アニメーションやモーショングラフィックスを一から学べる! AEの基本操作から実践的なテクニックまでを幅広く解説した解説書 -After Effectsよくばり入門
Post on:2023年4月14日
ここ2,3年でアニメーションや動画の需要が大幅に高まっていますね、YouTubeをはじめ、さまざまなSNSでも動画コンテンツが欠かせないものとなっています。6月に開催されるコンテンツ東京 2023でも特に注目されているジャンルです。
簡単なアニメーションの作成からさまざまな表現方法、プロ仕様のモーショングラフィックスまで、Adobe After Effectsの基本操作から実践的なテクニックまでを幅広く解説した解説書の決定版を紹介します。
初心者にお勧めなのはもちろん、After Effectsをすでに使用されている人にもクオリティをアップするためのさまざまなテクニックは必見です。
著者はモーショングラフィックスを用いた企業案件や著名人YouTubeの撮影・ディレクションを手がけているクリエイターのTETERON氏。自身のYouTubeチャンネルやオンラインスクールもあり、実践的なさまざまなノウハウが本書に詰め込まれています。
よくばり入門シリーズは、Photoshop、Illustrator、Premiere Pro(リンクは当ブログの紹介記事)がリリースされており、それらと同様に初心者から中級者までずっと使える充実した解説書となっています。
Kindle版も同時発売されています!
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。
本書は6章構成で、48レッスンが収録されています。1,2章はAfter Effectsの基本操作。3章からのレッスンで使用する操作が含まれているので、ある程度使用できる人も一通り目を通しておきましょう。
After Effectsでは動画に関するさまざまなことができます。テキストや形のシンプルなアニメーションをはじめ、動画の演出効果、トランジション、映像とテキストの合成、スライドショー、光や雪などの表現、動的なインフォグラフィックスなどが本書で解説されています。
基本操作ではインターフェイスの説明の後、簡単な作品を作成しながらAfter Effectsの操作方法を学びます。使用する素材、完成したAfter Effectsのファイル、完成した動画をサポートサイトからダウンロードできるので、安心して進めることができると思います。
基本操作といっても後半は普通にかっこいい動画編集を作成していきます。お手本となる動画の各数値は細かくていねいに解説されており、さらにオリジナリティを出すカスタマイズ方法なども詳しく解説されてあるのがいいですね。
第3章は、動画を構成するさまざまな要素にアニメーションをつけます。テキストや形を移動させたり、拡大・縮小したり、回転させたりします。
After Effectsではアニメーションを作成するときはキーフレームやコードで緩急をつけますが、キーフレームやエフェクトの値があらかじめ設定されたプリセットも用意されています。プリセットのカスタマイズ方法もあるので、自分用にカスタマイズもできます。
第4章は動画のさまざまな表現方法。短い時間で視線を惹きつけるさまざまな動画のテクニックが解説されています。
テキストが書き順通りに表示される手書き風の動画、オブジェクトの周りに稲妻が走る動画、花火のように光りが弾ける動画など、この章が一番充実しています。
第5章はこだわりのアニメーションとして、より作品性が高い動画の作成です。数値やグラフがアニメーションするインフォグラフィックス、テキストの輪郭が変形したり、リアルな光の表現、カメラワークを使ったスライドショーなどがあります。もちろん素材や完成データはサポートサイトからダウンロードできます。
最後の第6章は、Adobeの他のアプリとの連携。特にPremiere Proと連携することで、幅広い動画を作成できるようになります。もちろん、PhotoshopやIllustratorで作成したデータを連係させるのも簡単です。
付録として、After Effectsのショートカット一覧をはじめ、After Effectsで起こりやすいトラブルについての解決方法なども解説されています。
After Effectsよくばり入門の目次
After Effectsよくばり入門の目次
After Effectsよくばり入門の目次
After Effectsよくばり入門の目次
こういった解説書はやろうと思っても素材を用意するのが大変ということがありますが、本書では素材も完成データもすべてサポートサイトからダウンロードできるので、すぐに始めることができます。さらにアニメーションのプリセット、クオリティアップのための特別レッスンPDFもダウンロードできるので、ぜひ活用してください!
献本の御礼
最後に、献本いただいたインプレスの担当者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
お問い合わせは下記よりお願いいたします。
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