プレゼンや打ち合わせの資料づくりに重宝する一冊! データや数字の見せ方、最適なフォントなど資料のデザインに役立つ -見やすい資料のデザイン図鑑
Post on:2021年12月10日
上司に資料が見づらいと言われる、いまいち分かりにくい資料になってしまう、そんな人にお勧めの資料を作る時に役立つ最強のお助け本を紹介します。
資料に使用するさまざまなデータや数字の見せ方、おしゃれも見やすさも両立できる日本語フォント、資料がより分かりやすくなるラベルや囲み枠の使い方など、見やすく分かりやすい資料をデザインする方法が分かります。
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本書は超ベストセラー「一生使える見やすい資料のデザイン入門」(Amazonで見る、Unlimited対象です)の著者森重湧太氏による続編。レビューにiOSでレイアウトが崩れるとありますが、現在最新のiOS 15.1.1では問題ありませんでした。iOSでのスクショを掲載しておきます(表紙、中身、水平)。版元様も動作検証済み。
今回は実践編として、実際に使用された事業の説明資料、採用関連資料、社内イベント用資料、営業資料など資料デザインの作り方が分かります。デザインのスキルを磨く近道は「よいデザインをマネして、手を動かしてたくさん作ること」です。
Kindle版も同時発売されています!
書籍版かKindle版のどちらにすべきか、悩む必要はありません。書籍版の早期購入キャンペーン(2022年1月9日まで)で電子書籍(PDF)がもらえます!
PDFには書籍版の全ページが収録されているので、書籍版を購入すると、電子版も手に入ります 😋
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。
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心当たりがある人に特にお勧めできるのが、本書です。必要なデータや内容はすべて入れたのに、いまいち分かりづらい資料になってしまうことはありませんか?
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本書では、見やすく分かりやすい資料をデザインする方法が分かります。データに適した見せ方、目立たせたい数字やテキストの見せ方、資料に適した配色・フォント、資料でよく使用するデザイン要素、罫線や区切り線の使い方など、具体的なテクニックが満載です。
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資料をつくる時に大切なのは、資料が最終的にどこでどう読まれるのかを意識することです。モニターなのか、プロジェクターなのか、紙なのか、文字やオブジェクトのサイズ・配色など資料のデザイン方法も変える必要があります。また、口頭説明ができるのかで盛り込む情報量も変わります。
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資料をつくるのが一度きりということはないと思います。資料で使用するデザインをパーツ化しておくと、作業が簡単になり、使い回しはもちろん、新規に追加する時にはデザインが破綻することもなくなります。
本書は4章構成で、第1章は資料デザインの準備編。見やすい資料を効率よく作るための基本テクニックです。
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そして第2章からは、シーン別の資料デザイン。
会社の資料、プレゼンなどを想定したデザイン作例が豊富です。
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左ページはビフォー、右ページはアフターで、どこが分かりづらいのか、それらをどのように直せばよいのかが分かります。
この記事では少ししか紹介していませんが、この第2章と第3章はなかなかのボリュームです。第2章だけでも28項目あります。
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第3章はワンランク上のテクニックとして、資料をより分かりやすく印象に残るようなデザインのテクニックが解説されています。
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資料で個性の強いフォントを使用するのは、マイナスです。個性の少ない、見やすく見た目もよいフォントを使用するだけで、資料の印象はぐっとよくなります。
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文章の作り方にも資料にあったポイントがあります。これらを意識することで見やすく、読みやすい文章になります。
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読みやすい文章にするには基本的なポイントはありますが、さまざまなケースがあります。ブログのタイトルや記事、メールなどにも応用が効くので、かなり役立ちます。
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ラベルや囲み枠、矢印、罫線、吹き出しといった、資料にはさまざまなデザイン要素があります。また、表やグラフなども、数字やデータを読みやすくする工夫があります。
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気をつけたいのが、写真やイラストです。イラストを使用すると、イラストがもつ印象に左右されてしまうので、資料に間違った印象を与えてしまうかもしれません。また、写真選びの基準は、資料の内容にあった服装をしているかです。それだけで間違った写真を選ぶ確率を減らせます。
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内容だけでなく、特典も充実しているのが本書の特徴です。サポートサイトから資料のデータや配色表などがダウンロードできます。
見やすい資料のデザイン図鑑の目次
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見やすい資料のデザイン図鑑の目次
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見やすい資料のデザイン図鑑の目次
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見やすい資料のデザイン図鑑の目次
打ち合わせ、プレゼンなどの資料づくりに重宝する一冊です。
デザイン図鑑の名の通り資料のデザイン集としてだけでなく、すぐに試したくなるデザインのテクニックも満載です。
献本の御礼
最後に、献本いただいたインプレスの担当者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
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