心の闇が深すぎる!キャラクターに心の闇・トラウマを与える、100以上のアイデアが解説された -トラウマ類語辞典

当ブログで以前紹介した「感情類語辞典」「性格類語辞典」などの類語辞典シリーズの第5弾が登場です。今回は、キャラクターに心の闇を与えたり、行動に動機付けを与えたり、リアリティのある状況設定を生み出すための「トラウマ類語辞典」です。

日常に訪れる些細な出来事、普通に生きていれば一生かかわることがない出来事など、100を超える心の傷やトラウマの事例をその状況設定とともに網羅的に解説された類語辞典を紹介します。

本の表紙

本書は小説家、脚本家、漫画家、演出家、ライター、ライトノベルや同人作家など、文字を扱う創作者向けの辞典です。役者さんも役作りに使用しているそうですよ。
作品により深みを出したい、インスピレーションを得たい、取材のたたき台など、資料集としても、アイデア集としても創作活動のさまざまな用途に役立ちます。

本のキャプチャ

トラウマ類語辞典
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著:
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ
翻訳:
新田 享子
出版社:
フィルムアート社
発売日:
2018/8/25

紙面のキャプチャで、中身を少しだけご紹介。

誌面のキャプチャ

今までの類語辞典とは少し異なり、トラウマを扱う際には注意が必要です。

  • 安心できる場所で本書を利用する
  • 執筆作業後は、ひと休みしてから次のことをする
  • 必要なだけ休憩をとる
  • 信頼できる人に待機してもらう

心の傷やトラウマを扱っているため、メンタルが弱い人は注意が必要です。たくさんの事例の中には、自分自身の過去に触れてしまうこともあり、不快な感情が押し寄せてしまうかもしれません。

誌面のキャプチャ

本書ではトラウマを負うような出来事について、登場するキャラクターにそれがどのようなインパクトを与えるかについて、さまざまな角度から詳しく解説されています。

誌面のキャプチャ

トラウマにはさまざまなものがあります。幼少期のトラウマ、失敗や間違いによるトラウマ、障害や損傷によるトラウマ、犯罪被害のトラウマなど、キャラクターの背景に合わせて利用できます。

誌面のキャプチャ

個人情報が盗難される
2018年11月公開予定の北川景子主演「スマホを落としただけなのに」のシチュエーションですね。原作は非常に面白かったので、映画も期待しています。
参考: スマホを落としただけなのに(Amazonで見る

誌面のキャプチャ

それぞれのトラウマについて、具体的な状況・この事例で損なわれる欲求・キャラクターに生じる思い込み・キャラクターが抱く不安・行動基準の変化・この事例が形作るキャラクターの人格・トラウマを悪化させる引き金となる出来事・トラウマに向き合う/克服する場面が解説されています。

誌面のキャプチャ

過剰な美貌
過剰な美貌を持つキャラクターと言えば、何人か思い浮かぶと思います。どういった心理に基づいて、どのような行動を取るのか、行動基準の変化など、たくさんの事例が掲載されています。

誌面のキャプチャ

失敗や間違いによるトラウマ
本書では、日常やニュースなどでありがちな出来事をはじめ、一生縁がないような出来事まで、さまざまな事例が収録されています。いくつか見てましょう。

誌面のキャプチャ

悪意ある噂を立てられる

誌面のキャプチャ

母国を追われる

誌面のキャプチャ

親に別の家庭があることが発覚する

誌面のキャプチャ

パートナーの隠された性的嗜好を知る

誌面のキャプチャ

事故で死にかける

誌面のキャプチャ

倒壊した建物に閉じ込められる

誌面のキャプチャ

巻末の付録では、キャラクターの欲求と自分につく嘘の事例集など、創作活動に役立つツールが収録されています。

ここに掲載したものは、ほんの一部です。というより、心の闇すぎて、掲載するのをためらったといった方が正解です。
本書には心の闇やトラウマの100を超える事例が掲載されています。創作とは言え、こういったことを一人で考えるのはかなりきついと思うので、十分に注意して、本書をお役立てください。

本のキャプチャ

トラウマ類語辞典
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著:
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ
翻訳:
新田 享子
出版社:
フィルムアート社
発売日:
2018/8/25

類語辞典シリーズは既に4種類刊行されています。
「トラウマ類語辞典」に興味を持った方には、他のシリーズもお勧めです。

本の表紙

紹介記事: 小説やマンガの創作アイデアが豊富!感情や性格を表現する自分なりの言葉が見つかる類語辞典

献本の御礼

最後に、献本いただいたフィルムアート社の担当者さまに御礼申し上げます。

当サイトでは随時、献本を受け付けています。
お問い合わせは下記よりお願いいたします。

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