全ページが完全保存版のデザイン書、プロのデザイナーに役立つ知識がしっかり身につく -デザインのしごと 100の質問
Post on:2024年3月1日
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デザイナーとして業務に就いている人をはじめ、デザイナーを目指す初心者にも、デザインの仕事でつまずきがちな疑問や悩みを解決する、まさにこういう本が欲しかったデザイン書を紹介します。
クライアントとのやり取り、Webや紙デザインのレイアウト、フォント、配色といった実践的なテクニック、デザインのスキルを磨くにはどうすればよいかなど、仕事に役立つデザインの知識がしっかり身につきます。100項目が収録されているのですが、もう全ページが完全保存版の一冊です!
本書は、今週発売されたばかり!
デザイン書をたくさん執筆されているingectar-eの最新刊で、私もingectar-eのデザイン書はたくさん持っていますが、本書はいい意味でこれまでとはまったく違うingectar-eのデザイン書です。
Kindle版も発売されていますが、私は書籍版をお勧めします。イラストや図解が満載で、ページをめくる度に楽しさを味わえる一冊です。
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。
『100の質問』とあるように、本書には100項目が全6章で構成されています。各項目には、イラストや作例や図解が豊富に掲載されており、つまずきがちな疑問や質問に対しての実践で使える情報やテクニックが詳しく解説されています。
第1章はクライアント。デザインを仕事にするなら、必ずクライアントが存在します。ここがプロとアマで大きく異なる点です。そして、クライアントと良好な関係を築くことは、良い仕事に繋がります。『クライアントの要望を上手にヒアリングするには?」ヒアリングする際に絶対に押さえておきたいポイントがいくつかあります。また、ヒアリングシート(上記の左)を用意しておくと、いいですね。このヒアリングシートは購入者特典としてサポートサイトからダウンロードできます。
「デザイン案を複数見せて」「デザインはおまかせで」とか言われることもよくあります。デザインによる見せ方や伝え方の正解は一つではありません。どのようにバリエーションを出せばよいのかポイントがあります。
第2章から第4章はデザインの実践的なテクニック、まずは『レイアウト』です。本書ではWebデザイン・紙デザインをベースに、デザインの要となるレイアウトに関する知識とテクニックを学べます。
レイアウト・フォント・配色の各章ごとに15項目くらいあり、仕事でデザインに携わる際につまずきがちな疑問や質問の解決方法が解説されています。上記は左上から、レイアウトの基本となる4大原則、情報量が多いときの収め方、無彩色+1色で作るときのこつ、レイアウトにおけるバランスの取り方です。
どのページもイラストや作例や図解が豊富で、非常に分かりやすく、重要なポイントがまとめられています。
第3章は『フォント』Webにも紙にも欠かせないデザインの重要な要素です。フォントには主に「見せるための文字」と「読ませるための文字」があります。デザインの現場で実際によく使用されているフォントは、要チェックです。
デザインの現場で実際によく使用されているフォントは、「王道フォント」「今っぽいフォント」に分けられており、Adobe FontsやMorisawa Fontsから利用できます。
本書ではフォントに関するデザインのテクニックも満載です。読みやすい文章のための文字組み、タイトルや見出しを「見せる」ためのカーニング、重要な文言や数字を目立たせる組み方など、分かりやすく解説されています。
フリーフォントを探せるおすすめサイトには、当ブログ「コリス」も掲載されています。不定期ですが、割と頻繁に更新しています!
第4章は『配色』色に関する知識をはじめ、配色の理論、実践的な使い方など、解説も充実しています。
たとえば、「デザインがぼやっとするときはどうすればいい?」「色を使いすぎてごちゃごちゃしちゃった!」「色の統一感ってどうやったら出せるの?」など、ありがちな疑問や悩みを解決してくれます。
第5章は『印刷』紙の種類や選び方、印刷会社の決め方、CMYK変換のこつ、黒の出し方など、こだわり出せばきりがなく奥深いのが印刷の世界です。
最後の第6章は『学習&気持ち』デザインを勉強するにはどうすればよいかだけでなく、マインド面の悩みについての向き合い方にも触れられています。たとえば、デザインの勉強をするためには、本を読むだけではなく、アウトプットすることが大事です。デザインをつくってみたり、気になったことをメモ書きするとかなり違います。
デザインのしごと 100の質問の目次
デザインのしごと 100の質問の目次
デザインのしごと 100の質問の目次
デザインのしごと 100の質問の目次
まさに、全ページが保存版の一冊です。100項目すべて異なるイラストや作例や図解などが掲載されており、ページ自体のレイアウトも非常に見やすいので、楽しめながら、デザインの勉強をできます。しかも、デザインの知識やテクニックもかなり多岐に渡っており、確実にデザインのスキルが身につきます。
献本の御礼
最後に、献本いただいたマイナビ出版の担当者さまに御礼申し上げます。
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