これ知っておかないと!Chromeのアドブロックで非表示にされてしまう広告の配置方法
Post on:2017年6月21日
Chromeに広告を非表示するアドブロックが標準機能として搭載される噂を耳にしていましたが、それが具体的にどのような広告が対象になるかは不明でした。
GoogleのSearch Consoleに新コンテンツが追加され、デスクトップとスマホでどのような広告が非表示にされてしまうか詳しく解説されています。
The Initial Better Ads Standards
サイトやブログの広告に関する問題
2017年6月、GoogleのSearch Consoleに新コンテンツが追加されました。
「Better Ads Standards」にはユーザーが特に不快に感じる広告の種類を掲載されており、それらに当てはまる場合は修正してね、というものです。
2018年から適用予定で、デスクトップやスマホでけっこう見かける広告が掲載されているので、注意が必要です。
非表示にされてしまうデスクトップの広告
ページのメインとなるコンテンツの一部・全体を隠すようにポップアップして表示される広告。このタイプの広告は、ユーザーをイライラさせるだけです。
ページを表示しただけで、自動的に再生されるビデオの広告。ユーザーが最初にとる行動は動画を停止、または音を停止することです(もしくは、ページを閉じることです)。
コンテンツが表示される前に広告が表示され、ユーザーが広告を閉じるにはその広告のカウントダウンが終了するのを待つ必要があります。
スティッキー広告はユーザーがどれだけスクロールしても、ページの同じ位置に表示されています。サイズが全体の30%を超えるような大型の広告は、コンテンツを見るのを妨害しているだけです。
非表示にされてしまうモバイルの広告
デスクトップと同様に、ページのメインとなるコンテンツの一部・全体を隠すようにポップアップして表示される広告は、イライラさせるだけです。
デスクトップではカウントダウンがついていましたが、モバイルではカウントダウン無しのタイプが主流です。その多くは小さいクローズボタンが用意されており、また誤タップを誘うように少し遅れて広告が表示されることもあります。
スクリーンの30%以上のサイズがある広告、画像やテキストや動画に関わらず、コンテンツを見る際にユーザーに誤解を与えます。これはスティッキー広告とインライン広告も含みます。
背景やカラーがアニメーションで急激に変化する広告は、ユーザーの気を散らす邪魔な存在です。
デスクトップと同様に、ページを表示しただけで動画や音声が再生される広告です。モバイルでは特に、公共の場で利用することもあるため、迷惑行為につながります。
カウントダウン付きの広告が表示され、ユーザーは広告が閉じるまで待つか、広告を閉じて別のページにリダイレクトするよう強制します。コンテンツの流れを壊すため、ユーザーをイライラさせます。
ページをスクロールした際に、コンテンツを隠すように表示される広告です。スクリーンの30%以上、ひどいものは全体を隠します。
デスクトップと同様ですが、モバイルだと更にコンテンツが隠します。ページの一部を常に隠すため、ユーザーは混乱し、コンテンツを理解することが難しくなります。
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