Web制作やアプリ開発で、ChatGPTにしてもらうと便利なことをまとめた解説書 -エンジニアのためのChatGPT活用入門
Post on:2024年1月19日
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今年は、Webサイトの制作やアプリの開発にAIを活用するシーンがさらに増えそうですね。「HTMLで入力フォームを作って、CSSはBootstrapで。」「MySQLで商品名・価格・在庫数を管理するデータベースを作って。」とお願いすれば、AIはすぐに適切なコードで作成してくれます。
Webサイト制作やアプリ開発の現場でChatGPTにしてもらうと便利なことをまとめた解説書を紹介します。
本書は、ブラウザ版のGPT-3.5をメインに導入方法をはじめ、ゼロからWebアプリを作ったり、在庫管理システムを作ったり、作業負担を軽減する小さなプログラムを作ったり、サイトの仕様書や規約などのドキュメントを書いたり、と実際に作りながらその使い方を学べる解説書です。最後の章ではGPT-4でのより完璧なコードで作る方法もあります。
Kindle版も同時発売されています。
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。
ChatGPTを使用する際にもっとも重要なポイントは、お願いの仕方です。と言っても別にていねいにお願いするとかではなく、箇条書きなどを使用してより具体的にきちんと指示して「やらせる」ことです。ChatGPTは賢いのでたった一言指示を出すだけでも、プログラムを作ってくれます。しかし、自分が求めているもの(どのようなユーザーが操作するのか、入力項目には何が必要か、メニューの構成は、使用する言語は)にしたいときは、より具体的に伝える必要があります。
本書は8章構成で、ChatGPTの導入方法、各モデルの違いと料金、基本的な使い方からWebアプリやデータ整理やドキュメント作りなど実務で役立つ使い方を学べます。
2024年1月現在、ChatGPTにはGPT-3.5とGPT-4の2種類のモデルがあります、GPT-3.5はユーザー登録すれば無償で利用でき、GPT-4は有償プランで利用できます。本書ではGPT-3.5をメインにしており、GPT-4については最後の章のみとなっています。
ChatGPTを初めて使用するという人でも大丈夫です。登録の手順や基本的な使い方も本書では簡単にですが、解説されています。と言ってもここらへんは難しいことは一切ありません。
ChatGPTを使用する上で一番難しいのは、お願いの仕方かもしれません。ChatGPTは会話するようにお願いができますが、適切な結果を引き出すにはより具体的にお願いするのがポイントです。そして、Webアプリ開発やWebサイト制作によく効く言い回し方法もあります。
第3章からはさそっく実践です!
「コードを書かずにアプリ開発」として、「ゼロからWebアプリを作ってみよう!」です。まずはChatGPTに「Webアプリを作ります。OSはWindowsで、開発環境を教えてください。」から始めます。
アプリ開発に必要なPHPのインストールもChatGPTに聞きます。PHPをWindows環境で使用する際はXAMPPとWAMPがよく推奨されますが、「XAMPPとWAMPのどちらがよいですか?」から始め、インストール方法や設定方法もChatGPTに教えてもらいます。もちろん、ChatGPTに本当に聞かなくても本書ではその手順もていねいに詳しく解説されています。
第4章は在庫管理システム、第5章は「作業負担を軽減する小さなプログラムを作ってもらう」です。いざ作ると面倒な小さなプログラムもChatGPTは得意です。入力エラーをチェックするコード、正規表現のパターン、アップロードした画像をサムネイル化、別のプログラミング言語に書き直すなどもChatGPTなら簡単にできます。
第6章は、CSVをJSON形式などにするデータの整理と生成、また都道府県のドロップダウンを作成といったよくある定型データの生成もChatGPTは得意です。
第7章は、ドキュメント作り。仕様書やネットワーク図を作ったり、Webサイトの規約などを書いてもらいます。生成されたドキュメントをHTML化するのもChatGPTがやってくれます。
最後の第8章では、GPT-4やAPIの活用方法です。本書のメインはGPT-3.5ですが、この章では3.5をさらに高性能にしたGPT-4を使用して、さらに便利なプログラムを作成したり、より高度なデータ処理を行います。3.5との大きな違いは、より長いコードを生成できたり、ネット検索ができたり、画像も生成できたり(DALL-E3)します。
エンジニアのためのChatGPT活用入門の目次
エンジニアのためのChatGPT活用入門の目次
エンジニアのためのChatGPT活用入門の目次
ChatGPTをはじめ、さまざまなAIの生成ツールが登場しています。最初は「こんなことも出来るのか」「すごい」と驚きでしたが、これらのツールをどう使うのかがこれからの注目ポイントだと思います。本書では、エンジニアがChatGPTをどのように活用すれば生産性が上がるのかにフォーカスして、具体的な使い方をたくさんの実例とともに解説されています。
献本の御礼
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