ここ1,2年で大きく変わった! デザインのワークフローにAIを活用したやり方がよく分かる解説書 -AIを味方にする デザインワークフロー実践ガイド

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AIが当たり前になりつつある現在、デザインのワークフローも劇的な変化をし始めています。エディタをはじめ、AdobeやFigmaなどにもAIが採用され、意識せずにAIを使用しているかもしれません。デザイナーがAIをどのように活用できるのかを実務に基づいて詳しく解説した解説書を紹介します。

AIで画像やデザインを生成する話ではありません、Webサイトやスマホアプリにおけるデザインワークフローの全行程に渡るAIの活用方法です。

AIを味方にする デザインワークフロー実践ガイド

著者は株式会社アジケの梅本 周作氏。そんな氏による初の書籍化が本書で、デザインにおけるAIツールの使い方だけでなく、デザイナーがデザイン業務の各工程でどのようにAIを取り入れ、クオリティを向上させ、制作効率をアップするのか実体験を元に詳しく解説された一冊です。

AIを味方にする デザインワークフロー実践ガイド

AIを味方にする デザインワークフロー実践ガイド
ISBN 978-4-8399-90527
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著者: 梅本 周作
出版社: マイナビ出版
発売日: 2026/8/24

Kindle版も同時発売されています!

版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。

紙面のキャプチャ

本書は、Part1: 心構え、Part 2: 実践、Part 3: Case Studyで構成されています。「心構え」という言われると身構えてしまうかもしれませんが、まずは現状AIでデザイナーのワークフローがどのように変わりつつあるのかを知っておきましょう。

たとえば、プロトタイプが簡単に作れるようになった、FigmaのAIでデベロッパーとの齟齬がなくなった、スマホ・タブレット・デスクトップの全パターンを簡単に作れるようになったなど、AIを取り入れたワークフローが実際に行われています。

紙面のキャプチャ

このAIを伴ったワークフローでは、これまで以上に重要になるスキルがあります。審美眼、共感力、戦略的思考、AI対話力の4つです。AIはアクセシビリティに準拠したコントラスト比や使いやすさの基準を満たしたナビゲーション構造といった客観的に正しいデザインは得意ですが、「美しさ」という感覚は持っていません。美しいデザインにするにはプロのデザイナーによる審美眼が必要になります。

紙面のキャプチャ

AI対話力はAIならではの必要となるスキルです。これは単にプロンプトをうまく書く技術だけではなく、もっと根本的なスキルです。たとえば、自分のデザインを言語化することができますか? クライアントに自分のデザインを説明するときに必要となるスキルです。

実際にAIにデザインを依頼するときは、新人デザイナーに依頼する感覚でいくとうまくいきます。こんな感じで、とかは禁句です。カラーは値で、フォント名やフォントサイズも具体的に指示することで、意図通りの出力になります。

Part1はページ数はそんなにありませんが、Part 2とPart 3は大ボリュームです。

紙面のキャプチャ

Part2: 実践には全5章あり、実際のワークフローでAIをどのように活用できるのかが分かります。

紙面のキャプチャ

CursorとClaude Code、Figma MCPを使ってFigmaのデザインからHTMLを生成したり、逆にコードをFigmaに反映させたり、静的モックアップを動的なプロトタイプにしたり、ダークモードやレスポンシブのバリエーションを生成したり、デザインレビューやユーザビリティテストを実施したり、これまで手作業だとそれなり時間と労力がかかった作業が大幅に効率化されます。

画像紹介では省いていますが、本書ではそれぞれ各ステップごとに詳しく解説されており、画像やイラストやプロンプトも掲載されています。

紙面のキャプチャ

Part 3: Case Studyでは、デザイナーの実際の仕事でAIがどのように機能するかが解説されています。デザインの作業だけに留まらず、日常業務のワークフローもAIで効率化できます。

Claude Codeはまだ敷居が高いという人は、Claude Coworkで朝の確認作業を自動化するのはどうでしょうか。Coworkは指示された成果物を作り上げるAIで、Slackの確認、Figmaのコメント確認、ミーティングの確認、重要なメールの要約、優先タスクの確認など、情報を集めて整理してくれます。

紙面のキャプチャ

もちろん、デザインの作業でもAIは効率化の助けになります。デザインの方向性にクライアントの合意を得られたら、DESIGN.md(ルールや意図をまとめたもの)を作成し、Figmaで一気に仕上げます。

紙面のキャプチャ

あくまで目安ですが、作業時間は半分くらいに短縮できます。

紙面のキャプチャ

AIはデザインの他の作業でも活躍します。たとえば、ボタンを色やサイズ違いのバリエーションに展開したことがあるでしょう。手作業だと地味に時間がかかる作業ですが、AIに任せると基本形を一つ作って、あとは展開したいバリエーションを言語化すれば簡単に終わります。また、その展開ルールに穴があれば、生成時にAIが迷うので、あとからルールを見直すといった手戻りもなくなります。

紙面のキャプチャ

デザインを引き継いだ際に、どれが何の役目か分からない、変更したら思わぬ箇所に影響を与えてしまうかも、ということがあります。ボタン一つの変更でもFigmaの構造が自分とは違うと非常に困ります。

そんな時は、Figmaエージェントにコンポーネント単位で解析させ、DESIGN.mdにすると自分も後任の人にも無駄な時間を節約できます。

AIを味方にする デザインワークフロー実践ガイドの目次

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ここ数年でデザイナーのツールは大きく変化しています。PhotoshopからSketchに、SketchからFigmaに、そして現在はFigmaからAIに変わろうとしています。Figma MCPやClaude Codeを使うことで、デザイナーの本質は変わりませんが、ワークフローは劇的に変わります。

これまでのやり方をすべて一気に変える必要はないですが、まずはできそうなことを試してみようというときに本書が役立つと思います。

AIを味方にする デザインワークフロー実践ガイド

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ISBN 978-4-8399-90527
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著者: 梅本 周作
出版社: マイナビ出版
発売日: 2026/8/24

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