですね。
参考: Photoshopの次期バージョンに搭載される「コンテンツに応じた塗りつぶし」がすごすぎる
他にも、複数取り消し・変更確定が領域外クリック、パネルの移動を防止、演算計算対応など、かゆいところに手が届く感があります。

  • Adobe Senseiを使った「コンテンツに応じた塗りつぶし」
  • 新機能「フレームツール」で、簡単にマスクができます。
  • command+Zで、複数のステップの取り消しができるように。
  • 移動ツールでテキストレイヤーをダブルクリックすると、テキストが編集可能に。
  • returnキーを使用していた変更の確定が、領域外クリック・ツール切り替え・レイヤー変更などで可能に。
  • レイヤースタイルの描画モードが、ライブプレビュー対応に。
  • 「対称モード」で、ブラシを対称的なパターンでペイント。
  • カラーホイールの機能強化。
  • オプションバー「等間隔に分布」で、オブジェクト間の間隔を均等にして配置。
  • 「ワークスペースをロック」で、各パネルの移動を防止。
  • UIの各フォントのサイズが変更可能に。
  • 数値フィールドで、数学演算が可能に(100/2で、50)。
  • 長いレイヤー名でも表示されるように。
  • マッチフォントで、日本語フォントをサポート。

さらに詳しい情報は下記をご覧ください。

Adobe Illustrator CC 2019の新機能

 Illustrator CC 2019のキャプチャ

注目は、「フリーフォーム」と呼ばれる新しいグラデーションタイプです。

  • Adobe Senseiを使った「フリーフォームグラデーション」
  • Adobe Senseiを使った「グローバル編集」で、オブジェクトをまとめて編集可能に。
  • フォントを視覚的に検索可能に。
  • カスタマイズ可能なツールバー。
  • フルスクリーンのスライドショーモード。
  • 新しい表示モード「トリミング表示」
  • ズーム機能の高速化。
  • Adobe Senseiを使った「コンテンツに応じた塗りつぶし」
  • パペットワープは、Adobe Senseiで機能改善。
  • プロパティパネルの強化。
  • バリアブルフォントのサポート。

さらに詳しい情報は下記をご覧ください。

その他注目の新情報

Adobe Premiere Rush CCのキャプチャ

Adobe Premiere Rush CC

特に注目すべきは、Adobe Fontsでしょう。サイトも使いやすくリニューアルされ、フォントの同期制限の撤廃、Webフォントにおけるページビュー制限とドメイン制限の撤廃、「Webのみ」のフォント利用制限撤廃、で格段に利用しやすくなりました。

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