これは和の配色本の決定版! 日本の古来より伝わる伝統的な美しい色と言葉がまとめられた -配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉 第2版

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デザインやイラストをはじめ、ビジネス、インテリア、ファッションなど、色に携わるすべての人にお勧めの配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉 第2版を紹介します。

初版から6年ぶりの第2版が本日発売です!
日本の古来より伝わる伝統的な美しい色と言葉が一冊の本にまとめられており、基本となる色の使い方、実用的な配色、それを応用したさまざまなデザイン・パターン・イラストの配色などが掲載された完全保存版の一冊。第2版では特典も豪華、収録されている配色すべてのスウォッチデータもダウンロードできます。

配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉 第2版

配色アイデア手帖は当ブログでも大好評のシリーズですが、中でも私はこの「日本の美しい色と言葉」が一番のお気に入りです。日本の古来より伝わる伝統的な美しい色と言葉がたっぷり収録されており、第2版では新しい配色テーマが加わり、二十四節気や七十二候など、日本人が育んできた色と言葉の世界を堪能できます。

本書は、本日発売!
自分へのご褒美、大切な人へのクリスマスプレゼントにいかがでしょうか。

配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉 第2版

配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉 第2版
ISBN 978-4-8156-2677-8
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著者: 桜井 輝子
出版社: SBクリエイティブ
発売日: 2024/12/20

Kindle版も同時発売されています。

第2版になり、特典がこれまたすごい!
すべての配色が収録されたポケット版PDFをはじめ、Photoshop, Illustrator, InDesign, クリスタ用のスウォッチデータもダウンロードできます。これがあれば、本を見ながらカラー値を入力する苦労とはおさらばです。

配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉 第2版の特典

配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉 第2版の特典

版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。

紙面のキャプチャ

日本文化と伝統の技

本書は配色本ですが、文化、歴史についても楽しめる一冊。日本に古くから伝わる伝統文化をはじめ、四季折々の風景、日本各地の風土色、二十四節季、七十二候、禁色と聴色、かさね色目、オノマトペ、浮世絵、伝統文様や家紋など、日本人が育んできた美しい色と言葉がたっぷり収録されています。

配色は、11個のカテゴリに分けられており、まずは「日本文化と伝統の技」から。

紙面のキャプチャ

日本文化と伝統の技: 着物の柄(女性の着物)

左右の見開きで1つの配色テーマが構成されています。左ページでは、配色のアイデアを膨らませるテキストと画像の「配色テーマとイメージ」。デザインにすぐに使える「配色素材と色の名前・数値(RGB, CMYK, HTML)」

紙面のキャプチャ

日本文化と伝統の技: 着物の柄(女性の着物)

右ページでは、その色を使用した「2色配色と3色配色」、配色を使用した「意匠配色」「図案配色」「挿絵配色」が掲載されています。

紙面のキャプチャ

日本文化と伝統の技: 千代紙(金地)

「日本文化と伝統の技」には他にも、寄木細工、歌舞伎、日本庭園、手鞠、郷土玩具、雛人形、歌舞伎など、16種類の配色テーマが収録されています。

紙面のキャプチャ

芸術と色: 竹久夢二

第2章は「芸術と色」竹久夢二をはじめ、葛飾北斎や写楽といった芸術家、紅梅匂や紫薄様などの平安貴族の女房装束襲色目(かさね色目)が収録されています。

紙面のキャプチャ

コラム: 日本人の色のルーツ

本書はコラムも非常に充実しています!
「日本人の色のルーツ」では冠位十二階、禁色と聴色、十二単に見られる季節ごとの重色目(かさね色目)など、色の知識についても学べます。

紙面のキャプチャ

暦と行事: 左上から立春、小暑、白露、大雪

第3章から第6章は日本の四季と行事。季節の移り変わりや節句や年中行事などをテーマにした配色が収録されています。

紙面のキャプチャ

日本の七十二候: 立春

立春は節分の翌日で、旧暦では一年の始まりとされている日です。節分で邪気を払って1年を締めくくり、二十四節気の始まり「立春」から新たな1年が始まります。

紙面のキャプチャ

日本列島: 白神山地

第8章は日本の名所旧跡や観光地を配色で巡ります。たとえば、青一つとっても空の青、海の青、池の青、とそれぞれの地域の気候や地理によってさまざまな青があります。また、季節や時間帯によっても変化し、日本の美しさを堪能できます。

紙面のキャプチャ

色相別・日本の風景: 黄の風景

第9章は色相で見る日本の風景。黄の風景といったら、何を思い浮かべますか? 私はまさに本書と同じで明治神宮外苑のイチョウ並木を思い浮かべました。目を閉じると眩しいくらいの黄色が思い浮かびます。赤の伏見稲荷大社、緑の白駒池、など一度は訪れてみたい場所です。

紙面のキャプチャ

オノマトペからイメージする色: ふわふわ

第10章はオノマトペ、オノマトペとは擬音語や擬態語のことで、普段使用しているこれらの言葉を配色で表現したものです。確かに、この配色を見ていると、「ふわふわ」という感じがしますね。

紙面のキャプチャ

暮らしの中の日本文化: うるしの器

最後の第11章は、日常にある日本らしさの配色。日本人の細やかな感性と自然に対する観察力から生まれた美しい配色をお楽しみください。

配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉 第2版の目次

配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉 第2版の目次

配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉 第2版の目次

上記だとちょっと小さいので、最初の部分を拡大します。

配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉 第2版の目次

配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉 第2版の目次

まさに日本の美しい色と言葉が満載の一冊。和のデザインやイラストに使うだけに限らず、見ているだけでかなり癒やされます。電子版も同時発売されていますが、この本は書籍版をお勧めします。私は版元様より書籍版を一足先にいただきましたが、紙質と印刷による色の出、そして製本も編集者様の気合いがすごく感じられました。

配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉 第2版

配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉 第2版
ISBN 978-4-8156-2677-8
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著者: 桜井 輝子
出版社: SBクリエイティブ
発売日: 2024/12/20

献本の御礼

最後に、献本いただいたSBクリエイティブの担当者さまに御礼申し上げます。

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