とにかく分かりやすい! GitとGitHubを独学でマスターできる長く使える解説書 -GitとGitHubの教科書
Post on:2022年9月16日
GitはWeb制作やソフトウェア開発はもちろん、執筆に使用されている人も多いと思います。そんなすでに使用していて今より使いこなしたい人、そしてこれから使用する入門者にもお勧めできる解説書を紹介します。
本書の大きな特徴は、とにかく分かりやすいこと。Gitでの操作を手を動かしながら学べるハンズオン形式でていねいに解説されており、操作のステップごとに画像も豊富に掲載されています。
本書は少し前に発売された準新刊で、Amazonでもさっそく高評価のスターが並んでいます。GitとGitHubの入門書として、確実なスキルを身につけるための解説書としてお勧めします。
Kindle版も同時発売されています。
しかも、30%ポイント還元キャンペーンの対象です!
※キャンペーンは9/22まで
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。
本書は6章構成で、第1章は入門者向けに「Gitとは」
Gitで何ができるのか、他にどんなバージョン管理システムがあるのか、Gitを使用するための準備(WindwosとmacOS)、Gitに関する用語の解説です。すでに使用されている人は、流し読みで大丈夫です。
本書の特徴は、分かりやすい解説です。解説の主はWindowsでの操作ですが、macOSでの操作もていねいに解説されています。ステップごとに画面のスクリーンショット画像が掲載されており、操作の過程も番号順になっているので、迷うことはないと思います。
コラムも充実しており、操作の流れから少しそれたものはどうなるのか、たとえばリポジトリを作成したときに、そのフォルダに何が起きているのかなどが詳しく解説されています。ほかにも、別のやり方や操作の注意点やうまくいかない場合などもあり、操作をしっかりと学べます。
本書は全ページ、Gitでの操作を手を動かしながら学べるハンズオン形式で分かりやすく、ていねいに解説されています。
単に解説を見ながら進めてしまうと、ただの作業になりかねないですが、ここで行った作業が箇条書きでまとめられているので、きちんと理解しながら読み進めることができます。
本書の特徴は、もう一つあります。
WindowとmacOSの操作はGUIツール(Sourcetree)を使用しますが、コマンドラインでの操作も併記されています。慣れないうちは、GUIツールで操作しても大丈夫ですが、コマンドラインで操作できるようになるとより速く快適にGitを使いこなせるようになります。
第2章はGitの基本操作として、リポジトリの作成、ファイルをリポジトリに記録(commit)、間違えた変更を元に戻す(log/reset)、タグを利用する(tag)などを学びます。どの操作もステップごとにていねいに解説されており、GUIツールでの操作とコマンドラインでの操作が併記されています。
第3章からいよいよバージョン管理です。Gitには便利な機能がたくさんありますが、その中の一つ「ブランチ」で履歴を分けることができます。履歴を分けることで、バージョン別に管理できます。さらに「マージ」という機能で、ブランチごとに反映した変更をまとめることもできます。
もちろん、ていねいな解説も充実しています。どんな目的で、何をするのか。Windowsでの操作手順、macOSでの操作手順、コマンドラインでの操作、コラムも充実しています。
第4章は、GitHubの基本操作。Gitでの変更履歴はリモートリポジトリ(GitHub)で管理します。一人でマシン1台だけであれば、Gitだけでもいいかもしれませんが、複数人や複数台の環境であれば、必須と言えます。
第5章は、チームでGitを活用するための機能やテクニック。
最後の第6章では、GitHubでできるさまざまな機能の解説です。プロジェクト管理をはじめ、スニペットやコード共有、情報管理などにも使用できます。ワークフローを自動化するGitHub Actionsも便利ですね。
はじめてでもできる GitとGitHubの教科書の目次
はじめてでもできる GitとGitHubの教科書の目次
はじめてでもできる GitとGitHubの教科書の目次
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初心者でも非常に分かりやすく、より活用したい人のためにコマンドラインでの操作方法も併記されており、長く使える解説書です。分かりづらいところは、よりていねいに解説されているので、Gitが苦手な人でも挫折せずにマスターできると思います。
献本の御礼
最後に、献本いただいたSBクリエイティブの担当者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
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