Web制作者として転職する際、その会社の面接で尋ねておきたい質問のまとめ

就職や転職の面接は、面接官が投げかけてくる質問に答えるだけではありません。面接の最後に、「質問はありますか?」と必ず聞かれます。その会社にWeb制作者として就職するにあたって、答えを知っておきたい質問を紹介します。

私は面接を受けたことも、面接官をした経験もあるのですが、どちらの立場でもこれを読んでおけばまた違ったアプローチができたのかな、と思いました。

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10 Questions You Should Ask In A Web Dev Interview
by Milecia McG

下記は各ポイントを意訳したものです。
※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。

はじめに

あなたは就職活動で、重大な局面を迎えたことに気づきました! 就職先から連絡がきて、日時を決め、面接のあらゆる問答を練習し、面接官が投げかけてくる技術的な質問の準備もできています。面接はきっと、うまくいくでしょう。

最後に質問するのはあなたの番です。
面接を終える前に、あなたが答えを知っておくべきいくつかの質問を紹介します。

プロジェクト管理はどのように扱われていますか?

この質問に対する答えで、業務に対する考え方が分かります。会社は適切なプロジェクト管理のプロセスを確立しておく必要があります。そうしないと、大きな混乱が生じます。どのようにタスクを決定するのか、誰がどのタスクを担当するのか、その他思いつくことは何でも説明できることを確認してください。

プロジェクト管理ができていない環境では、プロセスの説明が非常にあいまいになります。優れたプロジェクト管理を実施している会社であれば、誰が何を担当しているのか、どのタスクが残っているのか、そしてその他答えられることを把握しているはずです。

1ヵ月にいくつのプロジェクトに取り組むことができますか?

この質問はあなたが面接している会社のタイプによって異なります。1つのプロジェクトにしか取り組んでいないことが分かっている場合は、1ヵ月に何回スプリントを行っているかなどを尋ねることができます。この質問をする理由は、平均的なワークロードを把握するためです。この質問には良い答えも悪い答えもありません。

ある人に言わせると、1年間のコンサルティング業務は、1つのプロジェクトで2-3年の作業に相当します。これは、コンサルタントが異なるクライアントから複数のプロジェクトに携わっており、それぞれがわずかに異なる設定を持っているため、短時間でさまざまな問題に直面する可能性があるためです。

その一方で、1つのプロジェクトに専念した場合、技術スタックの深くにどのようにして潜り込めたかという話もあります。1つのプロジェクトに集中できるので、そのスタックでより高度なテクニックを身につけることができます。

この質問に対する面接官の答えをどのように解釈するかは、あなたが探しているものによって異なります。

コードを管理するプロセスはどのようなものですか?

いくつかの会社で、そのファイル管理方法に驚くかもしれません。私が知っている会社では、メールの添付ファイルをバックアップに使っていました!😖

バージョン管理にどのようなツールを使用するかは、常に把握しておく必要があります。その会社でGitHubやAzure DevOpsのような一般的なツールを使っているかどうかを調べてください。

私有ソフトウェアなど他のものを使う可能性もありますが、Git関連の可能性が高いです。プルリクエストの承認など、正式なコードレビューの慣習があるかどうかを調べてください。そして、導入プロセスについて質問することを忘れないでください。自動化されたパイプラインがあるかもしれないし、ないかもしれません。

典型的なスプリントはどのくらいですか?

正式な方法論を使用して作業を完了させることを信じていない会社もあり、それが適切に機能している限りは問題はありません。タスクリストを介して移動することを望んでいて欲しいという特別な方法を持っており、それにはある種の時間制限があります。あなたがこの質問で調べようとしているのはそれです。

週に一度のスプリントを行う会社もあれば、月に一度のスプリントを行う会社もあります。重要なのは、特定の期間内に完了すると予想されるタスクの数です。スプリントの長さがわかれば、仕事のペースが分かります。スプリントが短ければ短いほどコードはすぐに作成されますが、長いスプリントでは何もすることができません。🤷‍♀️

チームには何人のデベロッパーがいますか?

何人と一緒に働くのか知りたいですよね? 開発チームの規模から多くのことが分かります。指導があるかどうか、またはほとんど助けを借りずにスピードを上げることが期待されるかどうかも判断できます。これはただの数字です。

大規模なプロジェクトに取り組むデベロッパーが多くなければ、仕事を終わらせることに集中することになります。大きなチームを組むのであれば、彼らから学び、さまざまなタスクをこなす機会があるでしょう。デベロッパーの質を反映しているとは考えないでください。大きなチームは小さなチームよりも効率的ではありません。

デベロッパーには仕事で学ぶ時間がありますか?

わたし達は仕事で必要なものよりも多くのことを学ぶために、時間を割いています。多くの会社が、従業員に仕事で学ぶ時間を与えるのは良い考えであることと気づき始めています。これは、会社があなたの成長のためにどれだけの投資をしようとしているかを示す小さな特典の1つです。

週のうち2, 3時間でも十分です。プログラミングを自習したり、オンラインの講習を受けることもできます。

プロジェクトの標準的な期間はどのくらいですか?

この質問は、彼らがどのように働くかについてが分かる一つの方法です。プロジェクトによっては数週間のものもあれば、数年単位のものもあるでしょう。この答えには良いも悪いもなく、求めるのは別の答えです。会社が説明できなければならないことは、プロジェクトが一定の長さである理由です。

速く動くのが好きな人もいれば、そうでない人もいます。この質問では、ビジネスの側面について学べます。プロジェクトの予算を決定するのは一般的にビジネスの側面であるためです。

離れた場所での勤務はありますか?

通常、Webデベロッパーは仕事で出張する必要はありませんが、その可能性はあります。いくつかの会社では勤務地が離れた場所になるかもしれません。そして、契約する前にそれを知っておく必要があります。これも、その会社の環境に対する考え方をつかむための質問です。

他所に移動するということは、あなたがクライアントの前に立つのに十分なスキルを持っていると思われているということですが、それはあなたがいつでも送られるということも意味します。

休暇はどのように処理されますか?

この質問は、あなたが休暇をどれだけ取れるかという問題ではなく、あなたがいなくてもビジネスがどのように機能するかという問題です。デベロッパーの部署にすべてを知っている人がいて、その人が不在の時には悪いことが何も起きないように祈る人がいます。そういう時こそ、悪いことが起こりそうな時でもあります。

多くの人がその仕事に精通していれば、必要な休暇を取ることができます。そういった環境が整えられているか確かめてください。これは次の質問に繋がります。

緊急時の手順はありますか?

サーバーがダウンした場合、データベースが破損した場合、またはアプリがハッキングされた場合はどのように対応されますか? 会社はこれらのシナリオのために準備ができている緊急プロセスを持つべきです。どうすればよいのか分からないからといって、会社がパニック状態に陥ることを心配する必要はありません(他の理由を心配するべきです)。

データベースのバックアップ頻度について尋ねてください。どのようなセキュリティ対策が実施されているか尋ねてください。これらの質問に対する会社の回答は、彼らがプロジェクトに対してどこまで考えていたかを理解するのに非常に役立ちます。

終わりに

これらは私が尋ねたい質問の一部です。あなたは仕事に対して全く異なる何かを探していて、違う質問をするかもしれません。

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