SEO:タイトルと説明文のガイドライン -dmoz
Post on:2007年1月11日
利用するユーザーに分かりやすく、SEOにも高い効果が見込めるタイトルと説明文のdmozのガイドラインです。
タイトルとは、HTML文書などで使用されるtitleタグで括られたもので、主なブラウザ(Internet ExplorerやFirefox、Safariなど)のタイトルバーなどに表示されます。
説明文とは、HTML文書などで使用されるmetaタグのname属性にdescriptionを指定して記述するもので、検索エンジンの結果画面などに表示されます。
2007年1月にdmozのサイトを見てみたら、以前の内容からバージョンアップしていたので、現在のものと以前のものをここ数年の変化を探る意味で下記に記します。
タイトルのガイドライン -dmoz 2007
タイトルは、サイトを描写するのではなく、識別するものです。中身があって簡潔なものでなくてはなりません。
- サイトの公式名称をタイトルにしましょう。一般的にタイトルはサイト上に目立つように表示されており、明白です。
- サイトがビジネス、組織やその他の団体に関するものである場合(例えば企業のホームページなど)、商号や事業体の公式名称をタイトルにしましょう。
- もしビジネス、組織やその他の団体が、正式な名称と頭字語(アクロニム)の両方で知られており、サイトでも両方が使われている場合は、その正式名称と頭字語の両方を含めるようにしましょう。
- サイトのタイトルが不明瞭な場合、またはスパムに見える場合は、サイトのコンテンツから簡潔なタイトルを導き出しましょう。
- 各単語の最初の文字を大文字にしましょう。冠詞、前置詞、接続詞はこの限りではありませんが、タイトルや、複数の部分で構成されるタイトルの部分がこれらの品詞で始まる場合は除きます。
- 余分なキーワード、不必要な記号や文字、会社のスローガンや宣伝文句などをタイトルに含めてはいけません。
- 「ようこそ」「オンライン」「ホームページ」「サイト」と言った単語や文章を、タイトルの最初や最後につけてはいけません。ただし、そのサイトの公式名称の一部となっている場合を除きます。
- 句読点、不必要な記号や文字、特殊な記号などをタイトルの最初につけてはいけません。場合によって、リスト表示はアルファベット順にソートされますので、ずるをしてリストのトップを得ようという人がいます。もし、実際にはサイトの名称が「ウェブサイト」なのに、申請されてきたタイトルが「aaa ウェブサイト」である場合には、「ウェブサイト」がベストのタイトルです。
- タイトルをすべて大文字で表記してはいけません。
- タイトルの最後に、感嘆符やその他の不要な句読点類をつけてはいけません。
オープンディレクトリ編集ガイドライン - 編集スタイルガイドライン:タイトル
説明文のガイドライン -dmoz 2007
説明文とは、サイトのコンテンツや主題となることがらについて具体的な情報を伝えるものです。説明文は中身があって簡潔なものであるべきで、通常は一、二行を越えてはなりません。よい説明文の基本式はこうです: 説明文=主題+コンテンツ。
場合によっては、担当しているカテゴリのすべてのサイトのコンテンツが同じ、ということがあります。例えば、ビジネスや組織に関するサイトにはすべて似たような情報、「会社概要」とか、製品やサービスの紹介などが含まれています。このような場合には、その会社の製品、サービスや専門(つまり主題)に重点を置いて、その会社が何をする会社かを単に描写するのがよいでしょう。
- 簡潔で、中身があって、客観的で、サイトを見に行った時に得られるものをエンドユーザーに知らせるものです。
- ユーザーがディレクトリのリスト表示をらくに読めるように、論理的な文章や文章構造、適切な句読点や大文字を用いましょう。
- 大文字で始まり、ピリオドで終わるようにしましょう。
- 三人称の代名詞を用いましょう。
- サイトに固有な主題やコンテンツを明確にし、探しているものとの関連性をユーザーが見極められるようにしましょう。
- 探しているものとの関連性をエンドユーザーがより簡単に見極められるように、関連性のある用語、特定の用語を説明文に含めるようにしましょう。
- オンライン広告や宣伝文句として読めてはいけません。「最も」「最良」「最高」「最安値」などの最上級は避けましょう。ODP はウェブサイトを宣伝しているのではありませんし、そのような言葉はユーザーに対する関連性がありません。エンドユーザーは宣伝文句でなく、特定の用語や文章を見て探しているものとの関連性を見極めるのです。
- 強調された句読点(例:「!!!」)や、強調のための全文字大文字表記、「&」や「...」を使用してはいけません。
- 「あなた」「皆さま」「あなたの」「私ども」「私どもの」「私」などの一人称、二人称の代名詞を使用してはいけません。
- 個人的な意見や、主観的な講評を含んでいてはいけません。
- サイトのタイトルやカテゴリのパス名の一部を、説明文で繰り返し使用してはいけません。
- 不必要に、キーワードや文章を繰り返したり、形容詞を過度に使用してはいけません。
- 特定の日付、価格、時間とともに変わる数値や、その他変化する可能性のある類似の情報を使用してはいけません。エンドユーザーは、不正確な情報や古くなった注釈を望んでいません。
- 「このサイトは...」や「このサイトには...」で始まったり、または、「等。」「その他。」で終わったりするような、過度に使用されている文章や言い回しを含めてはいけません。
- 不法に取得されているコンテンツ(例:音楽やソフトウェアの違法コピー)について言及してはいけません。
- つづり間違いがあってはいけません。(スペルミス防止のため、英語のスペルチェックツールが用意されています)
- そのカテゴリに想定されるユーザーが普通に理解できるものでない限り、頭字語や略語を使ってはいけません。
- 住所、郵便宛先、Eメールアドレス、最寄りの交差点や高速道路出口、電話やファックスの番号、自動応答システムの使用方法、営業時間、価格、その他の URL などを含めてはいけません。
- 簡単に言い換えることが非常に難しい場合は、サイトから限られた範囲で引用しても構いません(「このサイトについて」のページや、類似の情報セクションからの短い引用など)。
オープンディレクトリ編集ガイドライン - 編集スタイルガイドライン:説明文
タイトルのガイドライン -dmoz 2004
タイトルは有益で簡潔でなければなりません。与えられているタイトルがそのサイトを充分に説明できていない場合は、そのサイトまたはドメインのルートを閲覧した際に現れるタイトルが使用できるかもしれません。
- 各単語の最初の文字は、タイトルの開始部分でないかぎり冠詞、前置詞、接続詞を除き、大文字にすべきです。 注意点: このガイドラインはすべてのワールド階層に当てはまるものではありません。
- タイトルはすべての部分を大文字にすべきではなく、最後を感嘆詞ほか不必要な句読点で終わらせないこと。
- タイトルは不必要な記号や文字を加えない。掲載されたサイトはアルファベットで分類される場合があるため、不正に上位の位置を狙う人がいます。「aaa ウェブサイト」というタイトルで登録依頼があり実際のタイトルが「ウェブサイト」ならば、登録すべきタイトルは「ウェブサイト」です。
- タイトルには「ようこそ」「オンライン」「ホームページ」などを含めるべきではありません。
説明文のガイドライン -dmoz 2004
説明文章はそのサイトの具体的な情報を表します。「人物情報、詩、インタビュー内容と音声サンプルがある総合情報サイト」のほうが、「このアーティストに関するサイト。レイアウトがよい」よりは役立ちます。利用者は説明文章から目的のサイトを見つけることができます。
- ほかのサイトとどういう点で違うかを明確にする
- 宣伝文句を加えない
- 違法に得られた内容について言及しない(例:海賊版のソフトや音楽)
- サイトの内容を1行か2行で簡潔に表現する
- タイトルで触れている言葉を説明文章でもくり返さない
- 市、州、国名や地理的な区分は、タイトルやカテゴリパスの名称に使われている場合にくり返さない
- 「このサイトは」ではじまる文章を書かない
- 強調のための句読点(例:!!!)、強調の意味でのすべて大文字、「&」、省略文字(...)は使用しない
- 書いてはいけないこと:住所やメールアドレス、最寄りの交差点や高速の出口、電話またはfax番号、自動応答システムの説明、営業時間、価格、ほかのURL。
- 論理的な文章や句構造、適切な句読点を心がけ、最初の文字は大文字にして文の最後は「。」をつける。
- 第三者の文体で書き「わたしたち」「わたしども」「当方」その他の言葉を加えない
- わかりやすい言葉での言い換えが困難である場合は、(「このサイトについて」または同様の情報部分からの簡略な引用など)そのサイトから限られた引用をする
- スペルミスを排除(スペルミスを防ぐツールを利用のこと――訳注:日本語には未対応)
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