写真やイラスト画像をカンバスに描いたようにするPhotoshopのチュートリアル

写真やイラストの画像をカンバスに描いたようにするPhotoshopのチュートリアルを紹介します。
また、チュートリアルのアクションを作成したので、よければどうぞ。

Canvas Styleを適用した画像

上記のカンバスのスタイルを適用した元画像は、下記のイラストと写真です。

元画像

元画像、左:イラスト(©みなぎあき)、右:写真

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以下に紹介するチュートリアルは、下記ページを元にしたものです。
Canvas Texture Imitation

Step 1. 元画像の調整:ノイズ

画像をPhotoshopで開き、そのレイヤーを複製([Ctrl]+[J])します。
複製したレイヤーを指定し、[イメージ]-[色調補正]-[色相・彩度]を選択し彩度を少し下げた後、レイヤーの不透明度を「70%」にします。

複製したレイヤーと元のレイヤーを結合し、[フィルター]-[ノイズ]-[ノイズを加える]を選択し、量を「10%」にして「OK」ボタンをクリックします。

Photoshopのキャプチャ

Step 2. 元画像の調整:ぼかし

画像のレイヤーを指定した状態で、[フィルター]-[ぼかし]-[ぼかし(ガウス)]を選択し、半径を「1.0pixel」にして「OK」ボタンをクリックします。

Photoshopのキャプチャ

Step 3. 元画像の調整:シャープ

[フィルター]-[シャープ]-[スマートシャープ]を選択し、量を「155%」、半径を「2.3px」にして「OK」ボタンをクリックします。

Photoshopのキャプチャ

Step 4. カンバス地の作成

新しいレイヤーを作成([Ctrl]+[Alt]+Shift]+[N])し、ブラック(#000000)で塗りつぶします。ブラックのレイヤーを選択した状態で、[フィルター]-[ノイズ]-[ノイズを加える]を選択し、量を「120%」にして「OK」ボタンをクリックします。
レイヤーモードを「スクリーン」に、不透明度を「50%」にします。

Photoshopのキャプチャ

Step 5. カンバス地の模様:縦

ノイズを適用したブラックのレイヤーを複製([Ctrl]+[J])し、そのコピーしたレイヤーを非表示にします。表示されている元のブラックのレイヤーを選択し、[フィルター]-[ぼかし]-[ぼかし(移動)]を選択し、角度を「90」、量を「25pixel」にして「OK」ボタンをクリックします。

Photoshopのキャプチャ

[フィルター]-[シャープ]-[シャープ]を二回適用します。

Step 6. カンバス地の模様:横

さきほど非表示にしたコピーしたブラックのレイヤーを表示させ、[フィルター]-[ぼかし]-[ぼかし(移動)]を選択し、角度を「0」、量を「25pixel」にして「OK」ボタンをクリックします。

Photoshopのキャプチャ

[フィルター]-[シャープ]-[シャープ]を二回適用します。

Step 7. 最終調整

[イメージ]-[色調補正]-[明るさ・コントラスト]を選択し、明るさを「-30」、コントラストを「+35」にして「OK」ボタンをクリックします。

Photoshopのキャプチャ

最後に、[フィルター]-[シャープ]-[シャープ]を適用します。

Photoshopのキャプチャ

完成

Canvas Styleを適用したバナナ画像です。
Step1のノイズ量とカンバス地の不透明度を調整しています。

Canvas Styleを適用した画像

アクションファイルのダウンロード

上記のアクションをPhotoshop CS5で作成したものです。
元画像によってはノイズ量や不透明度を調整するといいと思います。

Photoshop Action
to Canvas Style.zip(1KB)
※ノイズ量・不透明度を調整したもの

CC 2.1(二次的著作物にクレジット表示の必要はありません)

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