神アップデート! Win, Mac, Linux対応、クラウドでの同期機能も備えた最強のコードスニペットマネージャー -massCode
Post on:2022年8月24日
HTML, CSS, JavaScriptをはじめとしたさまざまな言語に対応、クラウドでの同期機能も備えたオープンソースのコードスニペットマネージャー「massCode」がv3に神アップデートされたので、改めて紹介します。
macOS, Windows, Linux対応、日本語の入力など日本語環境も完全サポート。クラウドで同期できるので、すべての環境で同じコードスニペットを使用できます。
非常に快適で高速に動作し、VS Codeとの連携でさらに便利になっています!
massCodeの特徴
massCodeは、デベロッパー向けのコードスニペットマネージャーです。ライセンスはGNUで、オープンソースなので商用でも無料で利用できます。
macOS 11.0+(Apple Silicon), macOS 10.13+(Intel), Windows 10,11, Linux(Ubuntu)がサポートされています。
2年ほど前にv1.0がリリースされたときに紹介しましたが(紹介記事)、v3.0(2022年8月現在、v3.4.0)がリリースされました!
内部エディタやさまざまな機能の追加など、大規模アップデートです。
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- コード管理
- massCodeは、マルチレベルのフォルダとタグを使用してスニペットを管理できます。各スニペットにはフラグメント(タブ)があり、さらに高度な編成が可能です。
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- エディタ機能
- massCodeはスニペットを管理するだけでなく、優れたコードエディタとしての機能も備えています。エディタにはCodeMirrorが採用されており、600を超える言語の構文強調表示をサポートする高性能コードエディタです。また、コードフォーマッターにはPrettierが使用されています。
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- マークダウン
- massCodeはマークダウンもサポートしています。コードブロック内で構文を強調表示することもでき、プレビューもできます。
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- 高速の全文検索
- スニペットにすばやくアクセスすることなく、生産的なスニペットマネージャーを想像することは不可能です。そのため、massCodeは、検索クエリを強調表示する高速全文検索を備えています。
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- 自動保存
- massCodeは、作業中に行った変更を自動的に保存するため、保存し忘れを心配する必要はありません。
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- 同期
- iCloud Drive、Google Drive、Dropboxなどのクラウド同期を提供するサービスを使用できます。
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- データベース
- massCodeのデータは単純なJSON構造で、データベースファイルはローカルコンピューターに保存されます。
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- トレイアシスタント
- massCodeのアシスタントはトレイに常駐し、検索を使用してスニペットにいつでもすばやくアクセスできます。選択したスニペットは、クリップボードにコピーされます。
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- リアルタイム レンダリング
- スニペットはコードだけでなく、HTMLやCSSのレンダリングをリアルタイムで確認できます(v2.9.0)。
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- コードのスクリーンショット
- コードの画像をさまざまな背景やさまざまなモードで作成して、保存できます(v2.8.0)。
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- ローカライズ
- massCodeは、英語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語・中文、および日本語で利用できます。(v3.2.0)。
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- プレゼンテーション
- コードや説明文をスライド形式で表示できます(v3.2.0)。
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- スニペットのリンク
- リンクのテキストを埋め込むことができます(v3.3.0)。
VS Codeとの連携
VS Codeでコードを選択し、「Create Snippet」でmassCodeにスニペットとして登録できます。逆にmassCodeのスニペットをVS Codeで利用することももちろんできます。
massCodeのダウンロードとインストール
massCodeのダウンロードは、下記ページから。
Mac版、Windows版、Linux版があるので、それぞれDownloadボタンをクリックします。Mac版だと.dmg、Win版だと.exeがダウンロードできるので、ダブルクリックしてインストールします。
v2からのアップデートは、v3の上書きインストールで大丈夫でした。v1からアップデートする場合は、設定の「ストレージ」から「データの移行」をします。
v2.5.0からメインメニューに「アップデートがあるか確認」が加わったので、そこからチェックできます。
massCodeの使い方
massCodeのmacOS版とWindows版の両方をインストールしたので、さっそく使用してみました。キャプチャはmacOS版ですが、Windows版もUIは同じです。
massCode
使用方法は簡単で、通常のエディタ感覚で使用できます。massCodeはさまざまな言語をサポートしており、パネルの下部から言語を選択します。
使用言語を選択
massCodeの大きな特徴は、同期機能です。「設定」から「ストレージ」を選択し、iCloud Drive、Google Drive、Dropboxなどを指定すると、複数のマシンで共有できます。
また、v1.0から移行する人は、「データの移行」からデータベースファイルを含むフォルダを選択します。
massCodeの設定: ストレージ
massCodeは、エディタとしても快適です。エディタの設定も変更できます。
フォントにはオープンソースになったMORISAWA BIZ UDゴシックのプログラミング用合成フォント「UDEV Gothic」がリリースを設定してみました。
massCodeの設定: エディタ
v3.2.0から、日本語にもローカライズされました。設定から「表示言語」をクリックし、「日本語」を選択します。
massCodeの設定: 表示言語
massCodeの詳しい使い方は、ドキュメントが用意されています。
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