Photoshopの選択範囲の作成が驚くほど簡単に!CC 19.1のアップデートで、Adobe Sensei(人工知能)が使える

2018年1月24日のアップデートで、ついにPhotoshopでAdobe Sensei(人工知能)が利用できるようになりました!

Adobe SenseiでPhotoshopの選択範囲を作成Adobe SenseiでPhotoshopの選択範囲を作成

Adobe Sensei(人工知能)で選択範囲を1クリックで作成

今回のバージョンアップの目玉機能と言えるのが、Adobe Senseiを使った選択範囲の作成です。この機能を使用すると、1クリックで被写体をおおまかに選択できるので、かなりの時間短縮になります。
もうクイック選択ツールでちまちまやる必要がなくなりました。

CC 19.1にアップデートして、さっそく使用してみました。
まずは、写真素材を用意します。

Photoshopのキャプチャ

写真素材: ぱくたそ

新機能の名称は、「被写体を選択」です。
クイック選択ツールまたは自動選択ツールにすると、「被写体を選択」はオプションバーに表示されます。もしくは、メニューの「選択範囲」に「被写体を選択」があります。

Photoshopのキャプチャ

新機能「被写体を選択」

「被写体を選択」の使い方は、簡単。
画像を開いたら、「被写体を選択」ボタンをクリックするだけで、被写体の選択範囲が作成されます。

Photoshopのキャプチャ

1クリックで選択範囲を自動作成

「被写体を選択」は選択範囲を作成する際の初期用のおおまかな選択を作成し、細かいディテールなどの調整が必要です。

Photoshopのキャプチャ

作成された選択範囲

Photoshopで選択範囲を作成するフローは、かなりシンプルになりますね。

  1. 画像を開く
  2. 「被写体を選択」で、おおまかな選択範囲を作成
  3. 「選択とマスク」で、細かい選択範囲を調整
Photoshopのキャプチャ

選択とマスク

「選択とマスク」については、下記の記事をご覧ください。

Photoshop CC 19.1のアップデート内容

被写体を選択
Adobe Sensei(人工知能)を使用して、選択範囲を1クリックで作成できます。
Windowsで高解像度ディスプレイのサポート
Windowsで、高解像度ディスプレイのすべてのピクセルを活用することができます。
※Windows10 Creators以降対応
Microsoft Surface Dialのサポート
Surface Dialで、ブラシのサイズ・不透明度・硬さ・流量・スムージングを調整できます。
Adobe XDとのSVG互換性の向上
SVGとしてのテキストのコピー&ペーストは、テキストスタイルとエフェクトをサポート。

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