Swiftの知りたいことがよく分かる!iPhoneアプリをつくる楽しさが身につくオススメの入門書
Post on:2014年11月6日
アプリをつくるのに必要なのは、プログラムの知識だけではありません。
重要なのは「アプリをつくる考え方」です。
iPhoneアプリのつくり方、Xcodeの使い方、Swiftによるプログラミングをじっくり学びたいと考えている初心者向けの本格的な入門書を紹介します。
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本書は丁寧で分かりやすい「iPhoneアプリ開発の教科書」の最新版、待望のSwift対応です!
Kindle版はお値段がかなりお得です。
そんな本書の中身を紙面のキャプチャで少しだけご紹介。
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このiPhoneアプリ開発の教科書シリーズは僕は全て持っているのですが、分かりやすい言葉で丁寧な説明がオススメのポイントで、本自体も非常に読みやすいデザインになっています。
文字やコードばっか、イラストばっかだとやる気ダウンしてしまいます。
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内容は大きく分けて3本立て、Xcode、Swift、そしてiPhoneアプリをつくる考え方。
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XcodeはUIが英語だったり、Appleが配布しているマニュアルが分厚かったりで、マスターするのがちょっと大変そうに感じるかもしれませんが、本書では非常に分かりやすく操作方法が解説されています。
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予期しない動作があるとあせりますよね。そんな時のTipsも豊富に掲載されています。
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中級者にも役立つTipsは満載です。
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Swiftを学ぶには、オブジェクトやクラスについて理解しておく必要があります。ページ数は少ないですが、非常に分かりやすくまとめられています。
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いよいよSwiftです。本書を読んで、あやふやだったところの理解が深まりました。
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基本的な部品は言葉だけでは難しそうに見えますが、何をするためのものかが分かると理解が深まります。
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部品の使い方なども事例があると分かりやすく、アイデアも膨らみます。
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本書に掲載されている数多くのサンプルは、全てサポートサイトからダウンロードもできるので助かりますね。
Swiftではじめる iPhoneアプリ開発の教科書の目次
-
- アプリ開発の準備
- 開発に必要なものは?
- Xcodeの画面について
- スタンダードエディタ
- アシスタントエディタ
- iOSシミュレータ
-
- Xcodeの操作方法
- アプリを作る手順
- プロジェクトを作る: New Project
- 各ファイルの役割
- 画面をデザインする: Interface Builder
- 部品とプログラムをつなく: AssistantEditor
- レイアウトを調整する: Auto Layout
- プログラムを書く: SourceEditor
- iOSシミュレータでテストする: iOS Simulator
- はじめてのアプリを作る
-
- iPhoneアプリの考え方
- オブジェクト指向って何?
- クラス、オブジェクトって何?
- ViewControllerって何?
- オブジェクト指向は「何のきっかけで、何かをする」プログラム
-
- Swift言語
- Swiftって何?
- Playgroundで体験しよう
- 変数、型、文字列
- Optional value(オプショナル値)
- コレクション:配列(Array)・辞書データ(Dictionary)
- 制御文
- 関数
- クラス
-
- 基本的な部品の使い方
- UILabel: 文字を表示する
- UIButton: ユーザーが押して何かをする
- UISwitch: オンかオフを選択させる
- UISlider: スライドして値を選択させる
- UITextField: キーボードで1行のテキストを入力させる
- UITextView: 長いテキストを表示したり、入力させる
- UIDatePicker: 日付や時刻を選択させる
- UIPickerView: 複数の値から1つを選択させる
- UIAlertController: アラートやアクションシートを表示する
-
- データの読み込みと保存
- UIImageView: プロジェクト内の画像を表示する
- UIImageView: Web上の画像を表示する
- UIWebView: Webページを表示する
- NSUserDefault: 一時的にデータを保存する
- Social Framework: Twitter へ投稿する
- Social Framework: Facebookへ投稿する
- JSONデータってなに?
- NSJSONSerialization: JSONデータを扱う
-
- 複数画面アプリの作り方
- 複数画面アプリの考え方
- Single View Applicationから複数画面アプリを作る
- Tabbed Application: 複数画面が切り替わるアプリ
-
- テーブル表示
- UITableView: 複数のデータをリスト表示する
- Master-Detail Application: 一覧画面と詳細画面が切り替わるアプリ
- UITableViewCell: セルの種類を選択する
- UITableViewCell: セルを自由にレイアウトする
-
- Gameテンプレートで作る
- Gameとは?
- Spritekitとは
- SpriteKit テンプレート: 基本構造
- 表示オブジェクトを作る: 文字、画像
- 2Dパーティクルを作る
- 2D光源を作る
- スプライトに動きをつける: 移動、回転、拡大縮小
- 複数の動きをつける:繰り返し動かす、順番に動かす
- 2D物理シミュレーションで動かす
- SceneKitとは
- SceneKit テンプレート: 基本構造
- 立体を作る: 立方体、球、文字など
- 3Dパーティクルを作る
- 3Dファイルを読み込む: Colladaファイル
-
- アプリを仕上げる
- アイコン
- 起動画面
- 実機でテストしてみよう
本書は全460ページとかなりのボリュームで、腰を据えてじっくり取り組める本格的な入門書です。Swiftをこれからマスターするための最初の一冊にぴったりですね。
献本の御礼
最後に、献本いただいた著者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
お問い合わせは下記よりお願いいたします。
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