画像にできる濃淡の縞「バンディング」をおさえる方法

画像の滑らかなグラデーションの箇所に現れる濃淡の縞「バンディング」をおさえる方法をFringe Focusから紹介します。

バンディングの例

Less Janky — How to Stop Banding in Your Images

下記は、各ポイントを意訳したものです。
※各画像は縮小しているため、分かりにくい場合は元サイトで確認ください。

バンディングの仕組み

まずは、下記のバンディングを誇張したサンプルをみてください。

サイトのキャプチャ

左:通常、右:バンディング

右側の画像では空の滑らかなグラデーション箇所にバンディングがおきています。これは圧縮した際に色の数を制限することで発生させたものです。
人の目は高いコントラストのエリアを見ると、微妙な明るさの変化を認識しにくいため、この写真では建物のセクションでうまく働いています。ここでのカラーは「少し明るい青」から「少しそれほど明るくない青」を使用しています。

この画像の圧縮というのは、バンディングの要因となります。
画像を構成しているピクセルの一つ一つは、それぞれの周りのピクセルと混ざり合うことはなく、それ自身が小さい正方形のピクセルです。ピクセルは我々の目からみると、あまりにも過度に小さいものです。ここで取り上げる方法はそれよりもっと大きいグループでカラーの類似エリアを使用します。

グラデーションツールのバンディング

サイトのキャプチャ

左側のグラデーションは二つの色を使用しており、Photoshopのグラデーションツールで作成しました。
右側のグラデーションは一つの色で作成しており、100%から0%の不透明でグラデーションにしています。

これら二つは非常に似た結果をだしています。そのため、多くのデザイナーは代替テクニックとして使用するかもしれません。
しかしながら、よく見ると、右側のグラデーションは次のサンプルをみることで明らかに違うことがわかるでしょう。

サイトのキャプチャ

左側は二つの色を使用したグラデーション、右側は一つの色で不透明度を変更したグラデーションです。

このようにPhotoshopのグラデーションツールは複数の色を使用すると、かなり滑らかにグラデーションを処理することができます。ディザリングと微妙なノイズの組み合わせを通してフェードはかなり滑らかに仕上がります。

グラデーションを作成する時はそれが何色に薄れていくか理解することは非常に大切です。不透明度で作成したグラデーションはバンディングを含んでしまいます。

ノイズを加えてみる

しばしば言われる解決に「ノイズを加える」という方法があります。確かにノイズを加えることは効果的であることは本当ですが、注意深くする必要があります。
不必要に多くのノイズを加えてしまうと画像の質を落とすことになってしまいます。

解決方法1:二色を使用

Photoshopのグラデーションツールでバンディングを防ぐ方法は、少なくとも二つの色を使用するようにすることです。一つの色を透過で薄れさせることは滑らかなグラデーションをもたらさないでしょう。

もし透過で色を薄れさせなくてはならない場合は、グラデーションが小さいか、あるいはグラデーションにおける色の差の範囲を高くするようにしてください。問題を起こすのは長くて、微妙なグラデーションです。

解決方法2:アルファチャンネルにノイズ

画像を圧縮したり保存する際にバンディングになってしまった時、ノイズを加えてしまうことがあるかもしれません。その際、カラーデータの全てを傷つけないでこれを適用するならば、ノイズは一つのチャンネルだけに適用するようにします。適用するチャンネルは最もバンディングがあるチャンネル一つです。

  1. チャンネルパレットを選択します。
  2. カラーチャンネルをクリックしてください。例えば明るい青い空にバンディングがある場合は多分レッドのチャンネルでしょう。適用する画像で最もよくきくチャンネルを選択するようにします。
  3. [フィルタ]-[ノイズ]-[ノイズを加える]を選択し、「ガウス分布」をチェックします。量はあとから増やすこともできるので、最初は1,2%からにします。

解決方法3:新規レイヤーにノイズ

画像で多くの完全性を維持する必要があり、しかしそれでも若干のエリアからバンディングを削除しなくてはいけない時は、それ自身のレイヤーにノイズを加えてみてください。

  1. 新規レイヤーを作成し、50%のグレーで塗ります。RGBであれば#808080くらいです。
  2. ノイズを加えている画像をこのレイヤーに配置してください。レイヤーパレットでオーバーレイでブレンディングモードを選択してください。
  3. グレーのレイヤーにノイズを加えます。2,3%で充分です。

この方法のもう一つの利点は、そのレイヤ自身がノイズをもつので、消しゴムツールでノイズを必要としないエリアから取り除くことができるということです。
マスクを作成し、ノイズレイヤーに適用し、不必要なエリアには影響を与えないように処理することができます。

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