無料化され、かなり進化したAffinityで何ができるのかが分かるデザイン書 -Affinity入門 無料ではじめるプロ並みデザイン
Post on:2026年5月22日
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Affinityが無料化されて半年が過ぎようとしています。リリース直後はインストールがうまくいかないなどの問題がありましたが、現在はそういった問題はなくなりました。
無料化されて大きく変わったのが、3つのアプリが1つに統合されたこと、そしてCanvaとの連携です。大きく進化したAffinityで何ができるのか、Canvaとの連携やCanva AIで何ができるのかが分かるデザイン書を紹介します。

2025年11月にAffinityが無料化されて以降、本書が初の解説書だと思います。無料になったAffinityの解説はもちろん、Canvaとの連携テクニックやCanva AIについても収録されており、無料化されたAffinityで何ができるのかを一通り学ぶことができます。
デザインの解説書だと、チュートリアルを実践するときに素材を用意するのが面倒と心配されるかもしれませんが、本書ではサポートサイトからチュートリアルで使用する素材データをダウンロードできるので、大丈夫です。
Kindle版も同時発売されています!
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。

本書は5章構成で、Affinityの基本から「ピクセル」「ベクター」「レイアウト」さらにCanvaとの連携テクニックまで一通り学べます。操作はWindows版が主体ですが、macOS版で異なる場合は補完されています。
第1章は「Affinityの基本」無料化されたAffinityで大きく変わったのが、PhotoとDesignerとPublisherが統合されて1つのアプリとなり、「ピクセル」「ベクター」「レイアウト」と名称が変更されたことです。PhotoとPublisherはその名から判断できましたが、Designerってどういうポジション? というのがなくなったと思います。
「ピクセル」は主に写真などの画像を編集する機能、「ベクター」はベクターデータでデザインする機能、「レイアウト」は小冊子やパンフレットなどのページものを作成する機能です。
またAffinityが無料化されたのは、Canvaに統合されたからです(Affinityを無料にした理由)。そのため、Affinityを使用するにはCanvaのアカウント(無料)が必要になりました(Canvaアカウント登録)。

Affinityを使うときに、気になるのが他のアプリとの相違点だと思います。特にAdobe Creative Cloudでしょう。そもそも無料と有料(高額)というだけでも機能が異なるのは分かりますが、Affinityは無料ながらかなり頑張っていると思います。基本的なことはもちろん、ある程度高度なこともAffinityでできます。
唯一の不満は日本語の扱い、特に縦書きは非対応なことです。一応、縦書き用フォントを使って擬似的に対応は可能ですが、アプリ側で正式にサポートしてほしいと切に願います。
「効率的なAffinity、より多機能なのはAdobe CC」は的を得ていますね。

第2章は『「ピクセル」で画像を加工する』画像の色調を補正したり、切り抜きやトリミング、さまざまなエフェクトで画像を美しく加工します。

調整レイヤーはもちろん、レベル調整、カーブ調整、ホワイトバランス調整、明るさとコントラスト、彩度調整、カラーバランス調整、理カラー(色の置き換え)、など、画像の色調補正にはさまざまな機能が揃っています。
また、切り抜きも自動選択ツールをはじめ、オブジェクト選択ツール、選択ブラシツール、クリッピングマスク、マスクレイヤーで切り抜きの細かい調整もできます。

さらにインペインティングブラシツールで、画像内の消したい部分は違和感なく削除することも簡単です。写真に映り込んでしまった邪魔な要素を消したいときに便利です。肌を美肌にしたいときは、修正ブラシツールが便利です。指定した部分の色を維持したまま、別の部分を塗ることができます。

第3章は『「ベクター」でイラストを作成する』ベクターデータやベジェ曲線を使用して図形やイラスト、ロゴなどのデザインをします。

ベンツールや鉛筆ツールでベジェ曲線を描いたり、パスブラシツールで線を描いたり、シェイプツールでさまざまな図形を描画したり、ナイフツールでカーブやシェイプを切り離したり、ビルダーツールで図形を合成・分解したり、Affinityにはさまざまなツールが揃っています。

Affinityは縦書きには弱いですが、横書きの日本語テキストではさまざまなデザインができます。パスに沿って文字を入れたり、テキストを図形として加工したり、さまざまな装飾を施したり、ロゴのデザインもできます。

手描きのイラストをAffinityに取り込んで、ベクター化し、線をキレイにしたり、変形されたり、色を塗ったり、さまざまなアレンジもできます。

第4章は『「レイアウト」でドキュメントを作成する』Affinityはページもののデザインにも対応しており、小冊子やパンフレットや本などの複数ページのデザインもできます。

「ピクセル」や「ベクター」ではRGBが主でしたが、CMYKにも対応したおり、印刷にも対応しています。画像やテキストを配置し、文字間や改行位置を調整し、画像にテキストを回り込ませたり、といったことも大丈夫です。

Affinity唯一の不満が、縦書きに対応していないこと。2026年5月現在、日本語の縦書きは非対応となっており、設定項目自体がありません。しかし、縦書き用フォントを使用したり、文字を図形に変換したり、と擬似的に実現することは可能です。

最後の第5章は『「Canva」との連携と応用テクニック』AffinityはCanavaと統合されたことで、データ互換があります。これは特にCanvaでは編集制限が多いので、Affinityでデザインをブラッシュアップするのに適しています。

Canvaの有料プランに入っている人は、Canva AIを利用できます。プロンプトから画像を生成したり、画像の足りない部分を補完したり、白黒写真を色づけしたり、低解像度の画像を高解像度にしたり、さまざまな便利な機能が用意されています(Canva AIについて)。
Affinity入門の目次

Affinity入門の目次

Affinity入門の目次

Affinity入門の目次
本書は「Affinity入門」とある通り、入門書なので、Affinityの操作や機能を中心に入り口が広く解説されたものです。私も当初はインストーラーの不具合でインストール自体ができなかったのですが、最近は将来的にAffinityに移行できるように触っています。
献本の御礼
最後に、献本いただいたインプレスの担当者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
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