[本]デザインの美は数学に潜んでいる「デザインのための数学」

黄金比や白銀比、パターンやシンメトリーや規則性など、数学的要素をデザインに取り入れることを学べる一冊「デザインのための数学」を紹介します。

表紙は驚くほどそっけないですが、中身はいい意味で期待を裏切りますよ。

本のキャプチャ

デザインのための数学[amazon]
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著:
牟田 淳
出版社:
オーム社
発売日:
2010/10/23

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デザインのための数学の目次

  • 序章:デザインは自然が一番美しい
  1. 美しいバランスの黄金比
  2. らせんとデザイン
  3. 規則性のデザイン
  4. 白銀比とキャラクター
  5. 美術品と比率
  6. 比率と加工
  7. かたちと設計
  8. シンメトリーのデザイン
  9. パターンの見つけ方
  10. 動きのデザイン
  11. 繰り返し模様のデザイン
  12. いろいろな作品の作り方

本のみどころ

当サイトでも何回か、このデザインに数学的要素を取り入れることをとりあげてきました。この本では、黄金比、白銀比、フィボナッチ数、螺旋の比率、シンメトリー、フラクタルのパターンなど、デザインでよく利用される数学的要素の概要から、実際にどのようにデザインに取り入れているのか、写真や図柄を添えて明確に解説がされています。

海外では特に黄金比を使ったデザインが数多く見られますが、日本では実は黄金比よりもっと親しみのある白銀比が数多く使用されています。
実例からもなるほどな、と思いましたが、その理由もとても興味深いものでした。

また、自然界に潜むデザイン、雪の結晶、オウム貝の螺旋、静物や自然が生みだすシンメトリー・フラクタル、水の流れのカオスなど、日常にも目を向けてみても面白いものがたくさんあります。

著者のことば

「はじめに」より抜粋。

デザインには、デザイナーの「感性」がとても重要です。でも「黄金比」という言葉に代表されるように、デザインと数学には深い関係があり、これらの知識があると作品を作る際に、とても役に立つのです。本書ではいろいろなデザインを、黄金比などの簡単な数学から紹介します。

本書は、著者が東京工芸大学芸術学部において実際に行ってきた、授業をもとに作られた本です。芸術系学生や卒業生が主な読者対象ですが、もちろん数学や芸術関係に興味のある一般の社会人の方々にも十分楽しめる内容になっています。さらにイラストや写真が豊富にあり、たくさんの課題もあるので、芸術系の学校や専門学校の教科書やサブテキストとして使っていただける内容となっています。

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