とりあえず、素人っぽく見えないデザインのコツを教えてください! 基本をしっかり身につけ、実践テクニックもくわしく解説されたデザイン書
Post on:2022年1月21日
これだけを覚えておけば間違いないデザインの基本と、デザインがあか抜けるこつを実例で詳しくていねいに解説したデザイン書を紹介します。
デザインの流れや手順、考え方もよくわかり、デザインの基本と実践的なテクニックを身につけたい人にぴったりの一冊です!
本書は「3色だけでセンスのいい色」「けっきょく、よはく。」(リンクは当ブログでの紹介記事)などの著者ingectar-eの新刊です。既刊もすべてが大好評だった書籍ですが、本書もこれまたデザインの勉強になる良書です。
デザインの基本原則から、実践的なデザインのテクニックまで分かりやすく解説されています。
本書は一昨日発売されたばかり!
Kindle版も同時発売されています。
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。
本書は6章構成で、各トピックは6ページに渡って解説されています。1,2ページ目にデザインのお悩みと解決策、デザインの考え方が解説されています。
3,4,5,6ページ目にデザインの基本・簡単なテクニック、一歩踏み込んだ応用テクニックまで、分かりやすく解説されています。
第1章では情報整理からレイアウトのコツが特集されており、自分のレイアウトに役立つ知識が満載です。
各章ごとのまとめ(第1章だと「鉄板レイアウトパターン」)やコラム(第1章だと「視線の流れを意識しよう」)も充実しており、お得感がすごいあります。
第2章は「すっきり読みやすい文字と文章」
読みやすい文字サイズ・行間・文字間、お勧めのゴシック・明朝・丸ゴシック、読みやすくするための微調整方法など、日本語フォントが主体ですが、日本のデザインで使用するための欧文フォントについても解説されています。
たとえば「フォント選びの秘訣」ではメインフォント・アクセントフォント・ベースフォントの選び方をはじめ、基本の組み合わせ、おしゃれな組み合わせなど、デザインに合わせた選び方が分かります。
当ブログのビジターはフォントに興味がある人が多いと思うので、この第2書をもう少し見てましょう。デザインが素人ぽっく見えてしまう原因の一つに、カーニングがあります。日本語だけでなく、英数記号文字を打ちっぱなしそのままだと、デザインがダサく見えます。ここに配慮することで、完成度の高いデザインに近づきます。
タイトルやロゴなど、目に止まるようにデザインする方法もあります。まずは、簡単なテクニックとして、「メリハリ文字」「ずらし文字」「色変え文字」だけでも印象がかなり変わります。後半の応用テクニックでは、さらにおしゃれな加工テクニックが解説されています。
デザインにどのフォントを使用すればいいか迷った時は、「定番おすすめフォント」が役立ちます。ウェイトが豊富なフォントが掲載されいるので、さまざまなデザインに役立ちます。欧文フォントも掲載されています。
第3章は「配色アイデア」
デザインに合った色の選び方、1色や3色など少ない色数でできる配色方法など、センスよくまとめる色の選び方とその使い方が分かります。たとえば、3色ルールだと「ベースカラーを決める」「残りの2色は同系色か反対色」また、バランスのいい配色パターンやポイントを目立たせるための配色パターンもたくさん掲載されており、すぐに使いたくなる配色ばかりです。もちろん、章末には配色パターンのまとめも掲載されています。
第4章は「ビジュアル」
写真やイラスト、図をデザインでどのように使用するかのテクニックです。写真が活きるレイアウトのこつ、トリミングによって変わる写真の印象、○○ぽっくするレタッチ方法など、実践的なさまざまなテクニックが解説されています。
デザインに適したイラストを選ぶときは、ポイントをおさえておきましょう。
最後の第5章は「あしらいと装飾」
アイコン、見出し、罫線、図形など、細部のこだわりはデザイン全体のクオリティアップにつながります。
線を使用すると、情報を見やすく整理することができます。区切り線、罫線、強調線など、あらゆるデザインで使用できます。
とりあえず、素人っぽく見えないデザインのコツを教えてください!の目次
とりあえず、素人っぽく見えないデザインのコツを教えてください!の目次
とりあえず、素人っぽく見えないデザインのコツを教えてください!の目次
とりあえず、素人っぽく見えないデザインのコツを教えてください!の目次
デザインの解説書の多くは、知識やテクニックの解説が中心ですが、本書ではデザインの流れや手順にも重点が置かれています。デザインの進め方が分かると、次にすべきことが見え、効率的にデザイン作業を進められます。特に作業の途中で手が止まってしまう、そんな人にお勧めします。
献本の御礼
最後に、献本いただいたインプレスの担当者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
お問い合わせは下記よりお願いいたします。
sponsors