人物イラストの複雑な形の描き方を線1本レベルで解説したイラストの教科書 -鉛筆一本ではじめる人物の描き方
Post on:2020年4月10日
誰でも描ける線1本、簡単な図形からはじめ、バランスのとれた顔や身体、さまざまなポーズの人物イラストの描き方を線1本レベルで丁寧にやさしく解説したイラストの教科書を紹介します。
本書は、本日4/10の発売です!
人物のイラストが描きたい、顔を描くのが苦手、身体を描くのが苦手、ポーズが描けないなど、人物イラストをセンスや鍛錬に頼らず、「ロジック」を知ることで簡単に描けるようになります。
本書は当ブログでも紹介した「ロジカルデッサンの技法」の第3弾!
第1弾「線一本からはじめる伝わる絵の描き方」、第2弾「鉛筆一本ではじめる光と陰の描き方」もかなりの良書でしたが、今回は「人物の描き方」とある通り人物の顔や身体・ポーズの描き方が詳しく説明されています。
前書を持っている人はもちろん、持っていない人でも楽しめる一冊です。
オンライン書店での購入者に早期購入キャンペーンが開催されています!
「ロジカルデッサンの技法」の第1弾と第2弾のおいしいところをまとめたダイジェスト版PDFが応募者全員もらえます。
申込は下記ページから、5/10までとなっています。
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※申込には、Amazonや楽天で購入した際の「注文番号」が必要です。
紙面のキャプチャで、中身を少しだけご紹介。
本書で絵を描くのに必要なのは、紙と鉛筆です。コピー用紙でもノートでも、シャープペンシルでも大丈夫。あと、消しゴムも用意しておくとよいでしょう。
本書は5章構成で、1章は絵を描くための鉛筆の使い方から始まります。
絵を描く時に意外と難しいのが、曲線や正円です。ちょっとしたコツと実際に手を動かしてみることで、形の整った曲線や円が描きやすくなります。
順番通りにやるだけなので、簡単にできると思います。
円の描き方をマスターしたら、目を描いてみましょう。目を観察し、その構造をきちんと捉えて描きます。目は2つの円と2つの曲線がポイントです。
瞳・瞳孔・涙丘、光の反射、まつげ・上まぶたが落とす影などを描き足していくと、目の立体感が表現できます。
1章で基本を終えたので、2章では人物の顔を描きます。基本的な顔を描けるようになれば、比率や形を少し変えるだけで、男性・女性、子供・大人などの描き分けができます。
まずは、基本の比率を使用して、正面の顔を描きます。補助線の役割なども詳しく解説されているので、初心者でも簡単だと思います。
顔の向きを変えたり、子供と大人の描き分けなどもステップごとに詳しく解説されています。
3章では人物の身体です。棒人間で骨格と関節を正しく使用することで、バランスよく描けるようになります。動きのあるポーズでは、正中線と骨格の捉え方が大事なポイントです。
基本をマスターすれば、さまざまなポーズや洋服を着ている身体も描けます。解説の途中にある「練習のこつ」もかなり役立つアドバイスです。
4章は躍動感やストーリーが感じられる人物表現です。奥行きと動きのある身体を描く時も、重要なのは骨格と関節です。
骨格を斜め向きにするのは、難しいと感じるかもしれません。大丈夫です、ステップの順番通りに手を動かすだけで、バランスが整った正しいデッサンを描けます。
棒人間に3章・4章で学んだ肉や洋服をつけると、完成です。
他にも斜め向きのモナリザ、ノートパソコンを操作しているビジネスマンの描き方も解説されています。
最後の5章では人物を含んだ情景の描き方です。人物に加えて、建物や車、木や雲など、身の周りにあるものを要素ごとに分解して描きます。
1点透視図法を使って人物を含んだ部屋、太陽の位置で変化する陰影による朝と夕方の描き分け方など、イラストのバリエーションがかなり広がります。
鉛筆一本ではじめる人物の描き方の目次
- 絵の描き方を知ろう
- 鉛筆1本で描こう
- 顔を描こう
- 身体を描こう
- 人物を描こう
- 人のいる情景を描こう
本書を手に取れば、今まで絵を描いたことがない人でも、挫折せずに描けるようになると思います。絵を描く方法は感覚的な説明になりがちですが、その手順が細かく分解されロジカルに説明されているので、迷うことなくマスターできます。
献本の御礼
最後に、献本いただいたインプレスの担当者さまに御礼申し上げます。
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