Sassの初心者からもっと使いこなしたい人まで、Sassを確実にマスターできるオススメの本 -Sassの教科書
Post on:2013年9月20日
Sassって何?という人、導入が面倒で躓いた人、基本機能をはじめ実用的な機能も学びたい、実装の現場でどのように効果的に取り入れるのか、すぐに使えるテクニックなど、Sassをマスターするために必要な知識が全て網羅されたと言っても過言ではないオススメの本を紹介します。
Sassをマスターすることで自身のスキルアップ、現在の職場での評価アップにつながり、また転職する際にも大きな武器になるでしょう。
本書は9/13に発売したばかり。
表紙のカラーが非常に目立つので、店頭でも分かりやすいですね。
著者の平澤さんとは飲みに行ったことがありますが、決してひいき目ではなく、なかなかの良本を書き上げたな、と思いました。
お疲れさま!
献本はたいてい、いただいてから2,3日で読んでしまうのですが、この本はその濃い内容のため1週間ほどかかってしまいました。
ウェブ系の本はターゲットがなかなか難しいところで、この本はSass一つに絞っているため、Sassって何? 初めてだけど使いこなせるの?という人から、バリバリ使ってる人が更に効率的にするにはどうすればいいのかまで、初心者から上級者まで満足のいく本だと思います。
紙面のキャプチャで、中身を少しだけご紹介。
目次です。
「Sassのキホン」では基礎知識だけでなく、Sassってエディタでいいの?クライアントや他のメンバーはSass使えないけど平気なの?といった素朴な疑問にもしっかりページが割かれています。
ページはフルカラーで、イラストは最初だけ。
初心者向けのページは易しく、上級者向けのページはより専門的に。
Sassの特徴も簡単明瞭、すっと頭に入っていきます。
さぁ、Sassを使ってみよう!
Sassの導入はWin/Mac両方ともしっかりした解説があります。
もちろん、RubyのインストールやSassのアップデートも詳しく解説。またトラブル時の対処方法もあるので安心。
Sassの導入が完了したら、まずはマスターしておきたい基本機能の紹介。
基本機能のあとには、更に便利な高度な機能の解説もあります。
機能だけでは役に立ちません。現場でどのように使うかが重要です。
制作時にどのように使うかさまざまな事例・サンプルの解説があります。現在Sassを使ってる人は、ここから読めばいいかもしれません。
コラムも充実。実装の現場でありがちなネタがたくさん掲載されています。
チームなどで複数のメンバーと作業するときの効率化。
ページのレイアウトやエレメントなどを実装するテクニックも満載です。
Sassが使えるアプリをはじめ、フレームワークやツールなども詳しい解説とともに紹介。
エディタの紹介、もちろんWin/Mac両対応です。
最後の章のリファレンスもしっかりページが割かれています。
Sassの教科書の目次
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- 第1章 Sassのキホン
- まずはSassって何なのかを知ろう
- Sassを導入する前の疑問や不安
- 何はともあれSassを触ってみよう
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- 第2章 Sassの利用環境
- Windows環境にSassをインストールする
- Mac環境にSassをインストールする
- Sassを最新版にアップデートしよう
- Sassのコマンドの使い方を覚えよう
- バッチファイル・シェルスクリプトで簡単にコマンドを実行する
- GUI(Koala)でSassを使用する
- インストールや実行中にエラーが表示された場合の対処法
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- 第3章 これだけはマスターしたいSassの基本機能
- ルールのネスト(Nested Rules)
- 親セレクタの参照&(アンパサンド)
- プロパティのネスト(Nested Properties)
- Sassで使えるコメント
- 変数(Variables)
- 演算
- Sassの@import
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- 第4章 高度な機能を覚えてSassを使いこなそう
- スタイルの継承ができる@extend
- 柔軟なスタイルの定義が可能なミックスイン(@mixin)
- 制御構文で条件分岐や繰り返し処理を行う
- 関数を使ってさまざまな処理を実行する
- 自作関数を定義する@function
- テストやデバッグで使える@debugと@warm
- Sassのデータタイプについて
- 使いどころに合わせて補完(インターポレーション)してくれる#{}
- 変数にデフォルト値を割り当てる !default
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- 第5章 現場で使える実践Sassコーディング
- 管理/運用・設計で使えるコーディングのTips
- ブラウザ対応で使えるコーディングTips
- レイアウト・パーツで使えるコーディングTips
- スマホ・マルチデバイスで使えるコーディングTips
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- 第6章
- Sassをさらに便利にするCompass
- Compassを利用する準備
- Compassのインポートとモジュール
- Compassのミックインを使う
- Compassの設定変数を定義する
- Compassの関数(Helpers)
- Compassで簡単CSSスプライト(Compass Sprites)
- 高度なCSSスプライトの使用方法(Sprites Helpers)
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- 第7章 もっとSassを使いこなして便利にしよう
- Sassのフレームワーク紹介
- Sassが使えるテキストエディタ
- DreamweaverのSassの対応
- SassのGUIコンパイラ
- SassのCUIツール
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- 第8章 Sassの全機能リファレンス
- Sassの基本と高度な機能
- Sassの関数一覧
- Sassの拡張
付録として、コマンドオプションの一覧と用語集もあるのは便利ですね。
フロントエンドの開発に携わる制作者は、常に参照できるよう手元に置いておきたい一冊です。
献本の御礼
最後に、献本いただいたインプレスジャパンの担当者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
お問い合わせは下記よりお願いいたします。
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