Webサービスやアプリの利用規約の作り方がこれでよく分かる! 最新の法改正に対応、大幅にアップデートされた改訂版 -良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方
Post on:2024年3月22日
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Webサービスやアプリを作成する際に、「利用規約」「プライバシーポリシー」などは必要不可欠ですよね。しかも最近では、個人データの取り扱い、AIによる知的財産権、サブスクリプションなど、複雑化しています。
法律的に正しく、ビジネス的にリスクを犯すことがなく、ユーザーニーズを満たすさまざまな規約の作り方がよく分かる解説書を紹介します。
本書は改訂第3版とあるように、5年振りの改訂版。その間には個人情報保護法、著作権法、消費者契約法など、Webに関わる法令も改正が重ねられてきました。最新の法改正に対応し、規約についてビジネスとしての損得で検討すべきことがよく分かる解説書です。また、「すぐに使えて応用できるひな形」もダウンロードでき、Webサービスやアプリに携わる人は必ず持っておきたい一冊です。
Kindle版も発売されています!
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。
本書は『良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方』の改訂第3版で、第1版も第2版もAmazonでは高評価のコメントが非常に多く、Web制作会社の人であればそのどちらかが本棚にあるかもしれません。Webサービスやアプリを制作する際に必ず必要となる利用規約について、本書があると法的にもビジネス的にもしっかり対応できます。
利用規約とかプライバシーポリシーはコピペでいいじゃん、は大間違い。当ブログのような一般的なブログであればコピペレベルで十分かもしれませんが、サービスやアプリの場合は必要になるものが異なります。
本書は改訂第3版ということで、2024年1月までの最新情報に対応しています。たとえば、左ページのPinterestの利用規約(2024年1月のもの)では利用規約をユーザーに理解してもらうための工夫がしてあったり、右ページのLINEヤフーのプライボシーポリシー(2024年1月のもの)では個人情報の取り扱いについて具体的なイメージが湧きやすい形になっています。
本書は3章構成で、第1章では3大ドキュメントとして「利用規約」「プライバシーポリシー」「特定商取引法に基づく表示」について基本的な内容から作り方まで、詳しく解説されています。
第2章はさまざまなユースケースにおける「トラブルを回避するための注意点と対処法」この章がもっともボリュームがあり、複雑化された最近の状況でありがちなトラブルに対する対応方法が解説されています。
Webサービスやアプリを提供する側としてだけでなく、それを利用するユーザーにとってもかなり役立つ知識を得られます。たとえば、サブスクもここ数年で当たり前のように増えてきました。「最初は無料トライアルだったのに、いつのまにか有料期間に移行されている」「申込は簡単にできるのに、退会が複雑でできない」といったトラブルはよく聞きます。
また、AIによる生成の著作権トラブルもよく聞きますよね。現行法のもとでは、生成AIが創作した成果物の著作物は一義的に定められていません。そのため、サービスやアプリの内容によってどのように記載するかが変わります。
生成AIにすこし関連する、ユーザーがアップロードしたコンテンツの権利があります。これにもさまざまなパターンがありますが、一定の権利を確保しておく必要があります。
「一切責任は負いません」こんなテキストを見たことがないですか? ユーザーからの責任追及を免れようとして書かれたものですが、一方的すぎる免責条件は消費者を保護する法律によって無効にされてしまうことがあります。
XやFacebookやInstagramなど、SNSでのマーケティングも現在ではさまざまな規制があります。特に公式アカウントから発信する場合、知らなかったでは済まされません。本書では法的に難しい用語も実際に使われる事例を元に分かりやすい言葉で解説されています。
最後の第3章は「すぐに使えて応用できるひな形」利用規約、プライバシーポリシー、特定商取引法、それぞれのひな形が掲載されており、解説とアレンジのポイントもあります。また、ひな形はサポートサイトからダウンロードもできます。
良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方の目次
良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方の目次
良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方の目次
良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方の目次
良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方の目次
Webサービス・アプリの制作に携わる人は、必ず持っていないといけない本だと思います。利用規約とかプライバシーポリシーとかどう書けばよいのか?という人から、今現在のものが大丈夫なのか?という人まで、すべての人にお勧めです。
献本の御礼
最後に、献本いただいた技術評論社の担当者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
お問い合わせは下記よりお願いいたします。
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