デザイン思考とは小さなことを継続して身につけるもの、気づきと学びと体験が得られるクリエイティブな実践書
Post on:2019年9月20日
「デザイン思考」とは、デザイナー限定の思考法ではありません。「Designing Thinking」を日本語訳にした言葉で、このDesigningは「設計する」という意味で、「問題解決する方法を設計する(Designing)ための考え方(Thinking)」です。
デザイナーはデザインによって問題を解決する職業です。そして、学生にも教員にも公務員にも、もちろんクリエイティブに携わる人にも、どんな立場の人でもこの問題解決するためのデザイン思考が役立ちます。
本書はデザイン思考の概要を理解し、デザイン思考の考え方やそれをどのようにアクションにつなげていくのかを学び、実際にフレームワークやツールキットを使用して実践していく、気づきと学びと体験が得られる実践書です。
本書は先日発売されたばかりですが、早くもAmazonレビューで星5が連発です。
Kindle版は少しお値段がお得です。
Kindle版か書籍版か悩んだ人は、チョマテヨ!
書籍版をオンライン書店(Amazonなど)で購入した人は、電子書籍(PDF版)が無料でダウンロードできます。これは、かなりお得ですね。
申込は下記ページから。
- 「スタンフォード式 デザイン思考」早期購入キャンペーン
※申込締切は、2019/9/30まで
紙面のキャプチャで、中身を少しだけご紹介。
「スタンフォード式デザイン思考」と聞くと難しく感じる人がいるかもしれませんが、共感できる具体的な事例や平易な文体で、気軽に読めます。
本書は5章構成で、1,2章は気づきと学び、3,4章は実践と体験、5章は総括となっています。1章では、著者自らの経験と考え方をもとに、デザイン思考とは何か、どうやって身につけてきたのか、そしてデザイン思考をどのように使うのかを学びます。言われてみると、そういうことがある!と思うかもしれません。
著者はメルカリでデザイン思考を実践しており、その時の経験談なども紹介されています。チームをどのようにつくればよいのか? よいブレストにするためには? 失敗を恐れずにチャレンジできる環境こそがデザイン思考の魅力です。
Webサイト、特にWebアプリではプロトタイプが重要です。ユーザーに受け入れられるか分からない段階で、完成品をつくる必要はありません。プロトタイプの役割としては、ユーザーがどう感じるか、どうやって使うか、ニーズを満たすものかをあらかじめ検証できます。
3,4章は実践と体験ができます。簡単なリスト形式からジャーニーマップなど、デザイン思考のプロセスを進めていく上で、考え方をうまくまとめ、明確にできます。
ポストイットを使ってアイデア出しをする人もいると思います。アイデアをカテゴリごとに分け、そのアイデアにどんな価値があるのか、どのようなユーザーにはまるのか、障害はないか、などアイデアを膨らませて具体化します。
最後の章は、デザイン思考の在り方、活かし方。最後に素晴らしい言葉がありました。「何かをやるための唯一の方法は、やることだ」
スタンフォード式デザイン思考の目次
- なぜデザイン思考が必要なのか?
- デザイン思考をやってみよう
- ツールキットを使ってみよう
- チームを活性化させるファシリテーション
- デザイン思考のいまと未来
本書は、デザイン思考っていまいち分からないという人にお勧めです。デザイン思考のプロセスが丁寧に解説されており、デザイン思考を身に付けるための具体的なノウハウが分かります。何事もとにかくやってみることから、始まります。
献本の御礼
最後に、献本いただいたインプレスの担当者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
お問い合わせは下記よりお願いいたします。
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