良いデザインはどっち? クイズを解くだけで、デザインの知識がどんどん身につく画期的なデザイン書 -クイズ de デザイン
Post on:2022年8月19日
これまた興味深いデザイン書が登場です!
紙のデザイン、Webデザイン、プロダクトデザインの知識やテクニックをクイズ形式で学べる画期的なデザイン書を紹介します。
初心者向けのクイズから、デザイナー向けのちょっと難しいクイズまで全47問揃っており、デザインを見比べてどちらが「良いデザインか」「その答えを選んだ理由」を考えて、クイズの答え合わせをします。良いポイントや悪いポイントの解説、デザインの知識や応用テクニックも学べます。
デザインの知識を試してみたい、楽しくデザインの知識やテクニックを学びたい、そんな人にオススメです!
「けっきょく、よはく。」「ほんとに、フォント。」「あたらしい、あしらい。」「3色だけでセンスのいい色」(リンクは紹介記事)など、人気が高いデザイン書の著者ingectar-eの新刊。これまでとは異なる画期的で新感覚なデザイン書です。
本書は、来週の8/23に発売の最新刊!
書籍版も予約注文しておけば、発売日にゲットできるはず。
Kindle版も同時発売されます!
しかもAmazon限定で、特典PDFが特設サイトからダウンロードできます。
Amazon限定、予約・購入者の特典
特典の申込は、下記ページから。
- 『クイズ de デザイン』特典の申込ページ
※要Amazonでの注文番号、8/23申込締切
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。
まずは、上記の「良いデザインなのはどちら?」を見てましょう。
画像が小さいので、細かいところまで比較できないと思いますが、ポイントは写真と文字とフレームの使い方です。
クイズの答えは、右のBが正解。
デザインを引き締めるために使用されるフレームに、文字を入れるというさらなる工夫がされており、「甘くかわいい世界観」が伝わります。商品イメージを最大限に活かしたグラフィック表現になっています。
本書ではこんな感じに、デザインに関するクイズがたくさん収録されており、2つもしくは4つの作例を比較してクイズに答えながら、さまざまなデザインの知識とテクニックを学べます。
クイズのレベルは5段階、チャプター1はやさしい問題で構成されています。
「うまく宣伝ができているのはどちら?」
ハンバーガーショップのオープンを告知するポスターです。ポイントは、伝えたい情報をしっかりと伝えられているかです。
クイズの答えは、右のBが正解。
タイトルを大きくしたり、日付を丸で囲んだり、文字のサイズに大小をつけたり、それぞれにメリハリがあり情報が明確に伝わるデザインです。デザインにおいてこのメリハリは強調する際によく使用するテクニックで、文字加工だけでもさまざまなやり方(右下)があります。
チャプター1でもあとの方になると、少し難しいかもしれません。
「意味が伝わりやすいのはどちら?」名刺のデザインで、どちらもありそうなデザインです。ポイントは、情報のグループ化がされているかです。
クイズの答えは、、、本書でお楽しみください!
「旅のテーマに合ったページデザインはどちら?」紙のデザインだけでなく、Webデザインのクイズもけっこうあります。ポイントはフォントの使い方とデザイン要素の作り込みです。
チャプター3になると、デザイナーとしての知識が必要になってきます。
「ファッション雑誌の読者層に合ったデザインはどちら?」20代後半-30代を中心として女性向けのファッション誌で、掲載されている服の雰囲気に合ったデザインになっているかがポイントです。
クイズの答えは、左のAが正解。
デザインに使用するフォント、ラインのあしらい、シンプルで抜け感があるデザインです。Bの方はデザインに少し幼い印象があり、ポップ感のあるデザインはターゲットに合いません。
後半になるほど、クイズの難易度はあがります。
「ハイブランドのスキンケア商品にマッチするWebサイトはどれ?」30代以降の女性に向けたスキンケアブランドのWebサイトです。どれも一見よさそうで迷いますが、ターゲット層を考慮すると絞られます。
最後のチャプター5からもクイズを1つだけ。
「大人の女性に向けたデザインはどちら?」30代の女性に向けたライフスタイル雑誌の表紙デザインです。Aの落ち着いた雰囲気、Bの色鮮やかな雰囲気、どちらを選びますか?
ポイントは、デザインの抜け感です。
クイズ de デザインの目次
クイズ de デザインの目次
クイズ de デザインの目次
クイズ de デザインの目次
デザインに必要な知識を得られる一冊です。知っていないと見えない、できないことがあります。たとえば、余白、文字組、あしらいはどういうもので、どんな効果があるのか知っていないとデザインで効果的に使用できません。
本書はクイズ形式で楽しみながら、デザインで大切な知識やテクニックを学べます。
献本の御礼
最後に、献本いただいたSBクリエイティブの担当者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
お問い合わせは下記よりお願いいたします。
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