iPadではじめるデジタルイラスト! Procreateの良さとさまざまなイラストやグラフィックの作り方が分かる解説書 -はじめてのProcreateイラスト入門
Post on:2023年2月3日
iPadでイラストを描くときの候補の一つが、Procreateです。
Procreateはプロのイラストレーターや漫画家も使用している本格派ながら、割と安価(2023年現在、2000円)で、しかも買い切りなので、これから始める人にも敷居が低いアプリです。
Procreateの初心者向けに、基本的な操作方法からさまざまなイラストやグラフィックのテクニックまで学べる解説書を紹介します。入門書なので、バリバリ使用している人には物足りないかもしれません。
Procreateは私もiPad Proで使用していますが、アプリ自体の操作は難しくはないです。クリスタやPhotoshopなどを使用している人なら、簡単に使用できます。とはいえ、Procreate独自の操作や使い方もあるので、こういった解説書を読むとより使いこなせるようになると思います。
また、本書の特典では、練習用データ、完成データ、オリジナルのカスタムブラシ、メイキング動画などがサポートサイトからダウンロードできるので、すぐにProcreateでイラストを描けます。
Amazonでも高評価のレビューが多いですね!
Kindle版も同時発売されています!
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。
本書は11章構成で、Procreateの基礎知識から基本的な操作、さまざまなイラストを描くテクニックまでやさしく解説されています。最終的には、表紙に描かれているイラストのラフ・線画・塗りのテクニックも学べます。
前半は基礎知識から基本的な操作。Procreateのインターフェイスはシンプル、上部のツールバーの右側にはイラストを描くときによく使用するツールがまとめられています。ジェスチャ操作にも対応しており、本書ではイラストを描くのによく使用する操作やおすすめの設定も解説されています。2本指タップの「元に戻す」と3本指タップの「やり直す」は必須ですね。
Procreateではデフォルトで200種類ほどのブラシが用意されており、さらにPhotoshop用のブラシも使用できるので、さまざまなブラシをイラストで使用できます。どれを使えばよいか迷うかもしれませんが、塗りであれば基本的には3タイプに分けられます。
ブラシを知るには、まずは使用してみること。リボンの素材なんて探すの面倒だよ、と思った人に朗報です。本書では練習用データはすべてサポートサイトからダウンロードできます。
ブラシの使い方や塗りつぶしのやり方など、少しずつステップしながら学べます。
Procreateは、選択ツールや変形ツールも使用できます。変形ツールの「ディストーション」で遠近感を加えると、イラスト全体に迫力が生み出されます。もちろん、練習用データはサポートサイトからダウンロードできます。
スナップ機能を使用すると、ピクセル単位で正確なイラストも描けます。
美しい配色のグラデーションマップもProcreateならライブラリが用意されているので、簡単に使用できます。
Procreateにはイラストを描くのに便利な機能「描画アシスト」があります。「2Dグリッド」「アイソメトリック」「遠近法」「対称」の描画ガイドが使用でき、正確なイラストを描くこともできます。
最後の章では、表紙に描かれているイラストのラフ・線画・塗りのメイキング。一枚の絵が完成していくプロセスがていねいに解説されています。
一枚のイラストを描く手順、表現に必要な機能やテクニックなどを学べます。サポートサイトからは、完成データやメイキング動画もダウンロードできます。
はじめてのProcreateイラスト入門の目次
はじめてのProcreateイラスト入門の目次
はじめてのProcreateイラスト入門の目次
今まではProcreateをなんとなく使用していただけですが、改めて解説書を読むといろいろなことができるんですね! すでにProcreateを使用している人にもより使いこなすためのテクニックが学べると思います。また、これから始めようとしている人は、Procreateと本書を一緒に手に入れるとよいでしょう。
献本の御礼
最後に、献本いただいたビー・エヌ・エヌの担当者さまに御礼申し上げます。
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