VS Codeでコードがさらに見やすくなる! ネストされたブロックを強調表示するVS Codeの機能拡張「Blockman」
Post on:2023年2月27日
HTML, CSS, JavaScript, PHPなどさまざまな言語に対応、コードのネストされたブロックを枠で囲って強調表示するVS Codeの機能拡張を紹介します。
さっそくインストールして使用してみましたが、これは見やすくなりますね!
枠のボーダーや背景、ネストの深さを自由に変更もできるので、自分が見やすいようにカスタマイズできます。
Blockmanの特徴
Blockmanは、コードのネストされたブロックを強調表示するためのVS Code拡張機能です。
サポートしている言語は、JavaScript, JSX, TypeScript, TSX, C, C#, C++, Java, Ruby, PHP, R, Go (Golang), Dart, Rust, Swift, PowerShell, SQL, HTML, CSS, LESS, SCSS, Python, Yaml など。
Blockmanを使用すると、下記のようにネストされたブロックが枠で強調表示されます。
左: Blockman使用前、右: Blockman使用後
ブロックの有効化・無効化は簡単に切り替えることができ、特定のファイル形式だけ無効にするという使い方もできます。
Blockmanのインストール
Blockmanは通常のVS Codeの機能拡張と同じ、マーケットプレイスからインストールします。
Blockman -Visual Studio Marketplace
「Install」をクリックすると、VS Codeで開くか?とダイアログが表示されるので「開く」をクリックして、VS Codeで開いて「インストール」をクリックします。
「インストール」ボタンをクリック
Blockmanの使い方
VS CodeでBlockmanを使用するには、settings.jsonに下記を記述します。
※すでに記述済みのものがある場合は、重複になるので削除します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 |
// settings.json (User/Global config, not Workspace config) // To open this file in VS Code, press F1, type 'settings json' and choose 'Preferences: Open Settings (JSON)' { // ... "editor.inlayHints.enabled": "off", "editor.guides.indentation": false, // new API for indent guides. The old one is: "editor.renderIndentGuides": false, "editor.guides.bracketPairs": false, // advanced indent guides (But only for brackets) (This does not turn off editor.bracketPairColorization) "editor.wordWrap": "off", "diffEditor.wordWrap": "off", "workbench.colorCustomizations": { // ... "editor.lineHighlightBorder": "#9fced11f", "editor.lineHighlightBackground": "#1073cf2d" } } |
Blockmanをインストールして、さっそく試してみました。
まずは、JavaScript。
vue.jsを表示
CSSはあまりネストしませんが、HTMLの一画面に収まらないネストとかも見やすくなりますね。
bootstrap-reboot.cssを表示
強調表示の枠は、カスタマイズできます。
ボーダーと背景はグラデーションもサポートしており、「Super gradients」として新しいカラーコンボが追加されました。また、背景を非表示にして、ボーダーのみというのもできます。
強調表示のカスタマイズ
強調表示されたブロックをフォーカスすると、すべての親を強調表示できます。
ブロックをフォーカス
ネストの深さ、深さごとのカラー、単一行ブロックの無効化など、さまざまなカスタマイズが用意されています。
強調色の組み合わせは自由
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