Adobe Premiere Pro 解説書の決定版! 動画編集にこれを持っておけば、間違いなしの一冊 -Premiere Pro よくばり活用事典
Post on:2022年7月8日
最近はYouTubeだけでなく、SNSでも動画の需要が高まっていますね。先日開催されたクリエイターEXPOでも映像関連が非常に多かったようです。
動画編集のテクニックがまとめられた解説書の決定版「Premiere Pro よくばり活用事典」を紹介します。初心者はもちろん、Adobe Premiere Proをすでに使用されている人にもクオリティをアップするためのさまざまなテクニックは必見です。
Adobe Premiere Proの解説書はかなり増えてきましたが、決定版とも言える大全集的なのがついに発売されました。本書は「Premiere Pro よくばり入門」(リンクは当ブログの紹介記事)の姉妹書で、内容が非常に充実しています。
Premiere Proの基本操作からプロの演出テクニックまで完全網羅されており、リファレンスとして、チュートリアルとして、アイデア集として、さらには困った時の逆引きまで揃っています。
本書はなんと、384ページ!
私はたくさんの解説書を持っていますが、一際目立つ分厚さです。お値段は少ししますが、このボリュームなら納得、いやお値段以上の価値だと思います。
Kindle版も同時発売されています。
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。
Adobe Premiere Proがまったくの初めての人でも、本書があれば大丈夫です。動画は初めて、Premiere Proも初めて、そんな人でもPremiere Proで動画を作成できるようになります。
本書では、2022年5月にアップデートされたPremiere Pro 2022までサポートされています。新規プロジェクトの作成、書き出しなど、アップデートされた項目も反映されています。
Premiere Proに限らず、ソフトウェアを使えるようになるには、どういう機能があって何ができるのかを理解しておくことがポイントです。本書では順番に使い方を学んでいっても、用途に合わせて必要な箇所のみを学んでいっても大丈夫です。
本書の特徴の一つは、画面のキャプチャ画像が豊富なことです。ステップごとに具体的な操作方法がていねいに(番号付きで)掲載されています。また、POINTには別の方法やそこからさらに出来ることなど、Premiere Pro上達へのテクニックも解説されています。
もう一つの大きな特徴は、「○○にする方法を知りたい」「○○のやり方を忘れてしまった」という時に、簡単に見つけることができる構成になっていることです。動画を編集するときには、すぐに手に取れる場所に置いておくと幸せになれます。
地味ながらしっかりと手をかけたいカラー調整なども、明るさや色味の調整、彩度、コントラスト、ハイライトとシャドウ、ホワイトバランスなど、多岐に渡りていねいに解説されています。
赤以外はモノクロにする、黄色以外はモノクロにするといったカラー調整方法など、やってみたいと思わせるテクニックも満載です。
YouTubeなどで使われている動画の編集テクニックも満載です。映像の一部を切り抜いてワイプにしたり、場面転換時にエフェクトを加えたり、映像に表示するテキストをデザインしたり、イラストや図形をアニメーションで表示したり、たくさんのテクニックが解説されています。
YouTubeやFacebookでは、クローズドキャプションに対応しています。これはユーザーが表示・非表示を切り替えることができる字幕のことで、中級者以上向けのテクニックも豊富です。
Premiere Proは、Adobeの他のソフトとの連携も充実しています。After Effectsのコンポジションを読み込んだり、PhotoshopやIllusratorで作成したグラフィックを使用したり、字幕データをPhotoshopでまとめて作成することもできます。やり方を知っておくと、便利ですね。
巻末にあるQ&Aも便利です。Premiere Proでよくあるトラブルとそれを解決する方法が逆比きでまとめられており、本書の何ページを見れば解決するかが分かります。ショートカットの一覧、パネルのインデックスなども収録されています。
Premiere Pro よくばり活用事典の目次
Premiere Pro よくばり活用事典の目次
Premiere Pro よくばり活用事典の目次
Premiere Pro よくばり活用事典の目次
Premiere Pro よくばり活用事典の目次
Premiere Pro よくばり活用事典の目次
Premiere Proの解説書で一冊だけ、と言われたら本書をお勧めします。基本的な操作方法、設定、動画編集のさまざまなテクニックまで網羅されており、解説も非常にていねいで分かりやすく書かれています。一つだけ難点があるとしたら、分厚くて重いことだけです。内容が充実している分、ボリュームもかなりあります。
献本の御礼
最後に、献本いただいたインプレスの担当者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
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