コードを書く時にモニター1台で作業する利点、便利な機能とショートカットのまとめ

コードを書く時、モニターは1台ですか? それとも2台など複数ですか?
私は2台でやっていたこともありますが、現在は基本的には1台のモニターで作業をしています。最近のモニターは幅が広くなり、2台だと首が疲れるし、1台で2つのウインドウを表示できるのでちょうどよいです。

コードを書く時にモニター1台で作業する利点、便利な機能とショートカットを紹介します。

コードを書く時にモニター1台で作業する利点、便利な機能とショートカットのまとめ

The Complete Guide To Using One Monitor As A Programmer.
by Mahmoud Harmouch

下記は各ポイントを意訳したものです。
※当ブログでの翻訳記事は、元サイト様にライセンスを得て翻訳しています。

はじめに

複数のモニターで作業するよりも1台のモニターの方が優れているかについての議論は何年も続いています。作業環境、ディスプレイのサイズや種類、日常的に使用するアプリケーションの数など、何台のモニターが最適かを決定する際に考慮すべき多くのポイントがあります。

ニーズが何であれ、あなたにぴったりのモニターがあります。モニターにはさまざまなサイズ、形状、解像度があります。最も一般的なモニターは、対角サイズが約30インチです。このサイズはほとんどの人に適しており、標準的な視聴体験を提供します。複数のモニターを使用すると、同時に2つの画面に作業を分散できます。しかし、これは個人の好みの問題であり、実行するタスクによって異なります。

この記事では、毎日の仕事で1台のモニターを使用する利点と、モニターを効率的に利用するためのキーボードショートカットについて解説します。もしあなたがLinuxユーザーなら特にUbuntuを使用している場合は、この記事が間違いなく役立ちます。

1台のモニターで作業する利点

コーディングする際に1台のモニターでは不十分であるというのは、よくある誤解です。実際には、非常に効率的であると言えます。ただし、多くのデベロッパーが複数のモニターを使用しているのも事実です。しかし、コーディングをするデベロッパーの場合、作業を1台のモニターですることは大きなメリットがあります。

1つ目の利点は、デスクスペースを節約できることです。モニターが1台であれば、コーディングや他の作業をするたびにデスクを片付ける心配はありません。デスクが雑然となったり、気が散ることがなくなり、作業に集中しやすくなります。

2つ目の利点は、スクリーンの解像度が十分に高ければ、2つのスクリーン間を行き来せずに、目の前のコードを見やすくできることです。

3つ目の利点は、スクリーンが2つに分割されていないため、脳が目の前のタスクに集中できることです。作業の追跡が容易になり、作業中の明瞭さが増すことを意味します。私は1台の大型モニターを使用していますが、2台目のモニターは別のもの(たとえばブラウザなど)に使用するかもしれません。

4つ目の利点は、スクリーンの占有領域が小さくなるため、マルチタスクがしやすくなることです。つまり、モニターが占めるスペースが小さくなるため、1つのスクリーンに2つも3つもウィンドウを表示させることがなくなります。このため、複数のアプリケーションを常に閉じることなく、簡単に実行できます。たとえば、表計算ソフトを開いたままブラウザを開いて、それらを素早く行き来できます。

最後の利点は、縁が小さくなることで、スクリーンが読みやすくなることです。これは、何かを読んでいるときに目がスクリーンを横切って移動する必要がないことを意味します。目の移動距離が短くなり、より快適に読めます。

1台のモニターで作業する時に便利な機能

複数のモニターではなく、1台のモニターを使用する大きな利点は1つのタスクに集中できることです。

マルチタスクは生産性と効率を低下させるという研究結果があります。また、より多くのストレスや肉体的な苦痛につながる可能性もあります。1台のモニターを使用することで、このようなリスクが軽減されます。これが主な利点の1つです。また、2つのスクリーンを同時に見ようとしたときに目にかかる負担が軽減され、眼精疲労や頭痛が軽減されます。

1台のモニターを使用するメリットは他にもあります。1台ののモニターはより安く、より便利で、マルチタスクに役立ちます。さらに、複数のスクリーンで作業するよりも、1つのスクリーンで作業した方が作業していることを他の人と共有しやすくなります。また、同じスクリーンで2つのオブジェクトを比較することも簡単です。

複数のモニターによる大きな欠点は、専門家が調整した後でも1台のモニターよりも移動や設置が難しいことです。また、スクリーンを正しい位置とサイズに調整する必要もあり、1台のモニターを調整するよりも難しいです。

1台のモニターで作業する時に便利なキーボードショートカット

私が日常的に使用している、アプリケーション間の移動などを容易にするショートカットを紹介します。
キーボードの表記は、Linuxです。

訳者注: WindowsとmacOSのショートカットも追記しました。

  • Super + : アプリのウィンドウを最大化します。
  • Windows + (Windowsの場合)
  • Command + Ctrl + F(macOSの場合)

  • Super + : アプリのウィンドウを右半分に移動します。
  • Windows + (Windowsの場合)
  • macOSでは同等のショートカットはありません。新しくショートカットを設定するか、ウインドウの左上にあるフルスクリーン表示ボタン(グリーン)から右側にタイル表示を選択します。

  • Super + : アプリのウィンドウを最小化・切り離します。
  • Windows + (Windowsの場合)
  • Command + M(macOSの場合)

  • Super + : アプリウィンドウを左半分に移動します。
  • Windows + (Windowsの場合)
  • macOSでは同等のショートカットはありません。新しくショートカットを設定するか、ウインドウの左上にあるフルスクリーン表示ボタン(グリーン)から左側にタイル表示を選択します。

  • Ctrl + Alt + : 前のワークスペースに移動します。
  • Windows + Ctrl + (Windowsの場合、仮想デスクトップ)
  • Ctrl + (macOSの場合、Mission Control)
  • Ctrl + Alt + : 次のワークスペースに移動します。
  • Windows + Ctrl + (Windowsの場合、仮想デスクトップ)
  • Ctrl + (macOSの場合、Mission Control)

  • Alt + Tab: 使用するアプリを切り替えます。
  • Alt + Tab(Windowsの場合)
  • Command + Tab(macOSの場合)

終わりに

この記事は日常業務で1台のモニターを使用するためのガイドです。1台のモニターを使用することの長所、複数台のモニターを使用することの短所について解説しました。また、作業する時に便利なキーボードショートカットを紹介しました。

ハッピーコーディング。またどこかでお会いしましょう。

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