デザインを基礎からしっかり身につけよう!あのノンデザイナーズ・デザインブックに日本語を使ったデザインが加えられて更に充実!
Post on:2016年7月1日
デザイナーをはじめ、デザインに携わる多くの人が手に取り、そしてデザインを学んだ「ノンデザイナーズ・デザインブック」の第4版が昨日(6/30)出版されました。
第4版では多くの人が待ち望んでいたであろう日本語を使ったデザインサンプルが追加され、Webページのレイアウトやナビゲーション、名刺やフライヤーなど、日本語の特徴を活かしたデザインで学ぶことができます。
僕は初版しか持ってなかったのですが、第2版で増補され、第3版ではフルカラーになり、第4版ではついに日本語を使ったデザインサンプルや和文タイポグラフィが加わりました。
Amazonでは7/14までの購入で、特典PDFがもれなく付いてきます。
版元様より誌面をいくつかお借りしました。
初版しか持ってないので、フルカラーってだけで時代の流れを感じてしまいます。カラーはいいですね。
デザインの4つの基本原則: コントラスト・反復・整列・近接
Webデザインも日本語を使ったデザインで学べます。
和文タイポグラフィも追加されました。
そんな本書の中身を紙面のキャプチャで少しだけご紹介。
第4版の一番の改訂ポイントは、日本語を使ったデザインの解説が加わったことです。もちろん英語のデザインでも学ぶべきことは多いのですが、日本語ならではのポイントがあるのも確かです。
デザインする上で、もちろんWebデザインにおいても大切なのは基本原則です。
コントラスト・反復・整列・近接のテクニックをしっかり身につけ使えるようになると、スキルがぐっとアップし、デザインするのが楽しくなります。
基本原則を使った事例も豊富。
表紙のデザインを例に、近接・整列・反復・コントラストをどのように使うのか、具体的なデザインテクニックを学べます。
この4つの原則は単独だけでなく、通常のデザインでは組み合わせて使います。
カラーの理論は複雑になりがちですが、基本をしっかり理解するだけで、驚くほど役に立ちます。
単色の組み合わせを使ったデザインは、最近のWebデザインでも多く見られます。
デザインの4つの基本原則にしたがって、日本語を使ってデザインしてみましょう。
日本語の名刺デザインは、英語の名刺とはかなり異なりますよね。
Webも確かに英語の文字は使いますが、日本語独自のデザインが必要になります。
メニュー、フォーム、画像と見出しとボタンなどを例に、日本語を使った4つの基本原則が分かります。
デザインではタイポグラフィが非常に大切です。
紙のデザイナーさんはタイポグラフィを重視している人がほとんですが、Webのデザイナーさんは不得意な人が多いように思います。
タイポグラフィもカラーと同様に、基本をしっかり身につけるだけで、デザイン全体に大きな影響を与えます。
日本語のフォントも英語と比べて、かなり異なります。書体の種類だけでなく、文字の高さや幅も英語は文字毎に異なりますが、日本語はひらがな・カタカナ・漢字のそれぞれで同じ高さ・幅になるようデザインされているものが多いです。
ノンデザイナーズ・デザインブックの目次
-
- Design Principles -デザインの原則
- イントロダクション
- 近接
- 整列
- 反復
- コントラスト
- 4つのデザイン原則の復習
- カラーを使ったデザイン
- おまけのチップス&トリック
- 日本語版補足: 日本語によるデザインサンプル
-
- Designing With Type -活字でデザインする
- 欧文タイポグラフィの基本
- 活字(と人生)
- 活字のカテゴリー
- 活字のコントラスト
- 日本語版補足: 和文のための補足
-
- Extra
- 参考になりましたか?
- 解答と回答例
- この本で使った書体
本書を久しぶりに読みましたが、やっぱり良書ですね。
解説は分かりやすくポイントがしっかり押さえられており、デザインを学んだことはないけれど、デザインをしっかり身につけたい人にオススメの本です。
献本の御礼
最後に、献本いただいたマイナビの担当者さまに御礼申し上げます。
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