デザイナー・カメラマンにおすすめ!大量の画像を効率的に管理できるWin, Mac, Linux対応の無料アプリ -Tiat
Post on:2018年5月21日
画像のビューア・管理系のアプリはいろいろありますが、画像の枚数が多くなると挙動が重くなったり、分類するのが面倒だったり、また有料だと高機能すぎたりと、ちょうどよいのに出会えていない人に朗報です。
完全無料で、Win, Mac, Linux(準備中)に対応した、大量の画像を管理できるアプリを紹介します。
とりあえず、1万枚の画像で試してみたところ、動作はサクサクで、非常に快適です。
TiatがサポートしているOS
TiatがサポートしているOSは、下記の通り。
- Windows
- macOS
- Linux(2018年5月現在、準備中)
明記がないため、バージョンは分かりませんが、当方のWindows 10, macOS High Sierraで問題なく動作しました。
Tiatの特徴
Tiatは一言で説明すると、シンプル操作で大量の画像を管理できるアプリです。
- シンプルなインターフェイス
- 使いやすいシンプルなインタフェースで、画像を簡単に見つけることができます。
- 何百万の画像でも大丈夫
- 画像の枚数は、百万単位でも朝飯前!とのこと。
試しに万単位で使用してみましたが、快適に動作しました。 - リモードディスクにも対応
- ローカルだけでなく、リモートディスクの画像にも対応しています。
- 画像の情報
- タグ、メモ、ソース、レート、作成者などの情報を画像に追加できます。
- 画像の管理
- フォルダ・タグ・レート・日付・場所・カラーなど、さまざまな方法で管理できます。
- 画像の検索とフィルタリング
- 管理項目に加え、カラー・メモで、画像を検索・フィルタリングできます。
- 画像の仕分け
- 管理項目に加え、アルバムを作成できます。新しい画像を加えた際にも、定義されたアルバムのルールに基づいて自動で仕分けされます。
画像を扱うさまざまな人に便利なアプリです。
Tiatのダウンロードとインストール
Tiatのダウンロードは、下記ページから。
Win, Mac, Linuxそれぞれのアイコンをクリックすると、すぐにダウンロードできます。
Tiatのインストール
ダウンロードしたファイルは、インストーラーになっているので、ダブルクリックでインストールできます。
Tiatの使い方
使い方は、簡単です。
まずは、設定から。
フォルダのインポート
最初に、画像が含まれているフォルダを指定します。
- 「Imported folder list」の「Add Import」をクリックして、フォルダを登録。
- 「Imported folder list」に登録したフォルダ内で無視したいフォルダ(子フォルダ)があれば、「Ignored folder list」に登録します。
- 最後に、一番上の「Sync Folders」をクリックして完了です。
これで、フォルダ内の画像が登録されます。
※画像の登録はバックグランドで動作しますが、大量すぎると時間がかかるので、ご注意ください。
データベース
「Database」では、データベースの保存場所・画像数・フォルダ数を確認できます。また、データベースをリセットすることもできます。
アプリの設定
「Application」では、自動シンクのオン・オフ、プレビュー画像を格納するフォルダの場所・設定のリセットがおこなえます。
画像の登録が完了したので、Tiatのメイン機能を見てみましょう。
今回登録した画像は、当ブログで使用した写真画像です。
Tiatの画面
操作は上部と左のアイコンで、サイドバーにはフォルダの一覧、メインには画像のサムネイルが表示されます。
画像の詳細
画像をクリックすると、詳細が表示されます。
画像の名前・パス・幅・高さ・容量・作成日といった基本情報から、レート・タグ・アルバム・メモといったTiatで加えることができる情報などを確認できます。
画像の詳細
画像のカラーパレット、Exif情報なども確認できます。
日付で表示
ダウンロードした画像のみなので、ダウンロードした日付でソートされました。撮影写真であれば、撮影日でソートされると思います。
場所で表示
ダウンロードした画像なので、場所は無しでした。撮影写真であれば、Exifから判別されると思います。
アルバムの作成
Tiatで独自のアルバムを作成して、画像を管理できます。
ルールを定義しておくと、新しい画像を追加した際には、自動でアルバムに加わります。
カラーでフィルタリング
フィルタリング機能も優秀で、名前・レート・タグ・Exifだけでなく、カラーの閾値でもフィルタリングできます。
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