同人誌をだしてみたい人にお勧め! クリスタでマンガを描くことに特化された解説書 -CLIP STUDIO PAINT 漫画制作入門
Post on:2025年10月31日
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同人誌をだしてみたい! そんな人にお勧めのクリスタでマンガを描いて、印刷所に入稿するまでを詳しく解説したマンガ制作入門書を紹介します。
初心者向けなので、ていねいに分かりやすく解説されており、原稿用紙の準備をはじめ、コマ割り、下絵、ペン入れ、背景、効果線、トーン、セリフのフキダシ、オノマトペといったマンガ制作、同人誌の印刷に必要な仕様設定や電子書籍向けの出力方法まで、よく分かります。
マンガを描くことに特化されているので、本書はクリスタの解説書としては珍しく、EXの独自機能の解説がかなり充実している一冊です。

著者はクリスタの解説書を多数手がけている平井 太朗氏、『Clip Studio Paint EX公式ガイドブック』『「良ワザ」事典』など、持っている人もいると思います。本書はそんな氏によるクリスタで描いたマンガを同人誌にするまでを詳しく解説。
印刷については、同人誌印刷のねこのしっぽの全面協力のもと印刷所へ入稿する際の仕様設定などもていねいに詳しく解説されています。
Kindle版も同時発売されます!
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。

本書は9章構成で、クリスタでマンガを描いて、印刷所に持ち込むところまで詳しく解説されています。使用するソフトは、Clip Studio Paint Pro Ex ver4.0.3で、WindowsでもmacOSでもiPadでもOKです。

クリスタでマンガを描くときに、まず重要なので原稿用紙の設定です。後から変更することも一応できますが、下手をすると、最初から全部描き直しになってしまうこともあるので、ここはしっかり確認して準備をしましょう。

第2章は「コマ割りの基礎知識」マンガを描いたことがない人は、ここが最初の難関になるかもしれません。普段マンガを読むけど、コマ割りをつくったことがないという人にも分かるよう詳しく解説されています。

クリスタには「コマ枠フォルダー」というコマ割専用のレイヤーフォルダがあり、コマ枠を簡単に作成できます。コマの形や枠線を自由に編集でき、コマ枠フォルダごと分割することもできます。複雑な形のコマ、裁ち切りのコマなどもクリスタなら簡単です。

第3章は「絵を描く(ブラシツール)」下絵、ペン入れ、小物、背景、効果線など、マンガで扱う線画を描くこつが分かります。

第4章は「BG/背景」クリスタには背景や効果線を描くための便利ツールも用意されています。奥行きを表現するときのパースは、「パース定規」が便利です。1点透視、2点透視、3点透視の構図におけるパースに沿った線を簡単に設定できます。

第5章は「トーン/ベタ」第6章は「セリフとフキダシ」アナログの頃はトーンだけでかなりの出費になりましたが、デジタルになり無限にトーンが使えるようになりました。またフォントも非常に充実しており、マンガ用のフリーフォントも数多くリリースされています。

第7章からはいよいよ「同人誌印刷用の構成」です。印刷所はどこにするか? 何冊刷るか? 原稿の設定は間違っていないか? などしっかり準備して取り組みましょう。

最近では紙はなしで、電子書籍のみというのも増えています。第8章は「ファイル出力」電子書籍の場合はフルカラーでもインク代がかからない分、経費をおさえることができます。しかもRGBのカラーをCMYKにするという必要もありません。ほかにもいろいろ注意点があります。

第9章は「Clip Studio Paint EX」でクリスタEXの同人誌に便利な機能、また付録1「EXの便利な機能」では複数のマンガ原稿を扱う際に役立つ機能が紹介されています。

最後の付録2「ねこのしっぽに聞いてみた」では、同人誌印刷所のねこのしっぽに同人誌を入稿する際のアドバイスや注意点をQ&A形式で解説しています。料金の目安(2025年7月時点)なども分かるので、安心ですね。
今日からはじめるCLIP STUDIO PAINT 漫画制作入門の目次

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一枚絵のイラストと違って、マンガとか同人誌は描くだけでなく、やることがいろいろあるのですね。AIに聞いたり、ネットで探したりだとどこからどこまで聞けばよいか分からない、一から一通りのことを知りたい、そんな人にお勧めの一冊です。
献本の御礼
最後に、献本いただいた技術評論社の担当者さまに御礼申し上げます。
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