創作者向けの配色本が面白くて、すごい! イラストやマンガなどの世界観作りにぴったりな配色本 -物語を感じる配色アイデア
Post on:2024年11月22日
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イラストやマンガなどの世界観作りにぴったりな配色本が登場です!
その名もずばり「物語を感じる配色アイデア」
恋愛、青春、ミステリー&ホラー、SF、ファンタジー、歴史&時代をテーマにした配色がぎっしり詰まっており、ページをめくるたびに新しい世界観に出会えます。
本書は、昨日発売されたばかり!
著者は「配色アイデア手帖」シリーズなどの桜井 輝子氏。これまでも「使いやすい配色」「美しい配色」がたくさんありましたが、本書では「見る人の心をグッとつかんで感情を揺さぶったり、魂に響くような世界観を創造する」配色が集められています。
表紙のイラストには、水中世界のブルー、扉の向こう側の世界はピンクとパープルを中心に多色使いにすることで、創造の海への入り口がイメージされています。
Kindle版も発売されています!
書籍版か電子版か悩む人に朗報です!
なんと本書の早期購入キャンペーンで、書籍版を購入した人はもれなく電子版(PDF)がもらえます。申込は下記ページから。
早期購入キャンペーンページ
※2024年12月19日まで
Amazonで購入した場合だと、申し込む際に注文番号が必要となります。
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。
How to use
配色は見開きページでまとまっており、左ページにはテーマ・イラスト・解説・配色、右ページにはカラーサンプル・ストーリー気ワードが掲載されています。桜井氏の他の配色本を持っている人は、ほぼ同じように使用できると思います。
いくつか本書ならではの特徴があります!
恋愛: ひまわり畑と白いワンピース
右ページの解説では、配色のテーマについてと各色をどのように使用するかやアドバイスなどがあります。まったく同じイラストに使用することはないと思いますが、こういうアドバイスは役立ちますね。
Story Color Map
作りたい世界観、伝えたいストーリーは、色の組み合わせを工夫することで具現化できます。本書を読んで、配色の方向性や配色によって表現できる項目をチェックしてみてください。
では、メインとなる中身を紹介します。
本書はストーリーを感じる配色をテーマに、恋愛、青春、ミステリー&ホラー、SF、ファンタジー、時代&歴史の6つのカテゴリに分けられています。
まずは、恋愛をテーマにした配色。
恋愛: 卒業式、木の下で
紙面は見開きごとにテーマに沿った配色が収録されており、各テーマごとにイラストレーターによる書き下ろしのイラストが掲載されているのが大きな特徴です。その配色を使用した実際のイラストがあることで、各配色のストーリー設定が深まりますね。
恋愛: お砂糖のような甘い言葉
イラストレーターは総勢10名で、本書の巻末に各イラストレーターの情報が掲載されています。
恋愛: 黒い嫉妬
嫉妬をあらわす配色も面白いですね。本書の参考文献には「感情類語辞典」「場面設定類語辞典」が記載されていました。嫉妬という感情ひとつからさまざまな言葉やシーンに繋がる、創作者向けの辞典です。類語辞典は当ブログでも何回か紹介したので、持っている人も多いと思います。
青春: 青空プールサイド
恋愛をテーマにした配色は23種類、24~43は青春がテーマです。「青空プールサイド」のようにブルー系の配色が多そうに思うかもしれませんが、「最後のクラス写真」「朝帰りに見た朝日」「深夜のゲームセンター」「小さな手に込めた願い」などさまざまな配色が青春にも揃っています。
ミステリー&ホラー: 付喪神の戯れ
ミステリー&ホラーは15種類、日本のテーマが多いですが、西洋のもけっこう揃っています。
SF: 星の海でピクニック
SFは14種類、日常では出会ったことがないような未来的な配色で溢れています。
ファンタジー: 宮廷薬師の庭園
ファンタジーは28種類、現実とは異なる異世界感に浸れる不思議な配色がたくさん揃っています。
歴史&時代: 巫女の舞
歴史&時代は15種類、このテーマは完全に和の世界観です。古から江戸・大正・明治まで時代を感じさせる配色です。
物語を感じる配色アイデアの目次
物語を感じる配色アイデアの目次
物語を感じる配色アイデアの目次
物語を感じる配色アイデアの目次
物語を感じる配色アイデアの目次
メインとなる配色ページを中心に紹介しましたが、本書ではコラムの配色も充実しています。「世界観を作る空色MAP」ではグラデーションを使った配色、「架空の生き物の色」ではドラゴンなどに色をどのようにすればよいのか特徴や弱点などを加味した色の使い方など、コラムもかなり楽しめます。
献本の御礼
最後に、献本いただいたインプレスの担当者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
お問い合わせは下記よりお願いいたします。
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