日本語にも対応!自分で書いた文字からフォントを簡単に作成できる無料オンラインツール -Calligraphr
Post on:2018年3月30日
Windowsからでも、macOSからでも、手書きのオリジナルのフォントが簡単に作成できる無料オンラインツールを紹介します。フォントはTrueTypeもOpenTypeも作成できます。
日本語はじめ、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語などのフォントを作成することができ、リガチャ(合字)にも対応しています。
さっそく、Calligraphrで手書きの日本語フォントを作成してみました。
作成するには、メールアドレスの登録(無料)が必要です。
※無料版でもフォントは無制限に作成できますが、同時に作成できるのは一つまでで、75文字までとなっています。
全体的な流れは、下記のようになります。
- 作成するフォントを決める(日本語・英語・ひらがなやカタカナや漢字のみも可)。
- 手書き用のテンプレートをダウンロード。
- テンプレートに文字を手書きし、アップロード。
- アップロードしたテンプレートを元に、フォントを自動生成。
- 生成されたフォントをダウンロード。
では、順を追って解説します。
まずは、下記ページにアクセスします。
Calligraphr Appのトップページです。
「1. Create a template」をクリックして、手書き用のテンプレートを決めます。
テンプレートの作成画面です。
左パネルから、作成するフォントを選択します。
日本語フォントを作成するので、「Japanese」を選択
日本語フォントには、ひらがな・カタカナ・漢字をはじめ、英数記号文字も含まれています。各文字をクリックすると、削除(Delete)することができますが、テンプレートに手書きする際にも文字を選定することができます。
ここでは、テンプレートから文字を削除することなく、進めます。
日本語フォントの一覧
上部の「Template Download」をクリックすると、テンプレートのダウンロードパネルが表示されます。PDFとPNGが選択できるので、作業がしやすい方を選択してください。
テンプレートファイルのフォーマットを選択
「Download」をクリックすると、テンプレートがダウンロードできます。
テンプレートのダウンロード
テンプレートは、下記のようになります。
テンプレート
各文字の空欄に、その文字を手書きします。
マウスを使用して「あいうえお」だけ、書いてみました。
※すべての文字を書く必要はありません、必要な文字のみでOKです。
マウスで書いた文字
書いたテンプレートをアップロードするために、Calligraphr Appにアクセスします。上部の「Upload Template」をクリックし、テンプレートをアップロードします。
アップロードが完了すると、書いた文字が一覧で表示されました。
テンプレートのアップロード
右下の「Add」をクリックすると、フォントにする文字が登録されます。。
フォントにする文字の一覧
上部の「Build Font」をクリックすると、フォントが作成されます。フォント名も自由に決めることができます
フォントの作成
フォントの作成が完了しました。
.ttfと.otfのフォントファイルが生成されるので、ダウンロードします。
フォントファイルのダウンロード
作成したフォントファイルは、通常のフォントと同様にインストールして利用できます。
ダウンロードしたフォントファイル
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