HTMLとCSSのスキルを基礎から徹底的に磨けるオススメの本 -HTML/CSSコーディングの教科書
Post on:2015年6月19日
HTMLとCSSを基本からしっかり理解し、例題とその解説を進めながらコーディングのスキルを磨く「演習で力がつくHTML/CSSコーディングの教科書」を紹介します。
手を動かしながら学びたい人に特にオススメです。
本書は、Webページの作り方を基礎からしっかり学びたい人向けの入門書です。HTMLの要素やCSSのプロパティなど基本をしっかりと身につけた上で、ひとつ一つを手作業で作る楽しみを感じながらWebページを作成できるようになることを目的としています。
Kindle版はお値段が少し安めです。
紙面のキャプチャで、中身を少しだけご紹介。
本書の対象は、HTMLやCSSをまったく知らない初心者、HTML5やCSS3を本格的に勉強したい人、Webページを作成する知識を「基礎の基礎から」しっかり身につけたい人向けの本です。
まずは、HTMLとCSSの基本から身につけ、ページのレイアウト、エレメントと少しずつステップアップして学んでいきます。
最初の例題は「Hello World」ではありません。シンプルなWebページから始まり、実用的な例題でステップを進めていきます。
各ステップは、はじめに演習があり、その後にくわしい解説があります。解説は演習の説明だけでなく、関連した文法の解説もされています。
関連した文法の解説は、今分からないことやこれから使うかもしれないことなど、仕様ベースの確かな知識を得ることができます。
CSSのステップは、書き方から適用方法、使い方、少し高度な使い方まで、今そして将来にも役立つ基礎をしっかりと固めることができます。
高度な使い方とか難しくないのか? 大丈夫です、複雑なCSSの仕様も初心者向けに分かりやすく丁寧に解説されています。
「マージンの相殺」など実践的なテクニックも、確実に身につくでしょう。
HTMLとCSSの基本を完了したら、いよいよページ作り。まずはレイアウトから学んでいきます。
初心者には難しいカラムの計算なども、テキストと図による解説が豊富なので、問題ないと思います。
すぐに必要ではないかもしれませんが、テーブルやフォームなどの実装方法も詳しく解説されています。
演習で力がつく HTML/CSSコーディングの教科書の目次
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- イントロダクション
- Webページについて
- HTML5について
- Webページを作成するために必要なもの
- 学習をはじめる前にやるべきこと
- 学習の方法
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- HTMLの基本を学ぶ
- 最も簡単なWebページを作る
- 文章をセクションに分けて記述する
- 文章の意味づけとグループ化を行う
- HTML文章のツリー構造を理解する
- 画像を挿入する
- リンクを設定する
- パンくずリスト
- 動画と音声を挿入する
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- CSSの基本を学ぶ
- CSSの書き方の基本
- スタイルの適用方法
- 基本的なセレクタ
- スタイルを継承する
- ボックス設定の基本
- さまざまなボックス設定でWebページをデザインする
- floatによる回り込みの設定を行う
- より高度なCSSの文法
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- 2段組のページを作る
- トップページを作る
- メニューを作る
- 2段組みのレイアウトにする
- iframeを使って内容を切り換える
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- テーブルを作る
- テーブルを作るHTML要素
- テーブルのスタイルを設定する
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- フォームを作る
- フォームの基本
- いろいろなコントロール
本書で使用しているデータは、すべてダウンロードできます。
本書は独学で、Webページの作り方、HTMLとCSSを学びたいという人のための入門書で、大学や専門学校の教材としても利用することができます。でもこの本があれば先生はいらないかも、、、
献本の御礼
最後に、献本いただいたSBクリエイティブの担当者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
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