読むとワクワクする! 最近見かけるHTMLとCSSのさまざまな実装テクニックがまとめられた解説書 -改訂新版 HTML&CSSデザインレシピ集
Post on:2025年5月30日
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Webサイトやスマホアプリの実装で必要となるHTMLとCSS、レイアウトのテクニック、ナビゲーションやボタンなどのUI要素、アニメーションやエフェクトなど、最近見かけるHTMLとCSSの実装テクニックがまとめられた解説書を紹介します。
700ページを超える本書は中級者向けですが、実例も豊富で詳しく解説されているので、初心者にもわかりやすいと思います。

本書はベストセラーとなった「HTML&CSSデザインレシピ集」(紹介記事)の待望の改訂新版! 最近のWebサイトやスマホアプリのUIで使用されているHTMLとCSSのさまざまなテクニックが詳しく解説されています。
前書も分厚かったのですが、さらにパワーアップして、なんと720ページ!! 辞書のようにかなり分厚いですが、簡単に見開きにできる製本になっています。もちろん、内容もパワーアップしています。しかもこのお値段はかなりお買い得感があります。
Kindle版も同時発売されています!
版元様より許可をいただいたので、紙面のキャプチャを少しだけご紹介。

本書は中級者向けの解説書で、全15章構成、第1章はHTMLとCSSの基礎知識は最小限の解説となっています。

最小限の基礎知識といっても、CSSのネストやカスタムプロパティ(変数)など最近のCSSは進化が早いので、これからの実装に必要となる知識やテクニックがまとめられています。

第2章から第15章は、HTMLとCSSの実装テクニック。本書の一番の特長は、テクニックの細分化です。たとえば、ページやボックスに背景を表示する際にいろいろなケースがあります。それらケースごとに詳しくていねいに解説されています。

ヒーロー画像をウインドウ幅いっぱいに表示したり、ヒーロー画像の上にテキストを配置したり、ヒーロー画像を背景として表示させたり、もちろんデスクトップにもスマホにも対応した実装方法が分かります。
- モダンCSSで実装する、記事は中央に画像は幅いっぱいにフルブリードレイアウトを実装するテクニック
- CSSのwidth: 100%;のより良い代替手段として、stretchキーワードが実はかなり便利です

アイコンとテキストを揃えるテクニックも最近では美しく揃えることが簡単にできるようになりました。水平方向で揃えたり、垂直方向で揃えたり、本書を読めば簡単に実装できます。

ヘッダを上部に固定させたり、スクロールしたらヘッダの高さを変えたり、ヘッダより上のエリアにお知らせを表示させたり、実用的なテクニックがたくさん揃っています。

ページレイアウトのテクニックもかなり充実しています。CSS Gridを使用した2カラム・3カラム、Flexboxを使用した2カラム・3カラムのレイアウトをはじめ、伸縮する1カラムレイアウトなど、バリエーションも豊富です。

最近ではメディアクエリではなく、コンテナクエリの需要が高まっています。コンテナクエリとはビューポートではなく、ボックスのサイズに合わせて子要素のスタイルを設定できるクエリで、メディアクエリより細かくスタイルを設定できます。
- CSS コンテナクエリ(@container)の便利な使い方を解説
- CSSのコンテナクエリと:has()擬似クラスを使用すると、こんなことができるようになる
- コンテナクエリに基づく相対単位(cqw, cqh, cqi, cqb, cqmin, cqmaxなど)の便利な使い方を解説

CSSアニメーションやエフェクトも一昔前はJavaScriptで実装していたものが、CSSのみで実装できるようになっています。また、去年の暮れに@starting-style
がすべてのブラウザにサポートされ、display: none;
からのアニメーションもできるようなりました。

ファビコンを設置するHTMLも進化しています。2025年現在、最近のデバイスやブラウザに対応させるには3つのアイコンが必要です。
改訂新版 HTML&CSSデザインレシピ集の目次

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改訂新版 HTML&CSSデザインレシピ集の目次

改訂新版 HTML&CSSデザインレシピ集の目次

改訂新版 HTML&CSSデザインレシピ集の目次
目次を見ただけでもそのボリュームに圧倒されたと思います。ボリュームがすごいのでお値段も、、、と思うかもしれませんが、かなり良心的なお値段だと思います。
最近のWebサイトやスマホアプリで見かけたあのテクニックはどうやって実装するの? 次のプロジェクトで使えるアイデアはないかな? など解説書としてもアイデア帳としてもかなり使える一冊です。
献本の御礼
最後に、献本いただいた技術評論社の担当者さまに御礼申し上げます。
当サイトでは随時、献本を受け付けています。
お問い合わせは下記よりお願いいたします。
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