実用的なユーザビリティの10のポイント:ケーススタディ編
Post on:2009年10月6日
先日紹介した「実用的なユーザビリティの10のポイント」の中から、コンテンツやフォームやタイポグラフィなどの制作に役立つ実用的なケーススタディを紹介します。
10 Useful Usability Findings and Guidelines
以下の意訳は英語圏内のため、特にタイポグラフィなど日本語ではなく英語を想定したデータのためご注意ください。
タイポグラフィ
- 行間 ÷ フォントのサイズ = 1.48
ウェブサイトの英語フォントでは、一般的に「1.48」が読みやすいです。
クラシックなタイポグラフィの本では一般的に「1.5」が推奨されています。 - 行幅 ÷ 行間 = 27.8
一つのパラグラフの幅は平均538.64ピクセルです。
多くのウェブサイトのフォントサイズが12, 13ピクセルであることを考えるとかなり長いものとなっています。 - パラグラフ間のスペース ÷ 行間 = 0.754
一つのパラグラフの最後と次のパラグラフの最初の間のスペースは、十分にスペースをとる必要があります。 - 一行の文字数は55~75文字
クラシックなタイポグラフィの本によれば、一行の最適な文字数は55~75とされていますが、実際には75~85文字あたりの人気が高いです。
ブログのデザイン
- 固定幅を使用したレイアウトは、92%。
そして、センターに配置しているのは、94%。
固定幅のサイズが951px~1000pxの間は、56%。 - トップページに掲載している抜粋記事の数は、10~20。
- 全体的なデザインの中でコンテンツ箇所が占める割合は、58%。
フォームのデザイン
- 登録するリンクの文言は「sign up」が40%で、上右の角に設置。
- 登録ページのデザインをシンプルにしているのは、61%。
- 入力フィールドのタイトルが太字なのは、62%。
フィールドの配置は水平ではなく垂直にしているのは、86%。 - デザイナーのほとんどは必須とオプションを含まない傾向にあります。
- メール確認が無いのは82%。
パスワードの確認があるのは72%。 - サブミットボタンの配置は、左寄せが56%、中央が26%。
ポートフォリオのデザイン
- レイアウトを中央にしているのは、89%。
そして大部分のサイトが大きな水平型のナビゲーションを配置しています。 - ポートフォリオサイトの47.2%は、クライアントの紹介ページがあります。
67.2%が何らかのスタンドアローンのサービスページがあります。 - 63.6%がプロジェクトやケーススタディなどが紹介されています。
スクリーンショットやスケッチなどを使用して詳細に説明します。 - コンタクトのページには、電話番号、メールアドレス、vCardなどの情報が掲載されており、オンラインのフォームがあります。
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