ApacheとIISサーバーのログをローカルで解析する方法
Post on:2007年1月9日
ApacheやIIS 4/5/6 のサーバーが生成したログをFTPなどでダウンロードし、Windowsのローカル環境で解析するソフトを紹介します。
WebLog Expertには、シェア版の「WebLog Expert」とフリー版の「WebLog Expert Lite」があります。
Lite版は、解析する項目が異なり、サーバーからFTPなどでログがダウンロードできないことやCSVに書き出しできないなど制限されています。
ここでは、フリーの「WebLog Expert Lite」を紹介します。
- WebLog Expert Liteの入手
- WebLog Expert Liteの設定
- WebLog Expert Liteでのログ解析
- WebLog Expert Liteでのログ解析の項目
- WebLog Expert(シェア版)でのログ解析の項目
WebLog Expert Liteの入手
- 下記ページから「WLELite.zip」をダウンロードします。
WebLog Expert Download
WebLog Expert Liteの設定
- WebLog Expert Liteを起動します。
- メニューバーの「New」ボタンをクリックし、新規のProfileを作成します。
- 「General」のパネルでは、「Profile name」に分かりやすい名称を記入し、「Domain」「Index file」に解析するサイトのドメインとインデックスファイルの名称を記入します。
- 「Log Files」のパネルでは、「Path」の「Browse」ボタンを使用し、解析を行うログデータを指定します。
- 「完了」ボタンをクリックすると設定は、完了です。
WebLog Expert Liteでのログ解析
- ログを解析するには、設定で作成したProfileをクリックして選択し、メニューバーの「Analyze」ボタンをクリックするかダブルクリックをします。
- ログの解析が始まり、デフォルトに設定しているブラウザにログを解析したデータが表示されます。
WebLog Expert Liteでのログ解析の項目
英語版のため、検索フレーズや検索ワードが文字化けしますが、ブラウザの[表示]-[エンコード]を変更することにより、文字化けせずに表示されます。
- General Statistics
ヒット数、ページビュー、ビジター数など - Activity Statistics
日別、時間別の集計など - AccessStatistics
ページごと、画像ファイルごと、ディレクトリごと、エントリーページのアクセス数など - Visitors
ビジターのホスト(IP)など - Referrers
リファラー、検索エンジン別の来訪者、検索フレーズなど - Browsers
ブラウザやOSなど - Errors
エラーレポート
WebLog Expert(シェア版)でのログ解析の項目
シェア版では、以下の項目の解析が行え、グラフ表示も項目により増えます。
- General Statistics
ヒット数、ページビュー、ビジター数など - Activity Statistics
日別、時間別、週別、月別の集計など - AccessStatistics
ページごと、画像ファイルごと、ディレクトリごと、エントリーページ、出口ページ、パス、ファイルタイプのアクセス数など - Visitors
ビジターのホスト(IP)、ドメイン、国など - Referrers
リファラー、検索エンジン別の来訪者、検索フレーズ、検索エンジンごとの検索フレーズ、検索キーワードなど - Browsers
ブラウザやOS、スパイダーなど - Errors
エラーレポート、404やその他の詳細なエラーレポート
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