HTML5 APIで何ができるようになるかを学ぶ -HTML5逆引きリファレンス
Post on:2011年7月20日
HTML5には、Canvasをはじめ、Drag&DroppやAudio&VideoやGeoloacationなど数多くのAPIが用意されています。
これらのAPIは策定中のものも多く、仕様が確定していませんが、現在利用できるAPIの機能を逆引きでまとめた実用的な解説書を紹介します。
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ウェブサイトやウェブアプリケーションにHTML5 APIをすぐに利用したい、また近い将来利用したい、そんな人に役立つ一冊となっています。
また、逆引きの形式で使用頻度の高いサンプルが数多く掲載されているので、何ができるんだろう?? という人にもビジュアル的に把握できるものとなっています。
HTML5逆引きリファレンスでとりあげているAPI
書籍の中で取り上げているAPIです。
それぞれのAPIごとに、実用的なサンプルコードが逆引きの形式で掲載されており、コードは専用サイトからダウンロードして利用できます。
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- Geolocation
- 位置情報を扱うためのAPI。主にスマートフォンで利用されています。
- W3C: Geolocation API Specification
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- Audio&Video
- 音声と映像を扱うためのAPI。既に多くのサイトで利用されています。
- W3C: The video element
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- Web Workers
- 複数のバックグランド処理を同時に行うためのAPI。
- W3C: Web Workers
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- Canvas
- 図形を描画するためのAPI。2Dと3Dがあります。
- W3C: The canvas element
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- Drag & Drop
- ページに表示されてる画像やテキストをドラッグ&ドロップするためのAPI。デスクトップからのドラッグ&ドロップもできます。
- W3C: Drag and Drop
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- File
- ローカルファイルにアクセスするためのAPI。
- W3C: File API
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- Webストレージ
- 今まではクッキーにデータを保存していましたが、ローカルディスクに保存できるようにするAPI。
- W3C: Web Storage
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- オフラインWebアプリケーション
- ネットワークに接続していない状態でもウェブアプリケーションが利用できます。
- W3C: Offline Web applications
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- Form
- 入力値のチェックをはじめ、スライダーやカレンダーなどフォームの機能を強化します。
- W3C: Forms
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- Text Selection/Editing
- ページ上に表示されているテキストが編集できます。
- W3C: User interaction
対応ブラウザ
本書での検証済みブラウザは、下記の通りです。
- IE9
- Firefox3.6-4.01
- Safari5-5.05
- Opera10-11.1
- Chrome10
- iPhone/iPad (iOS4.3.3)
- Android (Galaxy S2.2, Nexus One2.3.4など)
献本の御礼
最後に、献本いただいた(株)インプレスジャパンのご担当者さまに御礼、申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
お問い合わせは下記よりお願いいたします。
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