デザイナー・カメラマンにおすすめ!大量の画像を効率的に管理できるWin, Mac, Linux対応の無料アプリ -Tiat

画像のビューア・管理系のアプリはいろいろありますが、画像の枚数が多くなると挙動が重くなったり、分類するのが面倒だったり、また有料だと高機能すぎたりと、ちょうどよいのに出会えていない人に朗報です。

完全無料で、Win, Mac, Linux(準備中)に対応した、大量の画像を管理できるアプリを紹介します。
とりあえず、1万枚の画像で試してみたところ、動作はサクサクで、非常に快適です。

大量の画像を管理できる無料アプリ -Tiat

Tiat

TiatがサポートしているOS

TiatがサポートしているOSは、下記の通り。

  • Windows
  • macOS
  • Linux(2018年5月現在、準備中)

明記がないため、バージョンは分かりませんが、当方のWindows 10, macOS High Sierraで問題なく動作しました。

Tiatの特徴

Tiatは一言で説明すると、シンプル操作で大量の画像を管理できるアプリです。

Tiatの特徴
シンプルなインターフェイス
使いやすいシンプルなインタフェースで、画像を簡単に見つけることができます。
何百万の画像でも大丈夫
画像の枚数は、百万単位でも朝飯前!とのこと。
試しに万単位で使用してみましたが、快適に動作しました。
リモードディスクにも対応
ローカルだけでなく、リモートディスクの画像にも対応しています。
画像の情報
タグ、メモ、ソース、レート、作成者などの情報を画像に追加できます。
画像の管理
フォルダ・タグ・レート・日付・場所・カラーなど、さまざまな方法で管理できます。
画像の検索とフィルタリング
管理項目に加え、カラー・メモで、画像を検索・フィルタリングできます。
画像の仕分け
管理項目に加え、アルバムを作成できます。新しい画像を加えた際にも、定義されたアルバムのルールに基づいて自動で仕分けされます。
Tiatの特徴

画像を扱うさまざまな人に便利なアプリです。

Tiatのダウンロードとインストール

Tiatのダウンロードは、下記ページから。

サイトのキャプチャ

Tiat

Win, Mac, Linuxそれぞれのアイコンをクリックすると、すぐにダウンロードできます。

Tiatのインストール

ダウンロードしたファイルは、インストーラーになっているので、ダブルクリックでインストールできます。

Tiatの使い方

使い方は、簡単です。
まずは、設定から。

Tiatの使い方

フォルダのインポート

最初に、画像が含まれているフォルダを指定します。

  1. 「Imported folder list」の「Add Import」をクリックして、フォルダを登録。
  2. 「Imported folder list」に登録したフォルダ内で無視したいフォルダ(子フォルダ)があれば、「Ignored folder list」に登録します。
  3. 最後に、一番上の「Sync Folders」をクリックして完了です。

これで、フォルダ内の画像が登録されます。
※画像の登録はバックグランドで動作しますが、大量すぎると時間がかかるので、ご注意ください。

Tiatの使い方

データベース

「Database」では、データベースの保存場所・画像数・フォルダ数を確認できます。また、データベースをリセットすることもできます。

Tiatの使い方

アプリの設定

「Application」では、自動シンクのオン・オフ、プレビュー画像を格納するフォルダの場所・設定のリセットがおこなえます。

画像の登録が完了したので、Tiatのメイン機能を見てみましょう。
今回登録した画像は、当ブログで使用した写真画像です。

Tiatの使い方

Tiatの画面

操作は上部と左のアイコンで、サイドバーにはフォルダの一覧、メインには画像のサムネイルが表示されます。

Tiatの使い方

画像の詳細

画像をクリックすると、詳細が表示されます。
画像の名前・パス・幅・高さ・容量・作成日といった基本情報から、レート・タグ・アルバム・メモといったTiatで加えることができる情報などを確認できます。

Tiatの使い方

画像の詳細

画像のカラーパレット、Exif情報なども確認できます。

Tiatの使い方

日付で表示

ダウンロードした画像のみなので、ダウンロードした日付でソートされました。撮影写真であれば、撮影日でソートされると思います。

Tiatの使い方

場所で表示

ダウンロードした画像なので、場所は無しでした。撮影写真であれば、Exifから判別されると思います。

Tiatの使い方

アルバムの作成

Tiatで独自のアルバムを作成して、画像を管理できます。
ルールを定義しておくと、新しい画像を追加した際には、自動でアルバムに加わります。

Tiatの使い方

カラーでフィルタリング

フィルタリング機能も優秀で、名前・レート・タグ・Exifだけでなく、カラーの閾値でもフィルタリングできます。

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