Adobeユーザーはダウンロードしておこう! Adobe Fontsで使用できる日本語フォントすべてを一覧できるPDF 2023年最新版
Post on:2023年11月21日
11/15に、Adobe Fontsで使用できる日本語フォントが増えました!
今回のアップデートでは、マンガ制作用にデザインされたアンティーク書体「貂明朝アンチック」をはじめ、砧書体制作所、FONT1000、視覚デザイン研究所、もじワク研究などの日本語フォントが使用できるようになりました。これらのフォントをはじめ、Adobe Fontsで利用できる日本語フォントすべてが一覧できるPDFも無料でダウンロードできます。
Adobe Fonts日本語書体一覧のPDF 2023年11月版
Adobe Fontsは、Adobe CCのユーザーなら追加料金なしで利用できます。もちろん商用利用もOK、詳しくはライセンスページをご覧ください。
一番安いプランを教えて、とたまにメールがきます。Adobe Fontsが使用できて一番安いのは、InCopy年間プランで月々638円(2023年11月現在)です。
Adobe Fonts日本語書体一覧のPDF
「Adobe Fonts日本語書体一覧」のPDFには、新しく追加されたフォントだけでなく、既存のものを含め、利用できる日本語フォントすべてが一覧で確認できます。
Adobe Fonts日本語書体一覧のPDF 2023年11月版
新しく追加されたフォントにはグリーンで「NEW」がついています。「貂明朝アンチック」ももちろん含まれています。
Adobe Fonts日本語書体一覧のPDF 2023年11月版
Adobe Fonts日本語書体一覧のPDFのダウンロード
Adobe Fonts日本語書体一覧のPDFのダウンロードは、下記ページから。
ページの下の方「Adobe Fonts日本語書体一覧はこちらから」をクリックします。
2023年11月、Adobe Fontsのラインナップが大幅拡充しました
PDFはCreative Cloudのストレージからダウンロードできます。
Adobe Fonts日本語書体一覧のPDF 2023年11月版 -Adobe Creative Cloud
※ログインしなくても、ダウンロードできました。
Adobe Fontsに追加された新しいフォント
では、Adobe Fontsに今回追加された日本語フォントを見てみましょう。
まずは、Adobe Originalsからマンガ用のアンティーク書体「貂明朝アンチック」マンガ制作用にデザインされており、かな文字は水平ストロークと垂直ストロークのコントラストが低く、本格的な日本の「アンティーク」スタイルでデザインされています。
フォントを利用するには、右上「ファミリーを追加」をクリックします。個別に利用したい場合は各フォントの下「フォントを追加」をクリックします。
「貂明朝アンチック」には6つのウェイトがあり、各フォントはマンガの線によく使用される特殊文字や記号もサポートされています。
また、すべてのひらがな・カタカナに濁点・半濁点の文字も揃っています。「ね゜」とか何て読むの!?
さっそくアクティベートして、いつものテキストに使用してみました。これは確かに読みやすいですね。
続いて、砧書体制作所から2書体。まずは、「砧 芯・鉛筆 StdN」、その名の通り鉛筆への郷愁を感じさせる書体です。5つのウェイトがあり、H, F, HB, B, 2Bと鉛筆の濃さになっているのが面白いですね。
「砧 芯・鉛筆 Italic StdN」は、上記の斜体版。こちらにもH, F, HB, B, 2Bの5つのウェイトが揃っています。
FONT1000からは3書体、まずは「AB-石ちゃん」大きな石を荒く切り出した、荒々しいデザインのフォントです。
「AB-DON」は、太くどっしりとした印象を与えるデザインのフォントです。重厚で力強く、インパクトのあるデザインにぴったりです。
「AB Don2」は上記の立体感を出した版。光の当たる部分が白く抜いてあり、見出しなど大きく扱う文字専用のフォントです。
「Gradeo」フォントからは2書体、まずは「TAw-角丸つらら」氷が解けるイメージをデザインしたフォント。見出しや動画のテロップなどにぴったりです。
「TAw-乱れつらら」は上記を少しガタガタにした感じで、ちょっと怖いホラー系のフォント。見出しや動画のテロップなどにぴったりです。
視覚デザイン研究所からは3書体。「VDL-LogoG-pop」は VDL ロゴGのデザインをベースにした装飾書体ファミリーです。
「VDL-LineG-pop」は VDL ラインGのデザインをベースにした装飾書体ファミリーです。
「VDL-LogoJr-pop」は VDL ロゴJr のデザインをベースにした装飾書体ファミリーです。
当ブログで紹介しているフリーフォントでもお馴染みのもじワク研究から、「金畫字」がAdobe Fontsで利用できるようになりました。「金畫字」は佐藤大輔著「征途」の表紙にインスパイアされ、45°という角度に拘ってデザインされたフォントです。。
もじワク研究からもう1書体、「サマサン・ドノクン」名の由来は「様(サマ)さん(サン)殿(ドノ)君(クン)」で、Adobe Fontsのみで利用できるとのことです(参考: @mojiwaku)。1つのグリフから3種類の字形を使用できる特殊仕様になっています(文字パネルでデフォルト・スワッシュ・タイトルで選択)。
最後は簡体字と繁体字のフォントで、日本語の漢字・ひらがな・カタカナも使用できる「HangeulJaemin4.0」Adobe Fontsで日本語のフィルタで表示されたので、加えました。
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