デザインの練習方法がよく分かる!無名デザイナーが365日、毎日ロゴをつくり続け、有名デザイン賞を受賞したロゴデザイン上達法
Post on:2020年9月25日
無名デザイナーが365日、毎日ロゴをつくり続け、国内外の有名デザイン賞を受賞したロゴデザイン上達法を紹介します。
著者自らが実践したデザインの練習方法、ロゴデザインに必要な発想力と造形力を鍛える方法、結果を出したロゴデザインの上達方法など、プロのデザイナーとして上達するための決定版です。
頭の中でもやもやしてたことが、はっきりと言語化されており、お勧めです!
「365」の中に「ロゴ」が隠れているのもいいですね!
本書は、著者が実践したデザインの手法や練習方法が非常に詳しく解説されており、それらのひとつ一つ、もしくは全部が刺さると思います。また、ロゴのデザインも非常に豊富で、ロゴづくりのプロセスも詳しく解説されています。
デザインで伸び悩んでいる人に特にお勧めします!
Kindle版も同時発売です!
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。
著者は2010年から毎日ロゴでロゴを毎日作り続け、それをきっけかにロゴの仕事が広がり、さらには国内外のさまざまなデザイン賞を受賞するまでに至りました。本書は、著者が得たロゴデザインの上達方法・練習方法が詳しく解説された一冊です。
本書は3章構成で、第1章ではロゴ制作の練習「毎日ロゴ」です。
著者は毎日ロゴを始める前は、ロゴの仕事はほとんどなかったのですが、今ではキリンビバレッジ「生茶」やロッテ「紗々」のパッケージデザインなどナショナルクライアントからの依頼も舞い込むほどのデザイナーです。
うるう日を含めた366日分のロゴが掲載されています。1つのロゴの制作時間は30分以内とし、ロゴのテーマ決め、アイデアをまとめ、アイデアを元にロゴを制作、説明文までを完了させます。
毎日続けることで、思考が訓練され、デザインの引き出しもかなり増えたそうです。
ロゴは「今日は何の日」をテーマにしており、1つずつにデザインの意図など説明文があります。右下の矩形には、第2章で解説されているデザインのテクニックが示されています。
第2章では、ロゴの制作で用いられるデザインのテクニックが解説されています。
「アルファベット←→日本語変換法」は、文字にオリジナリティを発揮させるデザインのテクニックです。アルファベットを組み合わせて漢字をつくると、外国のイメージが生まれます。また、英語にひらがなを組み合わせると、洗練された和のイメージが生まれます。
「一枚の絵で表現する」もロゴでよく見かけるテクニックです。見た瞬間分かるように、直感的にするのがポイントで、ゴチャゴチャと雑多な印象を与える要素を省いてデザインします。
本書では、17の実践的なデザインのテクニックが解説されています。
最後の第3章は、実践編。
実際に仕事で制作されたロゴづくりのプロセス、クライアントの課題をどのようにデザインに落としこんだのか、デザインの品質について解説されています。
デザインの実践も言葉にできないあやふやなものではなく、分かりやすい文章と実際のデザインで詳しく説明されています。
デザインの中でもロゴは特に、気づく楽しさがあります。この気づきが人々の興味を引き付け、デザインをより印象的にします。こういうのを見つけると、誰かに話したくなりますね。
著者が実際に仕事で制作したロゴについても詳しくそのプロセスが解説されています。提案したデザイン案、決定案とその解説、ロゴのバリエーション、デザインでどのように展開させるかなど、非常に参考になると思います。
毎日ロゴの目次
毎日ロゴの目次
デザイナーだけでなく、ロゴに興味がある人にもお勧めの一冊です!
アイデアの出し方、それを形にするデザインの練習方法、ロゴデザインに必要な発想力と造形力を鍛えるための手法があいまいな表現ではなく、具体的で分かりやすく解説されています。また、デザインの仕事で心がけていることなどのコラムも充実しています。
献本の御礼
最後に、献本いただいたビー・エヌ・エヌ新社の担当者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
お問い合わせは下記よりお願いいたします。
sponsors