デザイナーはコーディングを学ぶべきか? 2019年変わりつつあるデザイナーとコードの在り方

デザイナーはコーディングを学ぶべきか? デザインやプロトタイプ、エディタなど、最近のツールの進化に伴い、この問題を見直す時期がきたようです。

2019年変わりつつあるデザイナーとコードの在り方、ワークフローについて紹介します。

サイトのキャプチャ

Should design tools code?
by Fabricio Teixeira

下記は各ポイントを意訳したものです。
※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。

デザイナーはコーディングを学ぶべきか?

コードを学ぶデザイナーに価値がある、そう支持する人たちには2つの考え方があります。

  • 最終的な成果物にできるだけ近いプロトタイプを作成することにより、他人によってそれが実装される可能性が高くなる(デザイナー自身ではない場合)。
  • デザイナーが開発者と同じ言語を使用できるほど、より良い成果物を得るために開発者とコラボレーションができる。

もちろん、デザイナーはどのようにコード化するべきかは知るべきです。熟練した料理人とは調理方法だけでなく、扱う食材についてもよく知っていることと同じです。

また、デザイナーは一日中コードに費やすべきではありません。建築家に自分で壁を作るように依頼するのと同じくらい非効率です。

しかし、わたし達は最初からずっと間違った見方をしていたかもしれません。

To code or not to code? OMG! This is totally the wrong question.に書いてあるように、これは当然正しく、反論できません。また、これらの真実に影響があることを示唆しているすべてのデータを無視し続けると、ロジックのパラドックスが生まれます。

デザイナーがコーディングできることに頼るのは、職場での体系的抑圧の兆候になるかもしれません。記事の著者であるMalouf氏の言葉によると、

デザイナーとして、私は彼らの言語を使えるように努力するでしょう、考え方を一致させるために。それにより彼らとの信頼が築けるでしょう。この中心にあるのは、人類学の基盤で、比較を通して理解をもたらすために部外者と部内者の視点のバランスを保つという概念があります。視点のバランスを保つということは、学生や実習生の考え方を保持できるのと同じくらい、デザイナーとして価値があることです。

これからはデザイナーはデザインに専念できるワークフローに

この終わりのない議論と並行して、わたし達はデザイナーが本当に必要なものにフォーカスを合わせることに戻ることができるように、毎日使用するデザインツールの進化をチェックしています。

Framer Xのキャプチャ

Framer X

2018年に、この傾向を裏付ける変化がいくつかありました。

  • Principleは人気があるプロトタイピングツールの1つで、コーディングや言語に関する知識はほとんど必要ありません。
    参考: The Best Prototyping Tools for 2018
  • Airbnbでは、デザイナーが紙にスケッチしたUIをほんの数秒でコードに書き出すことを可能にするワークフローを開発しました。
    参考: Painting with Code
  • Framer XModulzなどの新しいツールでは、UIパターンをReactコンポーネントに自動変換できるように進化しました。
  • Hadron Appなどのツールでは、1つのUIの中に2つの異なるビューを備え、デザインとコーディングを同時に行えます。

Hadron App: 2つのビューでデザインとコーディングを同時に行える

これらのツールは、私たちが考える方法を形にしています。
参考: How Tools Have Shaped the Role of the Designer

どのようにコードで実装するか知っていれば確かにデザイナーは技術的に実現可能なインターフェースを考え出すことが確実にできるようになります。また、コンポーネントやデザインシステムの観点から考える責任をデザイナーに引き継ぐ新しいツールもあります。
参考: The new design tools on the block

デザインと開発のコラボレーションにフォーカスを当てているデザインツールは、派手なアニメーションと仕掛けにフォーカスを当てているツールよりも競争上の優位性を持っています。

2019年には、「どのようにコードにするべきかを知っている」デザインツールが増えます。デザイナーは、自分たちの技術には無関係のまったく新しい分野を学ぶ必要があるのとは対照的に、マシンを動かします。また、「開発者のハンドオフ」に関して考えるのをやめ、統合されたワークフローに関して考えるようになる年になるでしょう。

この記事は、The State of UX in 2019(UXの全体的な分析と今後の展望)の一部をまとめたものです。

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by Fabricio Teixeira

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